我が家の「生命の源」は、自然水を使っています。
名水と云っても、全国的なバランスも考慮された「名水100選」もあれば、谷川の水等、あまた有りますが、私が、時々汲みに行くのは「これぞ名水、ほんとうに美味しい」、お勧めの国立公園・大山の麓に湧き出る泉です。
「真名井の泉」と「本宮の泉」の水です。
昔から地域の生活に深く根差し、代々、地域の人に大切に守られてきた水で、水車が回り、春にはバイカモの白い可憐な花が水中に咲き、ニジマスが泳いでいて、そこの空気に触れるだけで、心の中まできれいに洗い流される様な気がします。
そもそも、「バイカモ(水草)の花が咲く泉」と云うだけで、「きれいで美味しい」と言える自然水では無いでしょうか。
名水100選かどうかは別にしても、昔はどこの田舎の村でも、深い山の裾野に湧き出る泉は、ほとんどが飲料に利用され、地域の貴重な生活用水となっていたものです。
だから、全国には隠れた名水はまだまだ沢山あります。
この水を使って作る、料理、ご飯、お茶、珈琲いずれも、どこか一味違う気がします。
毎日口にする、水・塩・野菜等には、これからもこだわってゆきたいと思います。