~小雨降る中、庭の片隅にひっそりと咲く今朝のバラ~
松江城の内堀、水面スレスにツバメが一羽、行ったり来たりしながら「ツバメ返し」に飛んでいます。 巌流島の決闘で敗れた、あの佐々木小次郎の秘剣「ツバメ返しの剣」は、このツバメの様に、縦横無尽に飛ぶ姿を見て、編み出されたのではないでしょうか。
一方、堀川の岸辺では「 セグロセキレイ」が一羽、珍しくも 羽繕い&伸び伸び をしています。
この「セグロセキレイ」、海外バードウォッチャーの人気者の様です。
全長21cm。 全体が白黒模様のセキレイの仲間の鳥。 頭から背と胸は黒色で、頭の黒色の中に額の白色が良く目立ちます。 翼は白色部分が多く、腹は白色なので、飛ぶと白い鳥に見えます。 着地の折には腰を上下に振ることが多く、セキレイ類の特徴の一つになっています。 最近になって韓国での繁殖例が知られましたが、世界的には日本特産種と言ってよいでしょう。 北海道から九州までの河川や池沼畔などに棲息し、海岸には出ません。飛行は上下に揺れる波型を描き、その時には「ジジッ ジジッ」といった濁った声を出しています。 近年、日本では急速に分布を拡げている「ハクセキレイ」との軋轢(あつれき)があり、個体数が減少する傾向にある様です。 ~出典:サントリー愛鳥活動より~