バラのアーチを潜って中庭に入る折、“甘~い香り“が・・・・・見上げると、モッコウバラ
に絡み付いた、黄色いジャスミンの花が咲き始めていました。
さすがに「香りの王」と、言われるだけあって、少し離れたところからでも「私はここに咲
いていますよ」・・・とそのロマンティックな香りが漂い開花を知らせてくれます。
この強い香りが身にまとわりつくことから、その可憐な姿とはちょっと違った・・・・“私は
あなたにまとわりついていく“ 等と言う情熱的な花言葉をいただいています。
ジャスミンイから「香水」が連想されるように、この花はなんとなく女性の花の様な気が
します。
原産地のインドでは、愛のシンボルとされていて、「愛の花」と呼ばれ、女性達は恋人
から贈られたジャスミンの花を、愛の証として髪の毛に編み込む習慣が今も残ってい
る様です。
あの“世紀の美女“クレオパトラも、ジャスミンの甘く魅惑的な香りを利用して、男性に
近づこうとしたという逸話も残っているようです。
香水にはもう縁がありませんが、せめてこの時季、ジャスミンの一枝を辺に差し、転寝
などしてみたい陽気ですネ。
~今日も良い一日であります様に~