3月26日、島本町議会は令和6年2月定例会を終えました。令和6年度の各会計予算、新たな教育長の任命同意など、町長サイドから提出された議案がすべて可決されました。
とだ*やすこは、令和6年度の一般会計案(当初予算)に、会派・人びとの新しい歩みを代表して、賛成の立場から討論を行いました(今回は戸田がその担当)。
他にも国民健康保険、介護保険事業ほか条例改正に係る賛成討論を会派を代表して行いました。追ってお知らせしたいと思いますが、しばらくは「いまここ*島本」の紙面づくり、原稿の執筆に注力します。
さて、会派内で賛否が分かれた教育委員会教育長の任命については、同意する討論を準備していたものの、結果として討論を行うことができませんでした。
新たな教育長の任命について、中田議員、永山議員は保留、賛否は表明しないこととして中田議員が代表して討論を行い、理由を述べて退席されました。
とだ*やすこは、新たな教育長をお迎えすることについて疑義はなく、賛成の立場で、本任命案件に同意しました。
会派で意見を異にしたことから、本来ならば、同意する理由を述べるのが筋ですが、不覚にも挙手のタイミングを外してしまいました。
強いて理由をあげるとすれば、他の方の討論を聞いてから挙手しようという思いから一拍おいたことで、会議の流れに乗りそびれました。魔が差したという感じです。
傍聴席には普段より多くの方がおられ、なぜ?と不信に思われたことでしょう。会議録に残すこともできず、「討論による賛否の説明責任」を重要視してきた者として、痛恨の極みでした。
が、一方では、前夜から自宅のプリンターの通信フリーズ(データ取得中のまま、消去ジョブも作動しない)。当日の朝もなお討論のための原稿が印字できずに、会議開始の間際に議会事務局で印字した、という経緯もあり、この不思議な現象を冷静に受け止めています。
第53号議案
教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて
令和6年3月26日提出 島本町長 山田紘平
氏名 横山寛(よこやまひろし)
住所 高槻市
生年月日 昭和35年
教育長は、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命するものです(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項)。提案理由は、現教育長の「任期満了」によるものです。
生徒指導に係る学校現場の対応に端を発した教育長をめぐる一連の出来事に、とだ*やすこは長く、深く心を痛めて参りましたが、これについては既に司法に委ねられており、本議案とは分けて考えるべきものと判断しました。
また、任命権者はあくまでも首長であり、その権限が一局に偏らないよう議会の同意を経るものです。議会側から他の誰かを求める、他の誰かと比べて判断するものではないととだ*やすこは考えます。
▷以下、とだ*やすこが新たな教育長の任命に同意した理由・考えを記します。
一般的に、多くは、お会いする機会のなかった方ついて、議案資料として付された略歴(最終学歴・職歴)のみで同意か否かを判断する人事案件は常に難しく悩ましいものです。
加えて、本件は、当日の朝に開かれた議会運営委員会において提出されたものです。本来ならば問題視されて然るべき議会対応です。ただし、一部の議員には知らせて、一部の議員には知らせないという過去の議会対応とは質を異にしている、と考えてよいと思います。
今回の議案の事前説明(全議員対象・1月29日3月14日)、会派代表者等への説明(2月25日3月25日)などを経て思うことは、さまざまな状況を考慮して、町長執行部としては慎重かつ丁寧、苦渋の対応ではなかったか、ということです。
*上記、日程につき3月30日0:00過ぎに訂正しました。
ここでいうさまざまな状況とは、中村教育長が在任期間中に島本町を訴えられていること。3月19日に訴状が届いています。まもなく議会に内容が示される予定、現在は伏せるべき個人情報などを精査中と説明を受けています。
また、議決前、すなわち、その段階では私人である新教育長の名前が、SNS等で拡散される可能性が否定できないのではないか、という懸念もあります。☚あくまでも、とだ*やすこの感覚で述べています。
横山寛氏におかれましては、高槻市の中学校教諭、教頭、校長を務められ、高槻市教育委員会事務局にも席を置き、府内の養護学校教諭も経験されています。この3月に学校法人浪商学園を退職、と議案資料に記されています。
これまでの多岐にわたる職歴、長く教育行政に携わっておられるご経験をもとに、本町の教育行政と教育委員会の組織運営にご尽力していただけるのではないか、と考えました。
中村教育長が力を注いでこられた「みづまろキッズプラン」、学校プール統合を含めた新体育館の基本的構想と計画策定、文化財行政の発展をはじめ、多くの課題、同時に次世代への希望を抱える島本町の教育行政です。横山氏には、各課の職員が最大限の力を発揮できるよう組織運営にご尽力いただきたいと願っております。
卒園、卒業の季節、近年になく桜の開花が遅いです。4月、島本町は13名の新規採用職員を迎えます。退職される方にとっても新しい春。とだ*やすこも気持ちを切り替えて令和6年度の議会活動を頑張ってまいります。
画像
尾山遺跡・鎌倉時代の泉跡復元工事
*桜井せせらぎ公園 3月24日
雨に濡れると石の色が緑色に
3月中に工事が完了する予定 *29日工事終了
とだ*やすこは、令和6年度の一般会計案(当初予算)に、会派・人びとの新しい歩みを代表して、賛成の立場から討論を行いました(今回は戸田がその担当)。
他にも国民健康保険、介護保険事業ほか条例改正に係る賛成討論を会派を代表して行いました。追ってお知らせしたいと思いますが、しばらくは「いまここ*島本」の紙面づくり、原稿の執筆に注力します。
さて、会派内で賛否が分かれた教育委員会教育長の任命については、同意する討論を準備していたものの、結果として討論を行うことができませんでした。
新たな教育長の任命について、中田議員、永山議員は保留、賛否は表明しないこととして中田議員が代表して討論を行い、理由を述べて退席されました。
とだ*やすこは、新たな教育長をお迎えすることについて疑義はなく、賛成の立場で、本任命案件に同意しました。
会派で意見を異にしたことから、本来ならば、同意する理由を述べるのが筋ですが、不覚にも挙手のタイミングを外してしまいました。
強いて理由をあげるとすれば、他の方の討論を聞いてから挙手しようという思いから一拍おいたことで、会議の流れに乗りそびれました。魔が差したという感じです。
傍聴席には普段より多くの方がおられ、なぜ?と不信に思われたことでしょう。会議録に残すこともできず、「討論による賛否の説明責任」を重要視してきた者として、痛恨の極みでした。
が、一方では、前夜から自宅のプリンターの通信フリーズ(データ取得中のまま、消去ジョブも作動しない)。当日の朝もなお討論のための原稿が印字できずに、会議開始の間際に議会事務局で印字した、という経緯もあり、この不思議な現象を冷静に受け止めています。
第53号議案
教育委員会教育長の任命につき同意を求めることについて
令和6年3月26日提出 島本町長 山田紘平
氏名 横山寛(よこやまひろし)
住所 高槻市
生年月日 昭和35年
教育長は、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命するものです(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項)。提案理由は、現教育長の「任期満了」によるものです。
生徒指導に係る学校現場の対応に端を発した教育長をめぐる一連の出来事に、とだ*やすこは長く、深く心を痛めて参りましたが、これについては既に司法に委ねられており、本議案とは分けて考えるべきものと判断しました。
また、任命権者はあくまでも首長であり、その権限が一局に偏らないよう議会の同意を経るものです。議会側から他の誰かを求める、他の誰かと比べて判断するものではないととだ*やすこは考えます。
▷以下、とだ*やすこが新たな教育長の任命に同意した理由・考えを記します。
一般的に、多くは、お会いする機会のなかった方ついて、議案資料として付された略歴(最終学歴・職歴)のみで同意か否かを判断する人事案件は常に難しく悩ましいものです。
加えて、本件は、当日の朝に開かれた議会運営委員会において提出されたものです。本来ならば問題視されて然るべき議会対応です。ただし、一部の議員には知らせて、一部の議員には知らせないという過去の議会対応とは質を異にしている、と考えてよいと思います。
今回の議案の事前説明(全議員対象・
*上記、日程につき3月30日0:00過ぎに訂正しました。
ここでいうさまざまな状況とは、中村教育長が在任期間中に島本町を訴えられていること。3月19日に訴状が届いています。まもなく議会に内容が示される予定、現在は伏せるべき個人情報などを精査中と説明を受けています。
また、議決前、すなわち、その段階では私人である新教育長の名前が、SNS等で拡散される可能性が否定できないのではないか、という懸念もあります。☚あくまでも、とだ*やすこの感覚で述べています。
横山寛氏におかれましては、高槻市の中学校教諭、教頭、校長を務められ、高槻市教育委員会事務局にも席を置き、府内の養護学校教諭も経験されています。この3月に学校法人浪商学園を退職、と議案資料に記されています。
これまでの多岐にわたる職歴、長く教育行政に携わっておられるご経験をもとに、本町の教育行政と教育委員会の組織運営にご尽力していただけるのではないか、と考えました。
中村教育長が力を注いでこられた「みづまろキッズプラン」、学校プール統合を含めた新体育館の基本的構想と計画策定、文化財行政の発展をはじめ、多くの課題、同時に次世代への希望を抱える島本町の教育行政です。横山氏には、各課の職員が最大限の力を発揮できるよう組織運営にご尽力いただきたいと願っております。
卒園、卒業の季節、近年になく桜の開花が遅いです。4月、島本町は13名の新規採用職員を迎えます。退職される方にとっても新しい春。とだ*やすこも気持ちを切り替えて令和6年度の議会活動を頑張ってまいります。
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尾山遺跡・鎌倉時代の泉跡復元工事
*桜井せせらぎ公園 3月24日
雨に濡れると石の色が緑色に
3月中に工事が完了する予定 *29日工事終了