タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

雪解けて、峡谷の宿、母かえる。

2012-01-30 | 風景

詩人・大町桂月をして、「山陰の耶馬渓」と言わしめた、出雲立久恵峡の冬

の風情です。

若葉や紅葉の彩を脱ぎ捨て、寒々とした冬木立の上、天空に切り立つ断崖

絶壁の峡谷は、鋭ささえ感じる絶景を成しています。

雪解けの青く澄み切った淵に、その姿を映し、名勝天然記念物に指定されて

います。

ここから神戸川沿いの道を、車で遡ること約15分、「出雲風土記」に記される

須佐之男命を御祭神とする、須佐の郷「須佐神社」があり、命の終焉の地と

されています。(私の、御生誕の地でもあります??)

それにしても、景色は見る角度、季節、時間によって、どれ一つ同じものは無い

と言われますが、見る者の心模様によっても、随分と違って映るものですネ。

この日は、母の法要で訪れましたが、雪も溶けこの冬一番の好天に恵まれま

した。