とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

JR山崎駅、徒歩圏のまちづくり

2013年06月29日 | とだ*やすこの活動日記
お知らせ

JR山崎駅周辺、まちづくりワークショップ、はじまります!
地域の宝物=ひと・文化・歴史・自然・景観・施設を活かそう!

育児×まちづくりカフェ(ワークショップ全5回)

初回:7月7日(日)13:00~16:00
場所:大阪染工組合事務所(島本町山崎3丁目・山崎保育園前)

講師:檀上祐樹(大阪産業大学 建築・デザイン学科助手)
主催:コミュニケーション育児カフェ準備委員会

全5回の日程 すべて日曜日の午後1時~4時
7月7日(日)  育児の想いを語り合おう
8月4日(日)  このまちの育児で「あったらいいな」を見つけよう、
         まちで活動されている方のお話を聞いてみよう
9月8日(日)  子どもたちのために「こんなまちになったらいいな」を共有しよう
9月22日(日) 子どもたちのために「まちの資源を使ったまちづくり」を考えてみよう
10月20日(日)まちづくりへの想いの伝え方を考えよう
10月以降(日程未定)子どもが笑うまちづくり、自分たちでやってみよう

対象:大山崎町・島本町にお住いの、15歳以下のお子さまをお持ちでまちづくりに興味のある方
※申し訳ありませんが、託児のご用意ができません
お子さまの同伴はお断りすることになりますが、ご理解、ご協力をお願いします

定員:20名(先着順) 無料
※すべてに参加できない場合はご相談ください

申込み:住所、氏名、性別、年齢、お子さまの年齢をお書きの上、下記メールアドレスまで

※子どもさんがおられる、おられない、既婚未婚を問わずに
まちづくりに興味がある20代~40代の島本町・大山崎町在住・在勤の方
熱い気持ちがあれば参加可能

※ファシリテーターの技術手法を学びたい方(行政職員・保育士・教員・学生など)
育児関係者の方(保育士・助産婦・学生など)の参加希望については
上記メールアドレスまでご相談

*****************************

20代~40代を中心とした子育て世代のみなさんが主役の
わいわい・がやがや、おしゃべりワークショップです

すべての日程に出席できない場合でも、
出来る限り支障がないプログラムになっています

講師(ファシリテーター)の檀上さんは、
フリーのまちづくりプランナー(コミュニティデザイナー)として
日本全国各地でさまざまなプロジェクトに係っておられます
今回は、大山崎町JR山崎駅周辺&島本町山崎地区に注目してくださいました

第2回、8月4日の「まちで活動されている方のお話」のゲストスピーカー(予定)は
大山崎町、島本町の歴史文化・観光・地域振興に詳しい方(大山崎町)
子どもを軸に地域に根ざした活動を続けておられる方(島本町)

大山崎町、島本町、両町の住民が出会い、つながり、
語らうことから生まれる「なにか」をみんなで発見して、育んでいく
このワークショップが、はじめの一歩になることを祈っています


画像は、今日の京都新聞から
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町長3期目の施政方針

2013年06月24日 | とだ*やすこの町政報告
今回の定例会6月会議では9人が一般質問を行いました。トータルの持ち時間がひとり50分ですので、8番目の戸田はおそらく二日目になると思っていました。ブログでもそのようにお知らせしましたが、思いもかけず、今日9人すべての通告者が質問を終えました。明日、傍聴を予定をされていた方、たいへん申し訳なく思います。

少なからぬ議員が持ち時間を残し、なかには20分で終了した議員もありました。しかし、質問は内容が肝心です。議員それぞれが自らの人生経験から、あるいは地域に根差した活動のなかから拾った課題を取り上げました。新メンバーではじまった議会は不必要な野次も少なくなって、落ち着いた雰囲気でスタートしました。

さて、島本町は今、町の姿が大きくかわる時期にきているといえます。関西電力(株)が島本町内の運動施設の売却を発表されたり、サントリーホールディングス(株)が、島本町から京都府・精華町のけいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)に拠点を移設(2015年春竣工目標)すると発表されたり、まず町内にある大手民間企業に大きな動きがあります。

今回の町長施政方針にも、さまざまな動きが示されています。ふれあいセンターに隣接する町営鶴が池住宅跡地について、具体的な都市計画の変更(用途地域の変更など)を行う、民間企業などへの売却を視野に入れた土地活用を行うと明言されています(議案とともに施政方針の原稿が配布され、議員はこれをもとに大綱質疑を行います)。鶴が池住宅跡地は小野薬品の研究所に隣接する土地で、現在は町が駐車場として活用しています。

阪急水無瀬駅前のタクシー車庫跡地(廃墟みたいになっています)の民間業者への売却の計画も進めています。同時に、ここでの公共的機能を検討すると言っていますが、それは駅前行政サービスコーナーのことを意味していると思われます。自らの所有地を売却して、購入者が建てたビルの一部を家賃を払って使うという発想、みなさんはどう思われますか?自分の土地を売るときに、そんなことを考えるでしょうか。行政サービスコーナー開設には大小さまざまな課題があり、まずは課題の抽出が必要とわたしは考えます。

住民ホールの問題もあります。アスベスト対策が困難であることを理由に使用を停止して2年になる住民ホールの廃止が、再び提案されます。解体工事を行うための設計業務(約500万円)も補正予算案に計上されています。中学校の文化祭のことを思うと今も胸が痛みますが、住民ホール存続は、もはや不可能と戸田は判断しています。逆に、今では職員がアスベスト対策に防御マスクをして入らなければならないようなホールで、2年前まで中学生の文化祭が続けられていたことをどう受け止めてよいのか、気持ちの整理ができません。

アスベスト対策が必要な解体工事は長引きます。解体工事費用は1億円規模、町の単費になる可能性があります。「建物のライフサイクルコスト」という考え方があって、住民ホールの件で、廃棄処分(総コストの0.8%)まで税金で賄っているという事実を思い知らされました。公共工事を推進するとき、発注者がみているのは企画建設費(1.0%)と建設費(25.3%)だけです。運用、修繕、保全、更新、管理、廃棄処分が占める割合が75%という現実を考えると、結局、市民にしわ寄せがくる、とわたしは思います。

まして、外壁が崩れ落ちて危険な状態になって、ようやく住民理解が得られる廃止というのは公共施設の管理のあり方としては望ましくありません。あればよいにこしたことはないが、これからの島本町にとって、どのような公共施設がどれくらいの規模で必要なのか、なにを諦めてどれを活かすのか総合的に検討する必要性があります。町営プールの現況調査結果を調べ、深刻な老朽化を知って以来、戸田は繰り返しこのことを訴えてきたつもりです。

公共工事の老朽化問題は、島本町だけの問題ではありません。昭和の人口急増時代に建てたすべての施設が寿命を迎えています。加えて、地方自治体にノウハウが絶対的に不足しています。国の問題であり、府県レベルの技術的、財政的支援がなければ成り立ちません。

東日本大震災後の建設工事における人件費の高騰やアベノミクスの影響による円安などで、既に公共工事受注コストが上昇しています(京都府立資料館のケース、一度目の入札が成り立たなかった)。参議院選挙が近いですが、国民は、この問題に主権者意識をもって向き会わなければならないと思います。

会派「人びとの新しい歩み」を代表して、今回は平野議員が大綱質疑を行います。他にもたくさんの重要施策が、肉付け予算とともに発表されます。傍聴をお願いします。


画像は、ユーモア造形作家・江口宏さんの福助シリーズ「ビリ助」
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保育所(?)の新設、前進か!

2013年06月23日 | とだ*やすこの町政報告
明日からの議会で発表される川口町長、3期目1年目の施政方針(25日と推測)には、乳幼児医療費助成の所得制限撤廃と、小学生への入院費補助の開始が明記されています。保育ニーズを踏まえ民間活力による保育所等の新設をめざします、と踏み込んだ表現もあり、保育所(「等」ってなんだろう)に関しては既に具体的ななにかが決まっていると推測しています。

今まで、定員の150%近くもの子どもさんをお預かりして、町立2所、私立1園はみな過密状態、現場の保育士に多大な負担をかけながら、町は、国の面積基準を守っているという姿勢を崩しませんでした。待機児童ゼロをめざしながら、ついに待機児童が発生しています。

人口増、特に若年層の転入、定住で税収増を図り、大型住宅開発を歓迎、推進しながら、一方では、子どもの数が増えているのは一過性のもの、やがて必ず減るとして保育の過密状態に向きあいませんでした。保育環境を充実させ、ゆとりある環境整備で子育て世代をサポートしていくことが、少子化に歯止めをかける重要施策という発想にならないのはなぜでしょうか。

子どもを「預かる」のではなく「育む」ための環境に予算配分をしない日本に、未来があるでしょうか。

政治に、女性と若者の視点が欠けています。島本町は女性議員が50%(全国で50%以上は現在3自治体)であるにも関わらず、なぜ、このような事態になるのでしょうか。わたしは、保育の問題が政争の具になってしまっているからだと思っています。幼保育一元化や保育所民営化、あるいはその反対に固執しすぎました。また、執行部町長サイドが、当事者(子ども・保護者・保育士)に目を向けることなく、議員のご意向に配慮しすぎているからではないでしょうか。

誰かの意向への配慮にエネルギーを費やす政治に未来はありません。町長も議員も直接有権者から選ばれている地方議会(2元代表制といいます)では、本来、与党も野党もありません。是々非々で、本当に必要なところに本当に必要な予算を、住民福祉にふさわしい姿で配分することができれば、島本町は今ある魅力を残していくことができるはずです。

私利私欲、利益誘導、思い込みの政治にふりまわされず、政策立案過程での議論をしっかり公開して欲しい。わたしが執行部に求めたいのは、まさにこれ、まずはここからです。

子ども・子育てに関しては、新たに「島本町子ども・子育て会議」が設置され、ここで総合的な計画を策定していくことになります。転入されてきたばかりの子育て世代、多様な価値観の参画を可能にする一般公募を活用して、メンバーを決めるよう求めたいと思います。




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改選後初の定例会、はじまります

2013年06月22日 | とだ*やすこの町政報告
長らくブログが更新できていませんでした。お蔭さまで、一期4年間に勉強してきたこと、準備してきたこと、実現したかったことなどが徐々に動きはじめています。二期目の最初の一年間は、地域に密着した活動に積極的に取り組み、他市町の議員との交流にも積極的でいたいと思っています。引き続き、町政に関心を寄せていただきますようお願いします。

さて、改選後、初の定例会が24日(月)からはじまります。3期目を迎える川口町長の施政方針が発表されます。これに対する大綱質疑を、人びとの新しい歩みを代表して、4期目の平野かおる議員が行います。前回の改選後は、議員になったばかりの戸田が、震える手でページをめくりながら行いました。

社会に対して思いを重ねてきたことを、議場で、自分の言葉で表現することができる感動と畏れは、今なお忘れることができません。議員には、有権者から信託を受けた者に与えられた権利を行使する責務があり、住民のみなさんは誰がどんな質問をするのか、しないのか、しっかり見届けていただきたいと思います。

今回、戸田は一般質問のテーマを公共施設の全体構想(グランドデザイン)~維持管理計画の策定をめざして~としました。たくさんあるテーマのなかから、これひとつに絞ったのは、1期4年の間、所属していた総務文教委員会で多くの時間を費やして、公共施設のアセットマネジメントとグランドデザイン(全体構想)の必要性を訴えてきたからです。

公共施設は建てたら終わりというモノではなく、その建設費を遥かにしのぐ、修繕・保全・更新・運用費など様々な維持管理費がかかっています。解体し役割を終えるまでに、建設時の費用は全体の20%~25%しか占めていないともいわれています。

これまで、一部の技術職員を除き、自治体職員にはあまり重要と認識されていなかったことであり、また、公共施設の管理にどれくらいの費用がかかっているのか、費用対効果はどうなのか、税金を払っている側の住民も無関心でありすぎたと思います。

公共施設のあり方については、既に庁内でプロジェクトチームを立ち上げて今後検討するとの答弁を引き出しています。それを踏まえて質問を行います。ぜひ傍聴をお願いします


議員の一般質問(届出順)
戸田は25日(火)の午前中と予測しています(議会事務局に進捗をお尋ねください)


画像は、自治防災課・文化情報コーナーに置かれていた
島本町歴史文化資料館と水無瀬神宮・茶室「灯心亭」の模型
住民の方の手づくりだそうです、スゴイ!

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大津市議会と三井寺

2013年06月02日 | とだ*やすこの活動日記
今週は、続けて2回、大津市に行きました。30日はフェイスブックで情報を得た大津市議会の議員研修を受講、今日は園城寺(三井寺)の境内を青楓に包まれて歩きました。音の三井寺といわれる日本三大梵鐘を一回、心を込めて突きました(有料300円)。余韻のときが先祖供養になるそうです。

さて、大津市議会では、議場で行われた議員研修テーマ「災害時における議会の対応について」を傍聴しました。講師の同志社大学大学院・総合政策科学研究科・政策学部の新川達郎教授は、島本町で「まちづくり基本条例」に関する講演会でお世話になった先生です。

議会において、行政執行部の対応を事後的、部分的に語ることが多かったが、果たしてこれでよいのか。災害時の対応災害対策災害時に議会をどのように機能させるのか、膨大な専決処分を考えるのか、議会事務局の支援体制についてはどうか、緊急時の多様かつ緊急の個々の要望への対応をどうとらえるか。今まで議論さえされていなかった課題について、東日本大震災の経験を踏まえて、すべての自治体が対策を考えなければならないと痛感しました。

これまで議会改革をテーマにした研修にも積極的に参加してきましたが、災害時の議会機能を考えると「通年議会」は非常に重要です。残念ながら島本町では、議会改革特別委員会(改選前)で実施すると合意して試行したにもかかわらず、「試行中においてはメリットが実感できなかった」という意見が民主党の議員から出され、今年度、再び試行を重ねることになっています。今年は、実施に向けて課題を洗い出す前向きな試行期間にしなければなりません。

それにしても、議員研修を自由傍聴で市民に一般公開することは、今すぐできる改革、予算を有効に使える改革です。かねてより、わたしたち「人びとの新しい歩み」は、講義による議員研修は市民に開かれるようにしたいと願ってきましたから、大津市の取り組みには非常に興味がありました。

傍聴席には10数名(多くが大津市の職員の方だと思われます)、市内外を問わずに市民に開かれていることをこの目で確認し、島本町では、なぜこれができないのかと今さらながら残念でなりません。議会改革は地方議会の急ぎの課題です。が、今、島本町議会で問題になっている会派室のあり方などは、それとは程遠い内容と思える「コップのなかの争い」です。正直、かなり恥ずかしい状況といえます。

設置をめぐる過去の経緯(概ね感情的なもの)はあったとしても、2つある執務室を、自民(2会派)公明だけが会派室として使用するという現状(改選前は民主一室、自民と公明が曜日で一室を交替に活用)は、島本町議会として必ず改善していかなければなりません。人びとの新しい歩みは、今年度、会派室の使用を希望します。議会のあり方として、本来、すべての会派に等しくあることが望ましいかからです。

島本町では、地域すべてがひとつの選挙区であり、議員ひとりひとりが直接有権者に選ばれ、信託を受けているのです。基本的には会派に所属しない議員についても公平公正な環境があってしかるべきであり(当然ながら高槻市、大山崎町は公平に環境整備されている)、執務室、控室等などの名称で、等しく配慮する必要があります。

限られた環境のなか、財源も豊かにあるわけではありません。しかし本質はそこにはない。島本町議会のあるべき、よりよい姿について、実りのある議論を行うには、いったいどうしたらよいのか、悩みは尽きません。大人の判断が議会に欠けていると思えてなりません。住民のみなさんの「議会ウオッチング」、ご意見、お知恵を町政に寄せていただきますよう、伏してお願いします。


十薬は地を這う祈り民の花  靖子
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