明日です
【人びとの新しい歩み学習会】のお知らせ
島本を子育てに優しい町に
~どんな就学前の保育環境がいいの~
講師:田中 文子さん
(社)子ども情報研究センター 所長
川西市子どもの人権オンブズパーソン専門員
12月1日(土) 10時~12時
島本町ふれあいセンター3F 第四学習室 (参加費無料)
主催:平野かおる・戸田靖子(島本町議会議員 人びとの新しい歩み)
島本の保育は評価が高いといわれていますが、保育所の入所数が定員の150%という超過密化状況での保育環境は深刻です。未来を担う子ども達のために税金を使わない、保育施策の貧困さは、子育て世代に見放されてしまいかねません。
安心して子育てできるためにも、どんな保育環境をめざしたら良いのか、子どもの権利や保育一元化などに詳しい田中文子さんにお話を伺います。
唐突ですが、フランスでは出生率の低さは国の政策の課題として課題解決に積極的に取り組んだ結果、V字回復し、近年、合計特殊出生率が2.00になったと認識しています。ヨーロッパの中でも群を抜いて高いそうです。一昨年だったでしょうか、島本町の福祉課の課長(女性)も研修に行っています。
実は昨日、フランスに永住している母の従姉妹が、孫のクリスマスプレゼントにする化繊の七五三の着物セットをネットで探し、クリスマスに間に合うように送る手配をしました。フランスの方針や制度に詳しいわけではありませんが、彼女を通じてみた民族風土、文化、女性の生き方が異なるフランスでのシステムを日本が真似て、うまくいくとは思えません。
自身が海外で子育てをした経験から、「預ける」ことと「保育」の違いも肌で感じます。日本は今、他国の範になれる日本の保育のよさ(給食制度などがそうではないか)を失わないよう、自ら、考え抜かなけれないけないと思います。
講師の田中文子さんのご用意してくださったレジメを拝見。国政選挙が近い今、国の子育てに対する考え方をしっかり学んでおきたいと思います。ご参加をお待ちしています。
画像は、パリの街角