とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

発達障害☆アカデミックな学びとケア

2015年09月28日 | とだ*やすこのまなびとひろば
お知らせ&お誘い
第13回とだ*やすこのまなびとひろば

発達障害☆アカデミックな学びとケア
2015年11月8日(日)13:30~15:00 

おはなし:橋本敬良さん
臨床発達障害研究・橋本ゼミ指導教員

ところ:島本町ふれあいセンター2階・年長者座敷
無料・申込不要

気になりながらわからないことが多い発達障害。アカデミックなアプローチを試みることでみえてくるものが必ずあると思えます。たとえば医療行為が医学部での勉強や医師免許の合格なしに個人の経験や成功例だけから行われた場合を考えてみてください。発達障害のケアも全く同じでではないでしょうか。

発達障害の分野では、2013年以降は「自閉症スペクトラム」という名称が使われているそうです。「スペクトラム」とは連続したもの、という意味で、ひとりひとり微妙に違っていることや、ひとりひとりの個性の延長線上にあるもの、というふうにとらえることができるのではないでしょうか。

島本町では、お子さんの発達に不安を抱いておられる保護者の方を対象とした相談事業や専門家による感覚統合などのさまざまな療育事業が行われています。有り難い、救われたというお声を聴いて安堵する一方、もっと一般に理解を広めていく必要があるのでは?と感じていました。

敬良さんのお話は、当事者の方はもちろん、周囲の大人(保育・教育・地域)がどのように「発達障害」を理解して、どのように向きあい、受入れ、能力を伸ばしていくのか、というお話になるかと思います。「能力を開く」という意味では、普遍的な「育児」にもつながります。

人としての個性にどのように向きあい、受入れ、能力を伸ばしていくのか。その意味では誰もが当事者のひとりであり、自分自身の得手不得手(個性)を自ら受け入れたうえで、子どもに向きあうことが必要かもしれません。そうしてはじめて子どもの力が伸ばせると思えるのです。

講師の橋本敬良さんとは10年以上前に知り合いましたが、FBでつながりをもったことにより、現在、発達障害分野における研究者として、教育の現場での臨床的アプローチや大学で教師をめざす学生に向けてのゼミを担当されていると知りました。

島本町でのお話会をお願いしたところ、参加型、双方向性で「難しくない時間」を過ごしていただき、参加者がそれぞれに「来てよかった」と思ってくださる内容にしますよ、と快諾してくださいました。保育・育児・教育のなかの「気づき」の機会にしたいと思います。

みなさんのご参加をお待ちしています。
問合せ E-mail toda.yasuko@maia.eonet.ne.jp(とだ)
※準備の都合上、あらかじめ申し込んでいただけるとありがたいです

画像
福祉大会(20日)の帰路
JR島本駅のホームで

島本町社会福祉協議会の
やまぶきちゃんのペーパー団扇といっしょに


秋です、ご無沙汰しております

2015年09月25日 | とだ*やすこの活動日記
暑い夏でしたが、秋の訪れが早い年でもありました。ブログの更新が滞ってしまいましたが、みなさま、お変わりなくお過ごしでしたでしょうか。実はわたくし8月の下旬に、ふとした動作でぎっくり腰になってしまい、数日動けない状態が続きました。

ほぼ寝たきりに近い二日を過ごしましたが、被介護者の尊厳とはどういうことなのか、介護に必要なのはなにか、まがりなりにも経験することになりました。9月の定例会から民生教育消防委員会に所属しての質疑がはじまりましたので、資料や書物だけではわからない現実に目を向けよ、と問われているようにも思いました。

9月3日からの本会議に向けて体調を整えることと議会準備を最優先し、生活保護や介護保険に関する本を読んだり、入手しておいた資料に目を通したりしながら養生させていただきました。この機会に東洋医学的な観点からしっかり身体を整えておきたいと思います。

9月中、たくさんのみなさんのお力をお借りして、島本町内の各戸に議会活動報告「いまここ*島本」18号をお届けしています。今回は「憲法」特集です。「応援しています!頑張りましょう」と激励のお葉書もいただきました。ご家族で目を通していただいたり、お友だちと話題にしていただいたり、そのきっかけのひとつになれば幸いです。

平和主義、立憲主義、国民主権を市民の手で必ず取り戻したい、取り戻さなければなりません。安全保障関連法については、法案が日本国憲法を逸脱した違憲法案であったこと、安倍政権の議会運営のあり方は単なる多数派主義で民主主義ではないことなど、ひとりの議会人としてあきらめずに抗議の声をあげていきます。

島本町では、JR島本駅西側の土地区画整理事業計画(開発事業)と農空間・景観保全の問題、し尿処理広域化と中間処理施設の問題、第3小学校ならびに第4保育所の整備基本計画、過密保育と待機児童など課題が山積しています。

高齢者福祉、ひとり親支援、障がい者福祉、救急救命の現状把握、中学校給食の導入や第一小学校の給食室の課題、教育現場における性的少数者への配慮、保育所の防災教育、文化施策の充実にもしっかり向きあいます。 

今日の午前中、議会は議会運営委員会を開きました。案件は10月1日の本会議に関すること、議会運営に関する各会派の要望についての議論。傍聴しました。後半議会に新たな議案が提出されませんでしたので、10月1日は、ふたつの常任委員会に付託された平成26年度の歳入歳出決算について各委員長からの報告を行い、その後、討論、採択を行います。傍聴は出入り自由です。


■9月定例会後半本会議
10月1日(木)午前10時~
島本町役場庁舎3階 本会議場


画像は
ふれあいセンターの洗心流の生け花
8月にはもう秋の花材で活けられていました