なんと云う名の、百合の花なんでしょうか。
3年前の初夏、散歩の途中に農家の庭先に、たくさん咲いている中から、
一本だけおし頂いて帰ってスケッチしたものです。
術後の、まだ体調は芳しくない時期でしたが、久し振りに気持ちの良い、小
春日和の日に、絵筆をとった記憶があります。
当時の心境は、闇夜にヘッドライトの明り一つで「取り敢えず、明りが見え
る所まで行って見よう。」と言う、誠に心許ない(おぼつかない)心境でした。
そんな日常にあって、百合の花の心地よい香りには、とても心癒されるもの
がありました。
今日UPした、福山雅春の「ユリの花」 の歌も、彼が長崎に住まわれている
お母さんに、「産んでくれてありがとう」の気持ちを添えて、毎年、誕生日に
贈る百合の、花言葉が「子から親への愛」だと云うことから、「誕生日には
真白な百合を」というタイトルが付けられたそうです。
我々の生活に潤いを与えてくれる、そんな花々を人々は愛して止みませ
ん。
今日も良い一日でありますように
誕生日には真っ白な百合を
(福山雅春詩・曲)
あなたがくれたこの名前はいくつの願い込められてるの
そこから見える私の素顔は誇れるものですか
あんなに嫌いで飛び出した故郷(ふるさと)
家族の声もただ重くて苛立っていたよ
そんな姿はあなたからすれば泣き続けた幼子のころと変わりはなく
いくつになっても同じだと子ども扱いするばかりで
認めてくれる言葉もないまま会えなくなるなんて
年に一度の誕生日だから照れずに言うよ「産んでくれてありがとう」
あなたがくれたこの心は優しい人を選びました
自分じゃなくて家族の笑顔を願ってる人
いつか会ってください
真白な百合を写真に飾ろう
聞いてもいいかな認めてくれるかなこの生き方を
福山雅春の「ユリの花」