夜霧のブルース:宇崎竜童
再び「エナガ」の押し競まんじゅう(雛団子)です。 車で小高い山の中腹辺りをゆっくりと走行中、クヌギの木の高枝に、12~3羽のエナガの雛が重なり合って留まっているのを発見しました。 小さな小さな囀りから、こんなに小さな鳥を見付けたのですから、これをUPせずして何をする。(笑) エナガは、一腹7から12個の卵を産み孵化させる様ですから、これは全て雛だと思います。 だからでしょう。。。「雛団子」とはよく言ったものです。(笑) よく観察していると、二羽の親鳥が近くのクヌギの花に寄ってくる虫を、足しげく雛に運んで与えています。 巣立ちはしたものの、まだ自分で餌を捕食するのは無理でしょうか。 エナガは、抱卵も親鳥が協力し合ってするそうですが、こうして育雛も共同作業の様です。 エナガをこのところよく見掛けますが、繁殖期の関係もあるのでしょうか。(本来エナガは留鳥・漂鳥で、一年を通じて見られる鳥です。) 直ぐ近くの枯れ木では、コゲラが嘴で コッ コッ コッ と音を立てて、朽ち木に穴を開けて虫を捕食していました。
撮影 2019・4・21 松江市法吉町
☟左端は親鳥です。
☟これも親鳥。 雛に餌を運んだ直後です。
☟親鳥 ☟雛団子
です。身を寄せ合って小さく生きる。 親子の絆の強さを感じ、微笑ましい「鳥撮り」」となりました。 生きとし生けるものすべからく「命」の誕生と継承には、特別な感動を覚えます。