玄関先のプランターの中で、純白の釣り鐘(鈴)状のスズランの花が、ところ狭しと咲いています。
この花は、外形の可憐で清楚、弱々しい花のイメージとは少し違って、この花を一度地面に下ろすと、
雪の頃にはすっかり葉が枯れて、一見地上から姿を消し、途絶えたように見えますが、春先になると、
“どっこい元気ですよ“とばかりに、一斉にタケノコの様に芽吹き、見る見る間に広い葉を広げて、若葉
の頃には鈴生りに真っ白い花を咲かせます。
花言葉も『幸福の再来・乙女の祈り・純粋』等とされ、別名を“君影草“の美しい名で呼ばれています。
絵にに描くと、とても可憐でデリケート感が伝わってきます。
スズランはフランスでは「マリアの涙」「おとめ(処女マリア)の花」と呼ばれる ことがあるようです。
結婚式や葬送の飾りとして、~幸福は一層喜ばしいものに・・・悲しい心を慰める花~として、多くの人
々に愛されています。
イギリスでは、5月1日を“スズランの日“とし、この日にスズランの花束を贈られた人に、幸福が訪れる
といわれています。
そしてキリスト教やイギリスには、
「ある日、若いレオナルドは森の奥に迷い込み、ドラゴンにおそわれました、火を吐いておそいかかるド
ラゴン・・・剣を抜いて必死に防戦するレオナルド。
三日三晩、血みどろの格闘の末、やっとドラゴンを倒しました、しかし自身もおびただしい傷を受け、その
血があたり一面のの草を染めました。
ところがその血のあとに、いつの間にか香りもゆかしいスズランの花が咲いていたのです。
これは森の妖精が彼の清らかで勇敢な心をほめて咲かせた花なのでした。」
そんな伝説が残されています。
~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~
今日はいいお天気、広い野原や砂浜で思い切り遊びました
(邪魔な首輪をちょっとだけ外してもらって)