タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

バイカモの、白い花咲く、自然水。

2011-12-12 | 風景

 我が家の「生命の源」は、自然水を使っています。

 名水と云っても、全国的なバランスも考慮された「名水100選」もあれば、谷川の水等、あまた有りますが、私が、時々汲みに行くのは「これぞ名水、ほんとうに美味しい」、お勧めの国立公園・大山の麓に湧き出る泉です。

 「真名井の泉」と「本宮の泉」の水です。

 昔から地域の生活に深く根差し、代々、地域の人に大切に守られてきた水で、水車が回り、春にはバイカモの白い可憐な花が水中に咲き、ニジマスが泳いでいて、そこの空気に触れるだけで、心の中まできれいに洗い流される様な気がします。

 そもそも、「バイカモ(水草)の花が咲く泉」と云うだけで、「きれいで美味しい」と言える自然水では無いでしょうか。

 名水100選かどうかは別にしても、昔はどこの田舎の村でも、深い山の裾野に湧き出る泉は、ほとんどが飲料に利用され、地域の貴重な生活用水となっていたものです。

 だから、全国には隠れた名水はまだまだ沢山あります。

 この水を使って作る、料理、ご飯、お茶、珈琲いずれも、どこか一味違う気がします。

 毎日口にする、水・塩・野菜等には、これからもこだわってゆきたいと思います。

 

 

 


ワカサギや、しらうお、シジミ、何処行った。

2011-12-12 | 風景

「宍道湖七珍」の一つ、ワカサギ釣りの季節です。(出雲地方ではアマサギとも言います)

 昔は、自分で釣ってきたものを食卓に載せていましたが、先日、思い出した様に霙の降る中を、出掛けてみましたが全く釣れず、これは内緒でお店に立ち寄って買ってきたワカサギです。

 お店の人の話では、10数年前の猛暑の年に、ワカサギが大量死して以来、資源回復がままならず、関係者の間では、宍道湖のワカサギも「幻の魚」になるのではないかと心配されているとのこと。

 宍道湖は、ワカサギ生息南限にあたり、地球温暖化の影響?による水温の上昇が、資源回復を阻んでいるのではないか、とも言われているようです。

 ワカサギ・バンク(ため池)による、ふ化・放流努力もされている様ですが、これもなかなか大変。

 宍道湖では、他にも全国一の生産量を誇るシジミの、個体数も激減しており漁獲制限中、またシラウオも、最近ではあまり姿が見られなくなりました。

 こうして見ると、とりわけ小さな生物にとっては、生息環境の少しの変化でも(温暖化)、まさに死活問題となっている感がします。

 今回のワカサギ釣りは、自然保護の大切さを、身をもって感じる大きな釣果となった次第です。

 我々人一人が、自分でできる環境保護について、考え実践することが大切ですね。

 アマサギの「玉子とじ」「てんぷら」、昔から親しんできた味で、美味しいですね。