タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

『幸福の再来・乙女の祈り・純粋』  ~すずらんの花~

2014-05-03 | 植物

玄関先のプランターの中で、純白の釣り鐘(鈴)状のスズランの花が、ところ狭しと咲いています。

この花は、外形の可憐で清楚、弱々しい花のイメージとは少し違って、この花を一度地面に下ろすと、

雪の頃にはすっかり葉が枯れて、一見地上から姿を消し、途絶えたように見えますが、春先になると、

“どっこい元気ですよ“とばかりに、一斉にタケノコの様に芽吹き、見る見る間に広い葉を広げて、若葉

の頃には鈴生りに真っ白い花を咲かせます。

花言葉も『幸福の再来・乙女の祈り・純粋』等とされ、別名を“君影草“の美しい名で呼ばれています

絵にに描くと、とても可憐でデリケート感が伝わってきます。

スズランはフランスでは「マリアの涙」「おとめ(処女マリア)の花」と呼ばれる ことがあるようです。

結婚式や葬送の飾りとして、~幸福は一層喜ばしいものに・・・悲しい心を慰める花~として、多くの人

々に愛されています。

イギリスでは、5月1日を“スズランの日“とし、この日にスズランの花束を贈られた人に、幸福が訪れる

といわれています。

そしてキリスト教やイギリスには、

「ある日、若いレオナルドは森の奥に迷い込み、ドラゴンにおそわれました、火を吐いておそいかかるド

ラゴン・・・剣を抜いて必死に防戦するレオナルド。

三日三晩、血みどろの格闘の末、やっとドラゴンを倒しました、しかし自身もおびただしい傷を受け、その

血があたり一面のの草を染めました。

ところがその血のあとに、いつの間にか香りもゆかしいスズランの花が咲いていたのです。

これは森の妖精が彼の清らかで勇敢な心をほめて咲かせた花なのでした。」

そんな伝説が残されています。

     ~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

      今日はいいお天気、広い野原や砂浜で思い切り遊びました

            (邪魔な首輪をちょっとだけ外してもらって


「猪麻呂(イマロ)伝承」  ~娘の像~

2014-05-02 | 風景

入り江の向こうに見える山は、“ドジョウすくい“で有名な民謡「安来節」の歌詞にも登場する、安来港

にある「十神山:とかみやま」です。

この地をしばらく振りに訪ねて見ると、港の水際の岩場に、古の姫らしき銅像が腰掛けていました。

多分、十神山に因んだ伝説の姫君像では?と思いながらも、付近に説明書きも無く、、帰宅後、調

てみると・・・これは安来の夏祭り「月の輪祭り」の起源となった、「出雲国風土記」にも記されてい

る、「猪麻呂伝承」の中で、フカ(出雲ではワニと言う)に襲われて非業の死を遂げた、語臣猪麻呂の娘

(姫君)であるとか。

古事によれば、愛娘を失った「語臣猪麻呂:イマロ」は、嘆き悲しみ、娘の仇討ちを心に固く誓い、鉾

海岸へ行き赴き、神々に己が心情を切々と訴え、神の力を借り四日四晩をかけて、憎っくき

ワニを討ち果たし、娘の霊を慰めたという・・・「猪麻呂伝承」。

この慰霊をきっかけに、安来では今も、毎年夏(8月)の4日間、市民上げての『月の輪祭り:神事』

が行われています。(歴史は、実に深いですねぇ!)

そう言えば、今日安来港に来る前、安来の駅前に、鉾を手にした勇壮な『立像』がありました。

                ~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~


11・9テロへの♪鎮魂歌「ハナミズキ」♪    ~一青窈~ 

2014-05-01 | 植物

ハナミズキ(アメリカ・ヤマボウシ)の花が、彼方此方で見られる季節になりました。
 
この花は、かつて日本から、アメリカ合集国ワシントンDC(ポトマック河畔)へ贈ら
 
れた桜(ソメイヨシノ)への返礼として届いた花で、今では全国各地いたるところに
 
植えられ春を彩っています。
 
しかし、このハナミズキの花(名)が、日本の若者の間で知られる様になったのは、
 
やはり歌手“一青窈“が、「9.11のテロ」への鎮魂の思いを込めて、作詞したと言
 
れる、「ハナミズキ」の歌の大ヒットだったのではないでしょうか。

ハナミズキの花言葉は、「私の想いを受けとってください」とか・・・この歌は、平和へ
 
の祈り(想)が世界中の人々に、届きます様にとの願いが込められています。
 
まずは、お馴染みの曲を聴いて見て下さい。
 
         ~今日も良い一日であります様に~