世界の野鳥の、ことども
この鳥は、「コトドリ」コトドリ科に属する野鳥で、オーストラリア東海岸、を中心に、森林地帯に生息する。 1950年前後に移入された。 オーストラリア固有種の野鳥。
地上で、腐葉土や腐った木の枝を、脚で後ろに掻き出しながら、地中の昆虫やミミズなどの無脊椎動物を探しだし捕食する。 繁殖期になると雄は、1mほどの塚を落ち葉や枯れ木などをかき集めて作り、その上で求愛行動を行う。 求愛行動は飾り羽のついた尾羽を上に持ち上げ、飾り羽を自分の体の上に覆うようにし、他の鳥類の鳴き声をまねながらダンスをする。
個体によっては人が発する言語の他、カメラのシャッター音、チェーンソーの音、車のブレーキ音など人工的な音を真似出来る事も知られている。 雌は1羽で巣を作り、一回の産卵で1つの卵を産み、子育てを行う。 中でも最大の特徴は、鳴き真似では、オウム・キュウカンチョウ・インコ等よりも、ダントツの鳴き真似上手で、オーストラリアの貨幣や切手にもなっているそうです。
(写真はお借りして来ました。)
この長い爪で、ミミズなどを掻き出し、捕食するそうな。
世界にはまだまだ知らない野鳥が沢山居ます。
つづく
野 兎(ニホンノウサギ)
昨日、山道を超えて海へと向かう途中でのこと、車の前を黒い影が、突然飛び跳ねながら横切ったのです。 よく見ると「野 兎」でした。 もう少しで轢きそうになりました。 車を停めても逃げません。 帰宅後、画像処理の過程で気付きました。 少しお腹が膨らんでおり。 お腹に赤ちゃんが居る「ニホンノウサギ」みたいです。 危害を加えられる恐れが無いと、判断したのでしょうか。 道路をピョンピョンと横切って、もとの草むらに戻って行き、しばらく蔓草の葉(ムベの葉)を食べていましたが・・・また藪の中に消えて行きました。
ガードレールの下を潜って、藪へ消えて行くかと思いきや・・・
もと来た道へ脱兎のごとく戻って行き・・・
しばらくの間、蔓草(ムベの葉)をムシャムシャ食べていましたが、その内、雑木林の中に消えて行きました。
やがて来る、出産のために備えて、栄養をとっていたのでしょうか。
・・・豆知識・・・
二ホンノウサギの中には : キュウシュウノウサギ(長崎)・トウホクノウサギ(東北・日本海側)・サドノウサギ(佐渡島)・オキノウサギ(隠岐諸島)の四種類があるそうです。
東北地方や日本海側の積雪地帯、佐渡島の個体群は、冬季に全身の毛衣が白くなる。 積雪する地域では、秋頃より体毛の色が抜け落ちはじめ、冬には耳介の先端の黒い体毛部分を除き白化し、早春頃より白い体毛が抜け、徐々に赤褐色から茶褐色の体毛が生えてくる。
主に低山地から山地の草原や森林などに生息する。 群れは形成せず単独で生活する。 特定の巣は持たないが、ねぐらを中心に半径が約400メートルの範囲で行動する。夜行性で、昼間は藪や木の根元などで休む。 天敵としてはキツネ、オコジョ、イヌワシ、クマタカなどが挙げられる。 食性は植物食で、葉、芽、樹皮などを食べる。 (出典:Wikipedia)
夜行性だからなのでしょうか。 野兎を間近で見たのは、初めてのことでした。