四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

矢岸歩道橋と桜 そして腰越城跡

2024年04月14日 | 花・鳥・風景


「矢岸歩道橋」・・・小川町腰越地内を流れる槻川に架かるトラス橋。この橋の前身は吊り橋で、橋の名
も「東矢岸橋」でしたが、昭和25年のヘリーン台風で消失したため、同じ町内下里の柳町橋を移築したも
のです。
言わばお古の橋梁ですが、古いがゆえに「日本の近代土木遺産ー現存する重要な土木構造物2800選ー」に
選定されています。トラス橋に変わった今も、吊り橋時代のものが幾つか残っています。
この投稿の主題は「矢岸歩道橋」の歴史ではなく、矢岸歩道橋の傍に咲く桜でしたね。今年も綺麗に咲き
ましたので何枚かアップしておきましょう。
 《昨年の投稿での説明文の一部をコぺピしました・・手抜き》


幟の脇に四角のコンクリート柱が見えますが、これは吊橋の主塔の名残りです。以前は Πの字型の主塔が
橋の両側に残され、上部に「矢岸歩道橋」の看板(金網に括られて入りるもの)があったのですが、危険
防止のためか写真のように約1mほどを残して撤去されました。
「日本の近代土木遺産」とは、社団法人土木学会が幕末以降、西洋の近代土木技術が導入されてから第二
次世界大戦以前までに造られた土木施設のうち、現存しているものを近代土木遺産と定義し、全国調査の
結果重要と認められる約2800件を選定したものです。
これらはA,B,Cの3ランクに区分され、Aは国指定文化財クラス、Bは県指定文化財クラス、Cは市区町村
指定文化財、あるいは、国の有形登録文化財クラスを意味していようです。無論、これらの近代土木遺産
の中には文化庁主幹の国指定文化財や自治体指定の文化財指定を受けているものもあるわけです。
この「矢岸歩道橋」はCにランク付けされています。



槻川下流から見た矢岸歩道橋  桜の枝が被っている山が「笠山」




水際には菜の花も




桜の幹のそばに咲くタンポポ  風に舞った花びらが散っています  


矢岸歩道橋の上から槻川左岸の桜を


同上


矢岸歩道橋の上から槻川上流方向


矢岸歩道橋の上からすぐの上流右岸の堤の桜並木


右岸上流の堤から矢岸歩道橋と桜を


同上


同上


同上


右岸から左岸の桜を  手前は右岸にある八重の桜


右岸の八重の桜


矢岸歩道橋の下流左岸の遊歩道から


矢岸歩道橋の下流に架かっている矢岸橋の上から矢岸歩道橋方向を


タイトルに入れたにも関わらずしんがりとなった「腰越城跡」(埼玉県指定史跡)
腰越城 中世後期の天文年間(1532~1555)に築かれた山城 標高188m・比高100m


散策日:令和6年(2024)4月13日(土)

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。