9月の満月、月餅の思い出。
11年前、1994年9月上海。
ワシは故御師匠様に随行して中国にいた。
国際気功シンポジュウムがあった。
もちろんワシは単なる参加者だ。
故関英夫先生や帯津先生や深野先生が一緒だった。
御師匠様や先生方は発表者やゲストだった。
故関先生とは成田空港で個人的なお話ができた。
ワシには、貴重な時間だった。
おだやかで、やわらかで、万物に興味をもたれる優しさ。
故関先生はワシの目指す方向となった。
二人の御師匠様も目指す方向。
ダライ・ラマ法王に敬服し、
マザー・テレサ聖女に平伏し、
ヒュギエイアを崇めたて、
若ぇね~ちゃん以外のオナゴを愛で、
犬もネコも妖怪も雑多な神様も抱きしめる。
ワシはこうして節操無いオトコとなる・・・。
ちょうど旧8月15日にあたっていたらしい。
満月の祭りだ。
中国でも特別な日だ。
月餅ってそういう日の御馳走だったのだ。
食べた。
!!・・・ポト!。
目からウロコが落ちた。
御師匠様達と出会って、何度ウロコを落とすのか。
ワシの目はウロコだらけだったのね・・・。
ウロコというけど・・・垢だったりして・・・。
メチャクチャ、う、美味い。
(もっとも、ワシは普段が粗食すぎるからなぁ・・・)
それまで日本で食べたのは月餅という名の御菓子。
モドキでもニセモノでもない御菓子。
だって、全く別物だからニセモノにもならない。
後から知った。
この日は中国の人には特別な想いがある。
だから作る時に「氣」が入る。
日本人が作るモノや日本向けのモノとは別物だ。
どんなモノでもホンモノと出会うのはラッキーだ。
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」