水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

価値・7

2005-12-24 22:16:45 | Weblog

病がある。
病からの回復がある。
回復の価値がある。
回復の依頼は対価を支払う。
通常はお金で支払う。

対価はお金でなくてもいい。
モノや行為でもいい。
だが等価として支払うから回復がある。
支払いを値切ったら・・・。

何も等価以上に支払う事はない。
もちろん支払ってもかまわない。
それは好みの問題だ。
だが等価以下に値切るのはマズイぞ。
回復が値切られてしまう。

ワシも最初は解らなかった。
無償で治療するのはいい事だと思っていた。
浅い病なら、それでもいい。
ところが深い(複雑な)病は回復しない。
その関係が観えていなかった・・・。

故御師匠様も試した事があった。
難病、奇病の人は経済的にも苦しい。
苦しい人の心が充分感じてしまう。
だから出来る限り安く設定した事があった。

結果は思ったように回復しない。
回復の値段も最適な金額がある事を知った。
病の回復は「双方の思い」の合体波動による。
勝手に安くしては、病い人の為にならないのだ。
ちょっと高いと感じる程度がいいようだ。

意識は安いと「本気」が薄れる癖がある。
複雑な病は「本気」で向かわないと回復しない。
人は「値段」に「価値」の判断をゆだねている。
ここを理解しないと病い人も治療者も迷宮だ。

ワシの尊敬する故関英夫先生からも注意された。
「治療費はキチンといただきなさい。
それは苦しむ病人の為なんだよ」
言われた事を理解するのに数年を要した。

だがワシは不マジメでいいかげんだ。
値切りたいのなら、値切ってもいいと思っている。
その都度、丁寧に解説するのはメンドウだ。
その回復が遅れるだけだ。
いつか気づけばいいや。
「病はいろいろな気づき」を内蔵しているんだぜ。


(本館は 「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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