とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

劇薬よりも漢方薬的改革がよい

2021年04月02日 | こんにちは!とだ*やすこです
とだ*やすこの三期目の4年間を振り返ると、2018年6月の大阪北部地震、9月の台風21号、2019年末からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大と次々に災難にみまわれました。コロナ禍はいまも続いています。

基礎自治体の職員は住民に最も近く、頼りになる存在です。町の隅々まで知り尽くしているのは町の職員です。今、まるで山田紘平町長のもと、あたかも町政が機能していないような政治ビラが流布されています。

仮にそうであれば、災害対応もコロナ対策も十分にできず、町は大混乱に陥っていたことでしょう。

山田町長就任後、情報の提供と公開が進み、庁内は風通しがよくなっています。若手管理職、課長級が自分で考え自分の仕事をしているように感じます。

コロナ対策の10万円特別給付金の給付、みづまろくんの地域振興券の制度設計など、島本町の取組みはなかなかのものでした。施策にぬくもりがある。ここは誇りに思っていただいてよいと思います。

思い起こせば、議会においては、本来議場での質疑によって行われるべき質疑を放棄し、多くの議員が議席を離れ、予算を人質に執行部に「なにか」を迫り、圧力をかけるという議会運営上の大惨事もありました。

怒りをあらわにするような状況にも、町長は極めて淡々と泰然とし、なにを考えているかわからないとの批判もあるようですが、首長たるもの、そう簡単に相手に考えていることを見透かされてはいけないというみかたは可能です。

奇をてらった思い付き施策をするわけでもなく、むしろ、批判を恐れず設備や事業を廃止、議会もこれを認めてきました。一役割を終えたもの、本来の目的を失いつつあるものに幕を閉じることで、財政政権に備えなければならない時期です。

YYワールドも大沢キャンプ場もまさに山田町長を育てたものですが、執着することなく手放すことができる現実派といえます。むしろ自分がその役割を引き受けざるを得ないと町長は判断されたと思います。

施策的な改善、改革の多くが、あたかも漢方薬のように、組織の体質を変えて免疫力をつけるようなものでした。劇薬や外科的手術と違って効果がわかりにくいかもしれません。が、島本町は今、確実に変わりつつあります。

その変化を肌で感じることができた者として、議会からその変化を見届けたいという思いがあります。とだ*やすこが勇退を決意しなかった理由はここにあります。

予算提案・執行権を一手にして絶大な権力を有する首長に過度に期待するのは危険です。期待外れだからといって批判してしまえば失うものが多すぎます。

島本町民による島本町のための島本町民の選挙をしなければなりません。町政に関心をお寄せください。選挙は政治家の品定めではありません。鍛えられた住民の判断力で島本町の自治をまもりましょう。
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これまでの歩み☆一般質問(三期目)

2021年03月26日 | こんにちは!とだ*やすこです
3月18日、今任期最後の議会を終えました。これまで活動を支えてくださったすべての方に感謝申し上げます。

三期目の四年間に行った一般質問をふりかえります。課題は多く、守備範囲も広く、すべてにおいて勉強不足、物足りなさを感じてもいます。

とだ*やすこは、政党には属さず、党利党略党勢のための仕事は致しません。支持母体は赤ちゃんも含めた住民のみなさん。一人の声はみんなの課題。テーマは無限大。取捨選択、誠心誠意の積み重ねです。


平成29年・2017年
6月
島本町の発達支援保育の現状と課題 ~支援を必要とする児童への合理的配慮~

9月
1. JR島本駅西地区まちづくりの事務事業を問う~人口減少時代の土地利用を考える~
2. 血圧の“正常値”について見解を問う~健全な健康管理と持続可能な医療保険制度のために~

12月
1. 町の保育と教育に明確なビジョンを!
2. 三島救命救急センター移転検討の透明性を問う
3. JR島本駅西地区まちづくりを問う~公共施設の課題とともに~


平成30年・2018年
2月
1. JR島本駅西地区まちづくりを問う(2) ~域内公共交通の課題とともに~

6月
1. 第二幼稚園の閉園と認定こども園 ~ 大切なのは保育理念の継承です ~
2. 土砂災害埋立て等の規制に関する条例 ~ 災害発生防止と生活環境保全 ~
3. 史料(古文書)等の整理と管理 ~ 家々の大切な史料の寄贈を受けて ~

9月
1. 性同一性障害GIDの生き方を支える ~高度な個別的対応を求めて ~
2. その香り、必要ですか? ~人工的な香りの害から子どもを守ろう ~
3. 建築設計者の選定はプロポーザル方式で ~国道交通省の見解と国際基準~

12月
1. 保育基盤整備加速化方針の検証~第四保育所の子ども達の安全な転園先~
2. 都市計画法に基づく建物の高さ制限! ~景観形成と適正人口規模を目指して~
3. 学童保育室職員の知識及び技能の向上を


令和元年・2019年
2月
1. JR島本駅西・地区計画案の問題点 ~景観形成と適正人口規模を目指して その2~
2. 「ココが問題! 文科省の改訂・放射線副読本

6月
1. 百山上空通路の道路占用許可の妥当性を問う
2. 保育所入所審査要件 多胎児保育世帯にさらなる配慮を!
3. JR島本駅西地区まちづくりへの思い ~これまでとこれから~

9月
1. 島本町文化財保護条例施行10年~その成果と課題~
2. 第四保育所と跡地の民間認定こども園~保育の安定性を目指して~

12月
1. 大阪府ごみ処理広域化計画 ~災害・環境・財政の視点から~
2. 「第二期子ども・子育て支援事業計画」策定に向けて ~幼児教育・保育の指導主事の配置~
3. 庁舎新築、耐震化課題について問う


令和2年・2020年
2月
1. ふれあいセンターの大規模改修工事 ~その必要性と計画の周知について~
2. やっぱり問題!『文科省放射線副読本』
3. 小規模保育事業所の保育の質の向上を目指して

6月
令和2年6月定例会議
1.企業の地下水利活用と利用協力金 ~環境基本計画・水環境保全をめざして~
2.JR島本駅西土地区画整理事業 ~桜井の水環境・水脈の環境アセスメント~
3.水無瀬川の水質保全 ~一般廃棄物処理基本計画に基づいて問う~

9月
1. 文化財の防火・安全対策 ~島本の歴史文化財を守る~
2. 水無瀬山はどこにある? ~西浦門前遺跡と和歌からの考察~

12月
1. もっと文化を!  埋蔵文化財保護行政と歴史文化基本構想
2. 水無瀬学のススメ 桜井の西浦門前遺跡と尾山遺跡
3. 「保育緊急事態宣言」と保育基盤整備加速化方針


令和3年3月
1.JR島本駅西地区 歴史文化を生かした景観まちづくり
2.もっと文化を! 承久の変800年に寄せて
3.町の水道事業廃止?この誤解を解くために問います


一般質問テーマは議員のめざすところを鮮明にします。もちろん町長から提案された議案への質疑こそが議員の重要な仕事!です。
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これまでの歩み☆一般質問(二期目)

2021年02月11日 | こんにちは!とだ*やすこです
春光。春の光を浴びてお散布したい気分ですが、日常は混とんとしています。新型コロナウィルス感染症対策としての緊急事態宣言が3月7日まで延長されました。必ず出口はあると信じて暮らしています。

さて、二期目に行った一般質問をふりかえりました。 中学校給食実施に完全米飯導入を 市民とともに求めた取り組みが記憶に残ります。食料自給率、アレルギー対策、コスト面から米飯が優れていると判断、和食が世界遺産になったことを活かしました。


平成25年・2013年
6月
公共施設の全体構想 ~維持管理計画の策定をめざして~

9月
1.公共施設適正化調整会議 ~ 子ども、若者、次世代のための適正化を ~
2.共通番号制度の問題点を問う

12月
1. 桂川水位上昇時、安全に避難するために ~山崎地区の課題として~
2. 若山台調整池保存活用で恒常的な防災機能の向上を
3. 町営鶴ヶ池住宅跡地の売却に関する事務事業について


平成26年・2014年
2月
1. 中学校給食実施に完全米飯導入を ~和食を中心とした献立の意義~
2. 島本町歴史文化資料館と前庭の活用 ~社会教育行政の充実と地域活性化をめざして~
3. 町営鶴ヶ池住宅跡地の土壌調査結果

6月
1. 若者の就学、結婚生活を支援する奨学金制度を~切れ目のない少子化対策の視点から~
2. 旅券発給事務における窓口対応業務の事務委託は必要ですか

9月
1.JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う

12月
1. にぎわい創造への挑戦! ~ 農と文化とブランド戦略 ~
2. JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その2)



平成27年・2015年
2月
1. 子ども・子育て事業の充実をめざして 子どもの権利の視点から
2. 中学校給食に完全米飯導入を~和食を中心とした献立の意義~(その2)
3.JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その3)

6月
1. 自転車交通政策について問う~人が主役のまちづくり~
2. 性的少数者(LGBT)理解への一歩~教育行政及び学校現場の課題~
3. 組み体操の危険性の認識
4. イベントの見直しについての覚悟を問う

9月
1. JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その4)
2. 都市計画審議会に複数分野の研究者を 

12月
1. JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その5)
2. 第三小学校整備基本構想を質す ~地域力を高める学校整備を求めて~
3. 図書館に赤ちゃんタイムを

平成28年・2016年
2月
1. 水と緑と生物多様性を守るため ~持続可能な天王山周辺森林整備
2. バリアフリー基本構想・中期的課題の取り組みを確認します

6月
1. 山崎・西谷踏切に警備員の配置を~バリアフリー基本構想継続協議会を傍聴して~
2. JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その6)
3. 障がいのある児童・生徒に介護員の適切な配置を~教育を受ける権利と合理的配慮~

9月
JR島本駅西、まちの将来像を描くのは誰? ~住民参画のまちづくりをめざして~

12月
1. 障害者が地域で安心して暮らせる町に
2. 市民の暮らしを支える下水道事業 ~マンホールカード発行~
3. JR島本駅西土地区画整理事業進捗の公表を広報しまもとに求める

平成29年・2017年
2月
1. JR島本駅西地区の土地区画整理事業 ~徹底した住民利益の追求を~
2. 東大寺・山崎地区にコンビニエンスストア開業 ~歩行者空間のバリアフリー対策を~


選挙が近くなると、もし議場に戻ってこられなかった場合、これが最後の一般質問になるという思いで臨みます。一年にたった4回しかできない一般質問ですが、任期中の四年間では16回。実は多くのことを問い、しかも手を抜いていない自分に驚きます。
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これまでの歩み☆一般質問(一期目)

2021年02月08日 | こんにちは!とだ*やすこです
これまでに行った一般質問のテーマです。自分がなにをやろうとして、どのようなことが実現し、どのような課題を残しているのかを振り返ってみました。

まずは平成21年~平成25年、一期目の活動から


平成21年・2009年
6月
若山台住宅の住環境ルネッサンスについて ~若山台の課題は町の課題です~

9月
選挙期間中は毎日訪ねてきてくれた父(人が寄るのが好き)が他界。当選後すぐに胆管細胞癌と告げられ余命いくばくもないと知るが告知はしなかった。悟られるのが怖くて見舞いにはいかず(事実そうなった)議会に専念集中。一般質問は見送りました。

12月
住民による住民のための水無瀬川クリーン作戦 ~地産地消を育む名水を守る~


平成22年・2010年
3月
1. 合併議論を含めた広域行政勉強会 まずは島本町住民対象に開催すべきです!
2. 歴史ロマンを情報公開!広瀬遺跡・国木原発掘調査の研究報告会開催を

6月
1. 水と緑の資源を活かしたまちづくりのために JR島本駅西側地区の景観保全について
2. 広域行政勉強会と『合併議論』の報道について

9月
1. 子どもを紫外線から守る対策を求めます ~保育・教育現場における意識改革を!~
2. アライグマの危険性周知について ~人獣共通感染症の視点から~

12月 
島本駅西側地区は府の農空間保全地域!自作農主義から耕作者主義への潮流



平成23年・2011年
2月
1.JR島本駅西側の農空間保全 ~土地区画整理事業 地権者主体の組合施行の是非を問う~
2. 福祉ふれあいバス運行の課題を問う 技術者・事業者・住民参画の検討会を!

6月
1. もっと文化を! 歴史・文化の薫る島本町 玄関駅の個性を活かして
2. 減災のための「やさしい日本語」活動
3. 広域行政勉強会・中間報告の成果を問う

9月
1. 若山台バスターミナルに音響信号機を!
2. よりよい『福祉ふれあいバス』実現に向けての提言
3. JR島本駅西側周辺の将来像を問う

12月
1. JR島本駅西側は公共公益系地区 そもそも良好な景観とは?
2. 今年の文化祭の総括 ~ 住民ホール使用中止の影響と対策 ~


平成24年・2012年
2月
1. 町長に問う!中高一貫進学校はまちづくりの核となるか
2. 広域連携による都市間共創 ~し尿処理の課題解決に向けて~

6月
1. 若山台調整池の防災機能を再認識しよう ~「災害に強いまち」をめざして~
2. 通学路の合同点検で安全対策を ~歩行者優先の交通静穏化をめざして~

9月
1. サントリー山崎蒸留所を核とした歴史・文化・観光施策を~大山崎町との都市間共創を目指して~
2. 若山台音響信号設置に向けて ~ひとりのためのバリアフリーが町を豊かに~
3. 8月14日、大雨・洪水の被害を検証する (若山台調整池の果たした役割について)

12月
1. 公文書管理法の趣旨に則った文書取扱規程改正と適正な運用
2. し尿処理は水質汚濁防止法を遵守していますか ~衛生化学処理場の希釈処理の是非を問う~
3. 西大和学園中高一貫校の立地なき土地区画整理事業の今後

平成25年・2013年
2月
1. 図書館に「あかちゃんタイム」を設けてください
2. ふれあいセンターに、コミュニティカフェレストランを
3. 乳幼児医療補助の拡充を求めます
4. 大気汚染PM2.5の健康被害を周知してください
5. JR島本駅西地区まちづくりは町の総合政策です


読み返すと反省すること多し!ですが、一期目の頑張りに自分でも驚いています。会議録は島本町HP「島本町議会」でご覧になれます。
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2021年・令和3年恭賀新年

2021年01月03日 | こんにちは!とだ*やすこです
新年あけましておめでとうございます

みなさまにとって
よりよき年となりますよう

今年もよろしくお願い申し上げます 
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まなびとひろば、これまでの歩み+

2020年12月23日 | こんにちは!とだ*やすこです
「まなびとひろば」で、まだまだ取り組みたいテーマはあります。お会いしたい方もたくさんおられます。

けれども第20回をもってこの活動はお休みし、政策課題にまっすぐ取り組むこととします。

市民とともにある生涯学習「まなびとひろば」に、これまで参加してくださったみなさんに、改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。



第11回
2015年1月18日 島本町営緑地公園住宅集会所
天王山の麓に暮らすと決めて ~移住とお店とまちのこし~
中村まゆみさん・中村佳太さん 大山崎COFFEE ROASTERS

コーヒー焙煎家。東日本大震災後、2012年に京都府大山崎に移住。翌年「大山崎 COFFEE ROASTERS」を開業されました。2014年、地域の魅力的なモノゴトを残す『oYamazakiまちのこしProject』を地元仲間と立ち上げ、その一環として映画『家路』を制作されました。映像・音楽・ストーリーすべて素敵です(完成した映画の冒頭、島本町のふれあいセンターが登場します!)


第12回
2015年7月11日(土) 大山崎「聴竹居」
天王山の麓に暮らした偉人たち
 ~昭和の名建築・聴竹居を訪ねて~
田邊均さん 聴竹居倶楽部・管理ボランティアスタッフ

天王山の麓には、昭和を生きた偉人の夢と情熱が刻まれています。サントリー創業者・鳥井信次郎氏、マッサンと呼ばれた初代工場長・竹鶴政孝氏、大山崎山荘(現アサヒビール山荘美術館)・加賀正太郎氏、そして建築家・藤井厚二氏。聴竹居は「真に日本の気候、風土にあった日本人の身体に適した住宅」を生涯追い求めた藤井氏の研究の集大成、ほぼ創建時の姿のままです。


第13回
2015年11月8日 島本町ふれあいセンター
発達障害★アカデミックな学びとケア
 ~個性の延長線上にある連続性~
橋本敬良さん 臨床発達障害研究・橋本ゼミ指導教員

医療行為が医学部での勉強や医師免許なしに個人の経験や成功例だけから行われてはいけないように、発達障害のケアも同じでではないでしょうか。周囲の大人が「発達障害」をどのように理解し、向きあい、受入れていくのか。「能力を開く」という意味で普遍的な「育児」にもつながると感じました。


第14回
2016年10月22日 島本町ふれあいセンター
夢を追いかけろ! 
福祉の枠組みを超えたワークチャレンジスタイル
松浦一樹さんNPO法人 ENDEAVOR EVOLUTION代表

非行少年、引きこもり青年、障害者がともに働き、地域で暮らせる社会をめざして少年課の刑事から福祉業界へ転職。「つまずいてもやりなおせる社会」をめざして夢を追い続け、生きづらさを抱えた人々の多様な自立を支援する独自の就労システムについてお話いただきました。松浦さんだからできること、と思う反面、この就労システムを少しでも知っていただきたいと企画開催したものです。


第15回
2017年1月21日(土)島本町ふれあいセンター
相続、遺言、生き方のこと ~ケースワークで学ぶ相続問題~

松川泰樹さん 司法書士 北摂・高槻生活協同組合専務理事 
核家族化が定着し、生き方、暮らし方が多様になった反面、「家族」「相続」が重い課題になるケースが増えています。お金や法律の現実を冷静に見極め、相続、遺言の基礎的な知識を知っておくことは、自らの生き方をみつめることにもつながります。ひとの尊厳、権利から財産問題を考える松川さんの姿勢に感動しました。終了間際、参加者から自然と拍手が沸き上がる講演になりました。


第16回
2017年11月12日 島本町ふれあいセンター
水無瀬神宮・後鳥羽上皇ゆかりの地 島根県・隠岐諸島の魅力
舟木睦さん 大阪大学大学院文学研究科 人文地理学教室 博士前期課程1年

「地方」が見直されつつある今、無駄なものを求めず、シンプルな暮らしに豊かさを求める若者が増えています。NPO再生塾の活動で知り合った舟木さんもそのひとり。まちづくりの研究で頻繁に隠岐島諸島を訪れ、魅せられ、研究されています。離島の取り組みと人びとの暮らしを語っていただきました。講演前には、水無瀬神宮で開催中の「みなせ野オーガニックマーケット」にご案内しました。


第17回
2018年1月27日 島本町ふれあいセンター 
トルコ・イスラム理解への扉
 ~いま、トルコ共和国で起こっていること~
堀川徹さん 京都外国語大学特別研究員・日本トルコ文化協会運営委員

オスマン帝国時代の多民族多宗教共生・トルコ共和国建国と近代化・西洋化の歴史。そして、今、トルコ共和国でなにが起こっているのか。現代トルコの事情とイスラム社会への正しい理解のための連続講座の第1回目。


第18回
2018年7月8日 島本町ふれあいセンター 
日本とトルコ、それぞれの近代化
 ~明治維新150年に寄せて~
堀川徹さん 京都外国語大学特別研究員・日本トルコ文化協会副会長

19世紀後半以降のトルコと日本、それぞれの近代化を考えるため、トルコ共和国・建国の父アタチュルク(初代大統領)、和歌山県串本町沖エルトゥールル号遭難事件、両国の友好と知られざる文化的共通性についてお話いただきました。


第19回
2018年10月20日 島本町ふれあいセンター
トルコからみえてくる西欧
 ~オスマン帝国の隆盛とローマ帝国の滅亡~
堀川徹さん 京都外国語大学特別研究員・日本トルコ文化協会副会長

1453年コンスタンティノープル陥落、オスマン帝国メフメトⅡ世の奇策、艦隊の山越えで有名です。東地中海で活動の自由を奪われたジェノヴァの商人コロンブスは西へ、そして幸運にもアメリカ大陸に到達。大航海時代はオスマン帝国の台頭と関係しています。


第20回
2019年7月28日 島本町ふれあいセンター
日本人と宗教 ~イスラームとの比較から考える~
小田淑子さん 関西大学文学部元教授

初詣、お墓参りなどの宗教行為を丁寧に行っているのに自らは「無宗教」と答えることが多い日本人。宗教は心の内面(信仰)だけではなく、食事や儀礼などの行動(戒律)の問題でもあり、共生のマナーを身に付けることは、日本人が普段感じている「同調圧力」を乗り越える力になるとおっしゃいます。宗教観から日本人の同調圧力を考えることに深い意義を感じました。

文責:とだ*やすこ


こらからは、JR島本駅西のまちづくり、新庁舎建設、ごみ処理問題、水道広域化問題など、目の前にある大きな政策課題にさらに向き合います。

また、かねて関心がありながら十分に取り組む余裕がなかった文化施策の充実、医療・福祉などに議員活動の軸足を移したいと考えています。

引き続き、町政に関心を寄せていただきますようお願いします。
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まなびとひろば、これまでの歩み

2020年12月21日 | こんにちは!とだ*やすこです
まなびとひろば=学ぶ×ひと×広場

とだやすこは、時々の政策課題をテーマに、今、もっとも会いたい人、輝いている人のお話をみなさんと共有する「学びのライブ」を開いてきました。

これまでの歩みをふりかえってみました。
※講師の肩書はすべて開催当時のもの 



第1回
2010年7月11日 島本町ふれあいセンター
「水源の里」誕生ものがたり ~地域の課題に光をあてて~ 
四方八洲男さん(前綾部市長)

「限界集落」は学術的な造語、政治がそのまま使うにはぬくもりを欠いています。綾部市長時代、限界集落を「水源の里」と名づけて光をあて「水源の里条例」を制定された四方さん。住民がどのようにまちづくりに関わっていけばよいのか、政治のぬくもりとはどのようなものなのかを考えました。


第2回
2010年12月19日 島本町ふれあいセンター
人と暮らしをつなぐ地域公共交通 
土井勉さん 京都大学大学院工学研究科・医学研究科 安寧の都市ユニット特定教授

徒歩を基本にして成り立つ暮らしを地域交通がどう支えていくのか。公共交通がもたらす「社会的な便益」について、基本的な考え方について学びました。「環境問題」が市民一人ひとりの課題であるように「公共交通」もわたしたち一人ひとりの課題と気づききました。


第3回
2011年1月30日 島本町ふれあいセンター
第3回 市民の視点からの交通まちづくり
中川大さん 京都大学大学院工学研究科教授、低炭素都市圏政策ユニット政策支援センター長

採算がとれなくても社会的公益性が正しければ実行の価値があるという考え方「正便益不採算」を提唱されている中川大先生。利用者の目線を活かしたコミュニティバスの実践的な事例や欧州をはじめとした海外の先進事例を紹介していただきました。「歩く」ことからうまれる街のにぎわいに目からウロコの発見がありました。


第4回
2011年7月10日 島本町ふれあいセンター
小規模有機栽培農で大原に暮らす ~都市近郊農業の可能性~
渡辺雄人さん (ヴィレッジトラスト・つくだ農園)

就農を希望する若者が増えています。渡辺雄人さんは同志社大学大学院(総合政策科学研究科)在学中から実践的に農業を研究、若くして起業されました。京都・大原で仲間と活動されています。自らの就農経験と今後の展望、都市近郊農業が担う役割と可能性についてお話いただきました。小規模多機能農=機械での大量生産から人が集う「機会」の創造へ!古くて新しい風を感じました。


第5回
2011年11月27日 島本町ふれあいセンター
ひとが主役のまちづくり ~少子高齢化社会と都市政策~
橋本善之さん  京田辺市建設部長・NPO再生塾ラーニングファシリテータ

疲弊した経済、少子高齢化、行財政計画の実行など行政を取り巻く状況が大きく変化しているなか、誰が、どうのように、地域の課題に向き合い、まちづくりを論じるのか。都市政策(まちづくりの戦略)と都市計画(まちづくりの戦術)に、市民の目線をいかに活かすかが、問われる時代。なにかと委縮しがちな基礎自治体に、今、欠けているのはなんなのか、ともに考えました。


第6回
2012年1月14日 島本町ふれあいセンター
小さな町から♡つながる夢
~大好きなまちがHome Ground!~
森かおるさん(料理家・「食と暮らしのうるおいサロン・Relish」主宰)

「食と暮らしのうるおいサロン・Relish」を主宰。旬の野菜を使ったレシピで毎日のごはんを楽しくするコツを伝えながら、地元の若手農家さんとつながって食の安全安心を提供されています。「山崎・十日市」「天王山ファーム&フードマーケット」の企画運営で、まちと女性と食卓を元気に! 起業されたときのエピソードに元気をいただきました。


第7回
2012年7月8日 島本町ふれあいセンター
身体を内側から生きよう
梅田純子さん 梅田整体研究所元氣堂副院長・日仏フィトアロマテラピー協会認定インストラクター

巷にあふれる健康情報に振り回されたり、医療に過度な依存したりすることなく、まずは自分の五感を信じましょう。自分のカラダやココロと対話する習慣を身につけましょう。東日本大震災の原発事故に注目するフランスを訪ね自己免疫力の重要性を実感された梅田さん。お金も時間も努力さえもいらない、とっておきの健康法で「免疫力を高める生活習慣」を提唱されています。 


第8回
2012年10月6日 Caféテクテク(当時:広瀬)
夢みる自分の育て方
~インナーチャイルドカード・体験レッスン~
酒井育子さん Atelier KOKO主宰 Source(ソース)トレーナー

多くの大人は自らの成長の過程で経験したさまざまな出来事、世間や世論から得た価値観や感情を潜在意識に閉じこめて生きています。まずは自分の本当の願いと向きあうことが大事。心の奥にあるインナーチャイルド(本当の感情)を癒し、自分も周りもハッピーになる生き方を!山崎の十日市で偶然に再会した学生時代の友人、わたしにとってもキャリアナビゲートの恩人です。


第9回
2013年1月26日 島本町ふれあいセンター
景観形成まちづくり ~景観計画・景観条例・総合学習~
JR島本駅西は土地区画整理事業という手法で開発される計画。ホームから眺める農風景を失う不安を多くの住民が感じていますが、反対しているだけではよい結果は得られないと痛感。開発推進派と農地保全派に共通している「景観」につき、長岡京市の理念と取り組みを学びました。島本町に必要なのは「景観条例」「景観計画」そして戦略的な建築物の高さ制限です。


第10回
2014年7月13日 島本町ふれあいセンター
本格実施直前!
パパ・ママ、ここは知っておきたい子ども・子育て支援新制度
中山徹さん 奈良女子大学大学院人間文化研究科教授 

平成27 年度から「子ども子育て支援新制度」に基づいて未就学児の保育・教育が行われることとなり、保護者、事業者、保育士すべてに大きな変化が。保育所・園に支払われていた公金が、理論上「施設を利用する子ども(=その保護者)」に支給され、交付金の在り方が民政化を加速します。反対してももはや変えられない制度、ならば!小さい町だからこそできることをめざそう!と心しました。


つづく

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2021年4月、島本町長選と町議選

2020年12月03日 | こんにちは!とだ*やすこです
暦は12月、今年も師走を迎えました。この度、来年の春の島本町議会議員選挙及び島本町長選挙の選挙期日が決まりました。

1.選挙期日
令和3年4月18日(日曜日)
2.選挙期日の告示日
令和3年4月13日(火曜日)
3.立候補予定者説明会
令和3年2月25日(木曜日)
午後2時から ふれあいセンター ケリヤホールにて

■島本町議会議員:令和3年4月29日任期満了
■島本町長:令和3年4月20日任期満了

さて、山田紘平町長ととだやすこを含む14名の議員に対するみなさんの評価はいかがでしょうか。

選挙を来春に控えて、最近、住民のみなさんから山田町長に対する評価を尋ねられることが増えてきました。選挙が近づくと首長批判が流布されがちですが、ひと言でいうなら「善政」です。

以下、わたしの印象を正直に述べます。

今期、30代の山田紘平町長の誕生(当時全国屈指の若さ)により島本町は変わりました。議会に居るわたしからみれば激変です。政治の透明性、公平性が高まりました。

情報提供、事前説明(議案説明含む)が適切に、フェアに、当たり前に行われることの意味を実感しています。わたしとしては、議員として本来の仕事が普通にできる環境を与えられ、仕事の幅が広がりました。

過去の不当で不公平な扱いを思うとき、もちろんよい気はしませんが、問題はの本質はそこにはありません。

特定の議員への不当な扱いは一票の「権利」「権力」を託してくださった有権者への冒涜であり、なにより、不当、不公正の先にある「政策のゆがみ」こそが問題です。

さて、山田町長です。行政経験がない(必ずしも職員、議員である必要はないはず)、人脈もない(これからつくればよいこと)と、議場で批判をくりかえす議員もありましたが、それすなわち政治的・利権的しがらみがないということです。

政策をゆがめる不必要な忖度とは無縁。私利私欲が珍しいほどにないため、私利私欲、党利党略で動くことに慣れている人にはその在り方が理解できないのかもしれません。

町長に対して、どっちをむいているのか?といわんばかりに迫る議員もありましたが、特定の議員や特定の政党の方は向いていない。当然、選挙で支持を表明したわたしの方も向いていません。ここが信頼できる。

対峙すべきは「議会」、政策議論ができる「議会」です。議会改革の本旨はここにあることを理解しておられると思います。

若い首長ながら、経験の少なさを奇をてらった施策、思いつきの取組み、人気取り施策で乗り切ろうとする軽さもありません。つまり権力の行使に禁欲的で、振る舞い(たとえば議員が退席するまで、ひとり議場を離れない)に「議会」への敬意が感じられます。

特に傾聴の姿勢と理解力に敬服します。多くの政治家に欠けていると思える品位、品性を感じます。僭越ながら一議員として現在の島本町長をみた正直な印象です。

う~ん、いまどきの若者。。。と思うことはときどきにありましたが、それは、わたし自身の加齢による見方によるという範囲内といえるでしょう。

施策については、保育・教育分野に重点的に予算を費やし、過密保育、待機児童、過密教室など積年の課題を改善へと導かれました。批判・誤解を恐れぬ事務事業の見直し(多くが廃止)、善政と信じるものは自らの意思で突き進む、その姿勢は評価されてよいはずです。

地方議会に与党、野党はありません!
町長も議員も直接有権者から選ばれる地方議会において(二元代表制と呼ばれます)与党野党はありません。

一議席を預かる者としてとだやすこは首長と一定の距離感を保ってきたからこそ客観的に評価できます。

さて、わたしは来年還暦を迎えます。「これから」ではなく「残りの時間で」なにができるか、なにをしたいのか考えることが多くなりました。もとより誰しもが日々余生です(明日、生きている保証はだれにもない)。

だからこそ!
頑張ったひとが報われ、頑張りきれない人が救われる社会へ!
もっとやります、子ども子育て人びと支援!


とだやすこは、お預かりした議席の重さと責任(ときに押しつぶされそうになる)を忘れず活動します。広目多聞。経験に頼らない謙虚さで地に足のついた活動をめざします。

引き続き島本町政に関心をお寄せください。


アクセス数が多い記事です
一部、読みやすく修正しました(4月9日)
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こんにちは!とだ*やすこです

2020年11月11日 | こんにちは!とだ*やすこです
とだやすこ(戸田靖子)
1961年生 京都市立紫野高校・京都産業大学卒
市田株式会社(人事部配属)日本トルコ文化協会(株式会社タカラブネより出向)での勤務を経て、1992年~1999年夫の海外駐在に同行して香港で暮らしました。

2009年より島本町議会議員(現在3期目)
民生教育消防常任委員会副委員長、議会運営委員会副委員長
現在は総務建設水道常任委員会委員に所属
農業委員、総合計画審議会委員、都市計画審議会委員などを歴任

家族は夫と息子
山崎1丁目在住

好きな言葉
松樹千年翠 目立たない小さな変化を繰り返し、風雪に耐えて翠を保つ松の強さ。自らもそうありたいと願います。

趣味&興味
器 着物 俳句 

これからは
能楽・上方舞・文楽・落語
生まれ故郷の京都、そして滋賀、奈良など日本をもっと愉しみます 

政治スタイル  
自分で考え自ら行動します 
「ひとり」を政治につなげます
調査研究、傾聴を大切にします
活動報告、情報発信に努めます
過去に学び、未来のための仕事をします

原子力発電に頼らない社会をめざします
立憲主義を守り日本国憲法を活かします
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