水上陽平の独善雑記

水上陽平流の表現でいろいろな事を書いています。本館は http://iiki.desu.jp/ 「氣の空間」

価値・8

2005-12-25 20:46:42 | Weblog

現代の日本人は特に価値を値段に頼っている。
見えないモノを受け止める感性が鈍っている。
それはしょうがないかもしれない。
徐々に感性を高めればいいや。
感性は「幸せ」と深い係わりがある。

だが品物と同じ感覚で価値を扱ったら間違いだ。
支払いは「安く」したい。
それは見える品物を購入する場合の意識だ。
見えないモノとの係わりに持ち込んでは間違う。
係わる意味が無くなる事さえある。

病からの回復。
お金次第という意味ではない。
金額にこだわっているのは病い人なのだ。
本来は治療するのに金額は関係無い。
回復への価値を決めるのは病い人側なのだ。

では本当に貧しい人はどうか?
インドでは何も無いストリートピープルがいる。
道に病で倒れている人がいる。
故マザーテレサは無償で何十年も係わった。
多くの人達が身体と心を回復していった。
お金も払わずに、払えずに。

再びキリちゃん(イエス)の言葉を引用しよう。
「貧しい者はラッキーだぜぃ。
幸せの鍵を握っているんだからなぁ」
見えるモノは何も持ってない。
だから見えないモノを精一杯活用する。
ここに幸せへの鍵がある。

治療や介護するマザーテレサファミリー。
彼女達も何も持たない人達だ。
全財産が着替えとそれを洗濯するバケツのみ。
介護や治療された貧しい人達。
何をもって等価して支払うか。

治療は病み人側も等価のモノを交換して成り立つ。
これは金持ちも貧乏人も同じだ。
この世のシステムだからしょうがない。
モンクはグレちゃん(創造主)に言ってくれ。
ワシは何のギモンもモンクもない。

お金で支払う人が圧倒的に多いだろう。
だがインドの貧しき人達は「感謝」で支払った。
「(真の)感謝」は双方に影響し合う力が働く。
ワシは(ラッキーなことに)この大きな力を知った。


(本館は 「氣の空間・氣功療法院」
コメント
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