高みに上ろうとする人がいる。
ワシも時々上ろうとする。
だが、ワシは低いところも面白いと思う。
どちらも興味があるからだ。
高いだけが価値があるわけじゃない。
趣味の問題だ。
上ろうと潜ろうと好きにしてくれ。
ワシも気ママに愉しんでいる。
ワシは上品も下品も愉しめる。
エライ人達の勘違いがある。
「人は進化するべきだ」
だからレベルを上げるのだそうだ。
エライ人達は・・・自分勝手だなぁ・・・。
何となく、威張るし・・・。
(注:ワシの事は押入れに・・・)
闇(病)に苦しむ人達と接する。
すると、自分の勝手さに気づく。
自分の薄情さに気づく。
そうしてワシは病み人から教わる。
こんなワシにも気づきを与えてくれる。
更にお金までくれるのだ・・・。
病み人こそ、偉いと思う。
高みにいる人が偉いとは思えないが、
闇(病)の底にいる人は偉いと思える。
ワシの代わりに苦しんでくれている。
そう思う事が幾多もある。
ワシはプロだと意識できたのは、
高みを目指す間違いに気づいてからだ。
高いも低いも底も関係ないぜ。
人もケモノも妖怪もモノも関係ないぜ。
時間も空間も業も関係ないぜ。
ただ、一点のみ。
「こだわる」か「こだわらない」かだ。
誰でも、いつでも、何処でも成れる。
幸せに成れる。
努力も才能もその他の条件もいらない。
そうでなくては、変だろ?
特に「正しさ」。
これに「こだわる」と自他に苦しみを招く。
「正しさ」は理屈で説こうとする。
「理」は融通無碍なモノなのだぜ。
法則は固定されている、という固定概念。
いいかげんに、気づけよなぁ・・・。
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」