数年前から、我が家の年中行事の一つとなっている、吊るし柿作り。
昨日、実家の兄が姪と一緒に吊るし柿用の柿を、どっさりと持って来て
くれた。
例年、産地の人の世話で入手して作るのだが、今年は量が半端ではな
い。
早いうちにと、早速柿の皮剥ぎに取り掛かったが、今年は料理用に使っ
ている皮剥ぎ器を使って見た。
これがなかなか具合が良く、綺麗に剥ぐことができた。 人が勧めること
はやって見ることだ。
しかし何分、量が多いから母さん(家内)と夜なべして~、の唱歌よろ
しく、作業に熱中し、フッと気が付くと既に日付は変わっていた。
まだ気温が高いため、朝夕涼しい場所に移して干す作業が、なかなか大
変だ。
この吊るし柿、江戸の昔には参勤交代の旅の保存食で重宝されたとか「
一つ食べれば一里(4キロ)行ける」さえ言われたとか、お天道様が引き出
してくれる、自然の甘さいっぱいのエネルギー源である。
~今日も良い一日であります様に~
トニーベネットノ「スマイル」をどうぞ