タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

~沖縄首里・金城町の石畳・石垣道を行く~

2014-05-18 | 風景

琉球王朝の王都の城下町だった、金城町の石畳道をそぞろ歩く。

琉球石灰岩を敷き詰めた石畳や石垣の古道は、今は約300米だけが残って

おり、王朝時代には、首里城から延長10キロにわたり、「真珠道:まだまみち」と呼ばれてい

たそうだが、先の大戦でその大半うを失っている。)、また狭い坂道を下りていくの途中、

赤瓦の屋根に漆喰を塗り込めた、沖縄独特の赤白模様の古民家と共に“沖縄

の歴史遺産“として大切に保存されている。(この道は、NHKドラマ「ちゅらさん」のの

自宅として、道沿いの民家が使われたことから、多くの人が訪れる様になったとのこと・・・

元々この道は、首里城の石畳や城壁・石垣と同じ、白い道であったであろうが、

い歳月を経て、今ではところどころが黒く変色し、普通の石垣様の色になっ

きていいる。

それでも日本古来のお城の石垣とは、随分違い白くとても柔らかな感じを受け

積みである。

ここも坂道の脇から、ハイビスカスやブーゲンビリアの花がしだれ咲き、また南

国特有のパパイヤ等が実を着けている。 

今回の沖縄の旅で思ったのは、“首里を知らずして沖縄を語るなかれ“・・・やは

り沖縄の今昔が集約された、この地を訪ねられる事をお勧めしたい。

                     金城町の石畳・石垣道

      道の脇には、パパイアの実が生り、野朝顔の花が咲いていた

~神が降りて願いを聞いてくれると言われる拝所、『大アカギ』が神木~

推定樹齢300年の巨木(国の天然記念物)で、この辺りは戦火から逃れた

地で、昔のままの森の面影を今に残している。