ムラサキシキブ(紫式部)
これはムラサキシキブ(紫式部)ではなくて、コムラサキ(小紫)という。
今の時期庭の片隅などで、きれいな濃い紫色の実を、鈴生りに枝垂れています。
一般に家の庭などに植えて楽しんでいるのがコムラサキ(小紫)、本来のムラサ
キシキブ(紫式部)は、実がまばらに着くのがコムラサキとの違い(特徴)で、樹も
もっと大きくなる。
ムラサキシキブの名の由来は、きっときれいな紫色の実に寄せる語呂合わせな
のだろう。などと見る人それぞれに思いを巡らす。
いやいやそうではなくて、元々は実をびっしり着けることから「紫重実・紫敷き実」
、すなわちムラサキシキミ(紫敷き実)と呼ばれていたたものが、いつの頃からか
清楚な紫の実の美しさから、平安の昔「源氏物語」作者で歌人、美才女であった
「紫式部」に喩えたとの説がある。
また別の名を、紫の実の多さから、ミムラサキ(実紫)とも呼ぶそうな。
花言葉も『上品』とか。
初夏から夏にかけて咲く、ムラサキシキブの花
~今日も良い一日であります様に~