ある気功師・400
当日の朝、それぞれが正装ほどではない衣服にした。
初めて法王の住んでいる建物に行く。
門の前に二人の警護人がいる。
フランス兵、あるいはフランス人のプロ警護員。
だが、どう見ても塀はそれほど高くない。
二人だけしかいない警護人も堅牢な守りとはいえない。
某〇国などからの暗殺者は何度も何度もあるようだ。
それにしては、とても危うく感じる。
おそらく、法王の指示だろう。
この警護人さえ置きたくないに違いない。
門の中に入ると、すぐ控え所がある。
更に中に入る前のチェック施設だ。
ここでボディチェックを受ける。
手持ちのバックなども調べられる。
それも、実に簡単なものだ。
(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
ブログだけなら楽天「水上陽平の独善世界」検索が読みやすい)