ある気功師・402
手荷物を待機所に置いて、案内役の僧侶に付いていく。
講堂のような大きな部屋に案内された。
講壇の手前に半円状に椅子が並べられていた。
講壇にかなり近いな、と感じた。
椅子は三重になっていた。
我先にと一番前の椅子に座る人で一度は満席になる。
だが和子先生が質問者などの為、場所を入れ替えた。
気の弱い私も後ろに弾き飛ばされていた。
その私も和子先生が一番前に座るよう指示してくれた。
やがて、ついに、本物のダライラマ法王が現れた。
数名の僧侶と共に静かに歩いてくる。
大柄の偏袒右肩(へんだんうけん)が決まっている。
(左肩に衣をかけ、右肩を露わにした装着姿)
少し前かがみ気味で、ゆったりとした歩き方だ。
(本館は、HP「気の空間・氣功療法院」検索
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