タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

バタデンに、夢と希望を、乗せて発つ。

2012-01-11 | 風景

 「RAILWAYS」~48歳で電車の運転手になった男の物語~中井貴一主演

この映画の舞台となった一畑電鉄・通称「バタデン・デハ二50」は、宍道湖岸を、

春には菜の花、チュウリップの斐川平野を、夏にはひまわりと点在する築地松を、

秋は宍道湖の真っ赤な夕日を、そして冬は一面銀世界の平野を、四季折々に、

美しい大自然に包まれ、「ガタン、ゴトン」とレールのきしみを残して、90年間も走り

続けている電車です。

このデハニ50(今は走っていません)には、特別な思い出があります。

昭和38年春、電鉄出雲駅から、この電車に乗って社会人としての第一歩を記した

からです。

その日はよく晴れた朝で、菜の花が一面、咲き乱れる中を、新世界への「夢と希望」

そして、ほんの少しの不安を乗せ、ほんとうに清々しい気持で旅立った事が、つい

先日のことの様に、強く心に残っています。

「ガタン・ゴトン・ガタン・ゴトン」と夢を乗せて、、、

(ミカちゃん日記)

(お父さんの目を見て、小さな声でお話しているところです)

「ゴハンガ、オソイトキ、サンポノジカンガキテ、モツレテイッテ、クレソウモナ

イトキ、コノ、オクノテヲ、ツカッテ、ヨウキュウスルト、タイテイノコトハ、ヤッテ

クレマス」