◇延喜式内社◇
社 号:みか神社(みかじんじゃ) ※甕甕神社
旧 称:-
御祭神:・櫛御気野命(くしみけぬのみこと)
・櫛瓺玉命(くしみかたまのみこと)
創 建:不詳
社 格:延喜式内小社・旧県社
例 祭:4月15日 10月15日
指 定:-
鎮座地:埼玉県児玉郡美里町広木1
みか神社の創建年代は不詳ながら、延長5年(927)に作成された延喜式神名帳の武蔵国那賀郡1座
「甕たま神社」(ミカタマノ ジンジャ)に比定される式内小社の古社で、那賀郡総鎮守として崇敬
された旧県社です。那賀郡とは現在の美里町周辺を指します。
社名の「みか」とは酒を造るために用いた大きな甕(かめ)のことで、現在、当社に御神宝とされて
いたと思われる土師器のミカが4個保存ざれているといいます。
みか神社の漢字は難しく、「み」の「瓺」はあるものの「か」はPCでは出てこない漢字で、この神
社だけで使っている漢字とのことです。
中には「か」の字を作字する方もいるようですが、大方の方は平仮名で「みか」と書いていますので、
私も平仮名を使わせていただきます。なお、「全国神社祭祀祭礼総合調査」では甕甕神社と表記して
いるとのことです。
この神社の前は何度も通っており、社号標を見るたびに珍しい漢字の神社だなと思いながら通過して
おりました。過去にも訪れて何枚かの写真を撮ってはあったのですが、記事にするだけの枚数ではな
かったことからあらためて訪問(参拝)してきました。延喜式内社めぐりを兼ねて・・・
国道254号沿いjにある「みか神社」参道入口に建つ『社号標』
『芭蕉句碑』 麦刈りて桑の木はかり残りけり
『社務所』(左)と『鳥居』(右)
写真では見えませんが社務所の向拝の鬼飾りに入っている紋は「左三つ巴」
『鳥居』
『鳥居』と『手水舎』、『神楽殿』
『みか神社説明板』
『手水舎』
手水舎主棟鬼飾りに入っている紋は「左三つ巴」
『水盤』 自然石を上手く利用しているようです
『境内』
『神楽殿』
神楽殿主棟鬼飾りに入っている紋は「十六菊」紋
『拝殿』
『拝殿』 更に近づいて
『狛犬』
拝殿の『扁額』
頭に「正一位」とあるのは享保8年(1723)正一位の神階を授かったということから
拝殿正面を横から
拝殿屋根の大棟にも「十六菊」紋
拝殿主棟鬼飾りには「鬼」が
拝殿を斜めから
『本殿』
本殿主棟と鬼飾りには「左三つ巴」
社務所、手水舎は「左三つ巴」 神楽殿は「十六菊」
拝殿は「十六菊」 そして本殿は「左三つ巴」です
本殿に「左三つ巴」が使われているので当社の神紋は「左三つ巴」と思えますが、ちょっと気になる
こともありましたし、神主さんお聞きすれば解決するのでしょうけれど不在中につきお聞きできませ
んでした。
本殿の彫刻
社殿全景
社殿の右側に並ぶ境内末社
左から【松尾神社・山王神社】【蚕影社・神明神社・天神天満宮】【諏訪神社・産泰社】
石祠群
『地神碑』と言うものだそうです
『遥拝所』
みか神社の社叢林
みか神社の北側にある『摩訶池』畔の『弁天神社』
『摩訶池』 ゴルフ練習場になっていますので池にはゴルフボールがいっぱい
参拝日:令和2年(2020)10月7日(水)
社 号:みか神社(みかじんじゃ) ※甕甕神社
旧 称:-
御祭神:・櫛御気野命(くしみけぬのみこと)
・櫛瓺玉命(くしみかたまのみこと)
創 建:不詳
社 格:延喜式内小社・旧県社
例 祭:4月15日 10月15日
指 定:-
鎮座地:埼玉県児玉郡美里町広木1
みか神社の創建年代は不詳ながら、延長5年(927)に作成された延喜式神名帳の武蔵国那賀郡1座
「甕たま神社」(ミカタマノ ジンジャ)に比定される式内小社の古社で、那賀郡総鎮守として崇敬
された旧県社です。那賀郡とは現在の美里町周辺を指します。
社名の「みか」とは酒を造るために用いた大きな甕(かめ)のことで、現在、当社に御神宝とされて
いたと思われる土師器のミカが4個保存ざれているといいます。
みか神社の漢字は難しく、「み」の「瓺」はあるものの「か」はPCでは出てこない漢字で、この神
社だけで使っている漢字とのことです。
中には「か」の字を作字する方もいるようですが、大方の方は平仮名で「みか」と書いていますので、
私も平仮名を使わせていただきます。なお、「全国神社祭祀祭礼総合調査」では甕甕神社と表記して
いるとのことです。
この神社の前は何度も通っており、社号標を見るたびに珍しい漢字の神社だなと思いながら通過して
おりました。過去にも訪れて何枚かの写真を撮ってはあったのですが、記事にするだけの枚数ではな
かったことからあらためて訪問(参拝)してきました。延喜式内社めぐりを兼ねて・・・
国道254号沿いjにある「みか神社」参道入口に建つ『社号標』
『芭蕉句碑』 麦刈りて桑の木はかり残りけり
『社務所』(左)と『鳥居』(右)
写真では見えませんが社務所の向拝の鬼飾りに入っている紋は「左三つ巴」
『鳥居』
『鳥居』と『手水舎』、『神楽殿』
『みか神社説明板』
みか神社 所在地 児玉郡美里村大字広木 みか神社の創立年代は不詳であるが、醍醐天皇の延喜式神明帳に登載されている古い社で、祭神に. 櫛御気野命、櫛みか玉命の二神が祀られている。江戸時代の享保八年(一七二三)に正一位を授けら れたと伝えられ、宝暦八年(一七五八)に建設された境内の碑にも「正一位みかの神社」とある。現 在の社殿は宝暦十三年に再建したもので、これを記した棟札が残っている。 社名のみかとは酒を造るために用いた大きな甕(かめ)のことで、現在、当社に御神宝とされていた と思われる。土師器のミカが四個保存ざれている。 例祭は、毎年四月十三日と十月十五日に行われ、以前は秋の例祭に新米で濁酒を二瓶造り、これを 神前に奉納して、その一つは翠春の参拝者に分け与え、他の一つは秋の例祭のときに新調したものと 交換していた。現在は清酒を奉納し、これを御供物として参拝者に分け与えている。 昭和五十八年三月 埼 玉 県 |
『手水舎』
手水舎主棟鬼飾りに入っている紋は「左三つ巴」
『水盤』 自然石を上手く利用しているようです
『境内』
『神楽殿』
神楽殿主棟鬼飾りに入っている紋は「十六菊」紋
『拝殿』
『拝殿』 更に近づいて
『狛犬』
拝殿の『扁額』
頭に「正一位」とあるのは享保8年(1723)正一位の神階を授かったということから
拝殿正面を横から
拝殿屋根の大棟にも「十六菊」紋
拝殿主棟鬼飾りには「鬼」が
拝殿を斜めから
『本殿』
本殿主棟と鬼飾りには「左三つ巴」
社務所、手水舎は「左三つ巴」 神楽殿は「十六菊」
拝殿は「十六菊」 そして本殿は「左三つ巴」です
本殿に「左三つ巴」が使われているので当社の神紋は「左三つ巴」と思えますが、ちょっと気になる
こともありましたし、神主さんお聞きすれば解決するのでしょうけれど不在中につきお聞きできませ
んでした。
本殿の彫刻
社殿全景
社殿の右側に並ぶ境内末社
左から【松尾神社・山王神社】【蚕影社・神明神社・天神天満宮】【諏訪神社・産泰社】
石祠群
『地神碑』と言うものだそうです
『遥拝所』
みか神社の社叢林
みか神社の北側にある『摩訶池』畔の『弁天神社』
『摩訶池』 ゴルフ練習場になっていますので池にはゴルフボールがいっぱい
参拝日:令和2年(2020)10月7日(水)
書けるか?と言うと自信の無いですね。
今日、貴blogで以前ご紹介されていたときがわ町の慈光寺に行こうと嵐山までは行ったですが、俳句本の読み込みに時間が掛かり、断念して史跡の博物館と菅谷館遺跡を見て参りました。
何か慈光寺のアドバイス頂ければ幸いです。
後鳥羽院が、九条良経の死を悼み、お経を奉納したとか。まさに新古今の話なので、又チャンスを見つけて行こうと思います。
今度の大河ドラマは、鎌倉で畠山重忠や比企能員が出るとか。武蔵の武士団がどう描かれるか興味津々です。
拙句
重忠の館荒むる枯野かな
慈光寺に関してアドバイスするほどの知識は持ち合わせておらず申し訳ありません。
宝物殿(有料)のほかに無料の般若心経堂がありますのでそちらの見学も如何でしょうか?
熊谷市に「三ヶ尻」という地名がありますが、元は「𤭖尻」であったとのようです。
大河ドラマ楽しみですね。ただ、畠山重忠役の役者が畠山重忠を知らなかったと言うようなコメントをしていましたが、地元の人間は知ってて当たり前でも、知らない人も多いようです。
大姫も出るようですから清水冠者義高も登場するのでしょうね。