我が家は、松江市の橋北(大橋川を境界に南北)地区の、そのまた北の山裾に位置
する小高い丘の上にあります。
起床と同時に全ての窓を開け放ち、空気を入れ替えるのが、昔から家内の習慣とな
っています。(どんなに寒くても)
冬には、寒くてちょっと閉口しますが、それでも朝イチに新しいオゾンを胸一杯に吸い
込むのは、悪い気分ではありません。
窓から橋南の方角を望むと、正面に松江城と城の森が霞んで見え、松江の城下の街
を、樹間に見渡すことができ、遠く橋南の幾重にも重なる山並みの背後に、朝日が昇
り、また暮れなずむ美しい光景を眺めることもできます。
今朝も、山並みの向こうの空は、黄金色に染まり「さぁー、これから全てが動き出すぞ
~」と、思わずお陽さまに手を合わせ一日が始まります。
現役で忙しく立ち働いていた頃には、こんな感慨もなかったように思います。
歳を重ねて初めて見えるものが、こんな近いところにもありました。
~貴方にとって、今日も良い一日でありますように~