とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

地下水90%の町営水道がなくなる?

2021年02月23日 | とだ*やすこの町政報告
国と大阪府は水道事業の広域化を強力に進めています。水の自治が脅かされています。これに基礎自治体としてどう向き合うかが問われ、試されています。

水道法が改正され各府県は水道の広域化に向けた取り組み(「水道基盤強化計画」の策定)を余儀なくされています。が、大阪府は既に橋下知事の時代に府営水道をなくしていますから京都府や兵庫県とは異なる事情をもっています。

大阪府の「府域一水道」は、大阪広域水道企業団(島本町は現在ここには属していません→島本町は現在事業統合していません)に大阪市を除くすべての市町村が加わり、なおかつ大阪市と企業団が統合して成り立つものととだ*やすこは理解しています。 
※大阪広域水道企業団:大阪市を除く42市町村で構成。島本町も構成団体です。


「町水道事業ビジョン(案)」パブリックコメントにご意見を!
〆切りは2月24日



ひと言でもよいのでご意見をお寄せください。政治はあなたの身近にあります。パブリックコメントは市民が手にした民主主義の有効かつ貴重なツールです。

各審議会などに諮られた場合、市民の声をもとに学識経験者の見解が示され、専門家の意見が添えられ、大きく改善されることもあります。

ところが残念なことに、島本町には上下水道事業に係る審議会がありません。大山崎町で傍聴して以来、その存在意義に気づき、10数年必要性を主張し続けていますが、未だよい答弁は得られません(もはや春の改選後の課題)。

町民とともに歩む山田町長の二期目で実現する(せざるを得ない)と信じて訴え続けます。なぜならば、情報提供、情報公開、意思決定のプロセスの透明性なくして民主主義は成り立たないからです。

正しい情報なくして、正しい選択はできません。情報の共有が民主主義の前提条件です。地下水90%の水道水が今すぐなくなる?町は町営水道の廃止をすすめている?そんなことはありません


重要な政策課題であることは確かですが、山田町政のもとでは(ここ重要)大阪広域水道企業団への統合は向こう約3年間はない、ととだ*やすこは考えています(一般質問で問います)。

ですが4月の選挙での有権者のみなさんの選択次第では事情がかわります。令和4年1月に行われる統合への覚書締結に、議会の議決を経ず(市民的議論なく)首長判断で参加できるからです。

町長が変われば企業団への統合(=町営水道廃止)に舵をとることになるやもしれぬ!これが現時点でのとだ*やすこの揺るぎない考えです。

いずれにしても、これは水の利権の問題であり、そこから水の自治を守る!地下水90%の水道水を守る!ためには、どうすればよいかを学び、行動しなければなりません。そのために最低限必要なのが住民の声と審議会です。


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干支の香合
お茶道具にあるストーリーが好き
(詳しくはないけれど)

丑年ですから年女
今年はよい年にしたいです

現在募集中のパブリックコメント|島本町ホームページ



任期最後の3月議会、ぜひ傍聴を!

2021年02月20日 | とだ*やすこの町政報告
立春を過ぎた頃から日差しがすっかり変わりました。もう春です。とだ*やすこは、3期12年間、町内全戸配布をめざして議会活動報告「いまここ*島本」をお届けしてきました。

最新号の第39号・第40号はお手元に届きましたでしょうか。たくさんの方がポスティングを担ってくださっています。当ブログ『いまここ@島本』のコメント欄に、ご意見、ご感想をお寄せいただければ幸いです(非公開)。



島本町議会
令和3年3月定例会のお知らせです

いずれも午前10時から  庁舎3階にて 出入り自由

本会議
•3月 1日(月曜日)※一般質問など
•3月 2日(火曜日) 
•3月 4日(木曜日)※大綱質疑など(人びとの新しい歩み:戸田)
※印は予測進捗スケジュール 当日の進捗は議会事務局にお問い合わせください

総務建設水道常任委員会(戸田)
•3月 8日(月曜日)
民生教育消防常任委員会(中田議員)
•3月10日(水曜日)
※令和3年度予算案等を付託

議会運営委員会
•3月15日(月曜日) 

本会議
•3月18日(木曜日) ※討論と採択他


三つのテーマで一般質問を行います
▸JR島本駅西地区 歴史文化を活かした景観まちづくり
▸もっと文化を!「承久の変」800年に寄せて
▸町の水道事業廃止?この誤解を解くために問います



会派:人びとの新しい歩みを代表して大綱質疑を行います
1)新庁舎建設計画と令和3年度予算編成
2)男女共同参画の視点からの防災と復興
3)働く人びとのための会計年度任用職員制度
4)入札制度の見直しと入札監視委員会の設置を
5)公募型補助金で住民が主役のまちづくりを
6)新たな都市計画マスタープランと景観まちづくり
7)町営緑地公園住宅の指定管理者制度導入の検討を
8)プラスティックスマート宣言の効果と課題
9)子育て世代包括支援センターの効果と課題
10)福祉ふれあいバスのクロスセクターベネフィット
11)教育委員会に幼児教育・保育指導主事の配置を
12)子どもたちの心身の健やかな発達のために 
13)学童保育室に適切な指導員の配置を
14)埋蔵文化財保護行政と文化財保護審議会
15)コロナ禍における介護保険サービスの課題
16)生活困窮者への支援と生活保護制度
17)消防はしご車の機能と安全性の確保など
18)上下水道事業における主な工事の概要
 
大綱質疑をつくるにあたり、1期目最後の大綱質疑のテーマをふりかえってみました。2004 年に「景観法」ができて以来、空間、風景、景観の公共性が認識されたことを述べ、景観行政団体を目指す島本町の2013年の取組みを質していました。

ようやく今、山田町長のもと景観計画策定業務の予算が提案され、議会はこれを既に可決しています。これは住民の声、議会での議論が活かされた結果です。

また、島本町は現在、都市計画マスタープランの見直しを進めています。根拠法が異なる「景観計画」「都市計画マスタープラン」ですが、相互に密接に関係しています、今回の大綱質疑では策定のプロセスで「住民参画」をどのように充実していくのかを問います。


パブリックコメントにご意見を!
〆切り間近2月24日までのもの多し


ひと言でもよいのでご意見をお寄せください。政治はあなたの身近にあります。各審議会などに諮られた場合、市民の声をもとに学識経験者の見解が示され、専門家の意見が添えられ、大きく善処されることがあります!

現在募集中のパブリックコメント|島本町ホームページ
▸「島本町下水道事業経営戦略(案)」
▸「町水道事業ビジョン(案)」
▸「島本町国土強靭化地域計画(案)」
▸「第6期島本町障害福祉計画(第2期島本町障害児福祉計画)(案)」


お知らせしたいことは常にたくさんあります。が、日々の活動に加えて4月の町議・町長選挙の準備も待ったなしの状況。まずは今期最後の発言権を活かすべく3月定例会議の準備を優先します。引き続き、町政に関心をお寄せください。


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高槻市の新池ハニワ工場公園
まだ肌寒いころに訪れました

えっ?こんなところに?
という住宅街にありました

ホンモノ感に圧倒されました

これまでの歩み☆一般質問(二期目)

2021年02月11日 | こんにちは!とだ*やすこです
春光。春の光を浴びてお散布したい気分ですが、日常は混とんとしています。新型コロナウィルス感染症対策としての緊急事態宣言が3月7日まで延長されました。必ず出口はあると信じて暮らしています。

さて、二期目に行った一般質問をふりかえりました。 中学校給食実施に完全米飯導入を 市民とともに求めた取り組みが記憶に残ります。食料自給率、アレルギー対策、コスト面から米飯が優れていると判断、和食が世界遺産になったことを活かしました。


平成25年・2013年
6月
公共施設の全体構想 ~維持管理計画の策定をめざして~

9月
1.公共施設適正化調整会議 ~ 子ども、若者、次世代のための適正化を ~
2.共通番号制度の問題点を問う

12月
1. 桂川水位上昇時、安全に避難するために ~山崎地区の課題として~
2. 若山台調整池保存活用で恒常的な防災機能の向上を
3. 町営鶴ヶ池住宅跡地の売却に関する事務事業について


平成26年・2014年
2月
1. 中学校給食実施に完全米飯導入を ~和食を中心とした献立の意義~
2. 島本町歴史文化資料館と前庭の活用 ~社会教育行政の充実と地域活性化をめざして~
3. 町営鶴ヶ池住宅跡地の土壌調査結果

6月
1. 若者の就学、結婚生活を支援する奨学金制度を~切れ目のない少子化対策の視点から~
2. 旅券発給事務における窓口対応業務の事務委託は必要ですか

9月
1.JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う

12月
1. にぎわい創造への挑戦! ~ 農と文化とブランド戦略 ~
2. JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その2)



平成27年・2015年
2月
1. 子ども・子育て事業の充実をめざして 子どもの権利の視点から
2. 中学校給食に完全米飯導入を~和食を中心とした献立の意義~(その2)
3.JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その3)

6月
1. 自転車交通政策について問う~人が主役のまちづくり~
2. 性的少数者(LGBT)理解への一歩~教育行政及び学校現場の課題~
3. 組み体操の危険性の認識
4. イベントの見直しについての覚悟を問う

9月
1. JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その4)
2. 都市計画審議会に複数分野の研究者を 

12月
1. JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その5)
2. 第三小学校整備基本構想を質す ~地域力を高める学校整備を求めて~
3. 図書館に赤ちゃんタイムを

平成28年・2016年
2月
1. 水と緑と生物多様性を守るため ~持続可能な天王山周辺森林整備
2. バリアフリー基本構想・中期的課題の取り組みを確認します

6月
1. 山崎・西谷踏切に警備員の配置を~バリアフリー基本構想継続協議会を傍聴して~
2. JR島本駅西土地区画整理事業の進捗状況を問う(その6)
3. 障がいのある児童・生徒に介護員の適切な配置を~教育を受ける権利と合理的配慮~

9月
JR島本駅西、まちの将来像を描くのは誰? ~住民参画のまちづくりをめざして~

12月
1. 障害者が地域で安心して暮らせる町に
2. 市民の暮らしを支える下水道事業 ~マンホールカード発行~
3. JR島本駅西土地区画整理事業進捗の公表を広報しまもとに求める

平成29年・2017年
2月
1. JR島本駅西地区の土地区画整理事業 ~徹底した住民利益の追求を~
2. 東大寺・山崎地区にコンビニエンスストア開業 ~歩行者空間のバリアフリー対策を~


選挙が近くなると、もし議場に戻ってこられなかった場合、これが最後の一般質問になるという思いで臨みます。一年にたった4回しかできない一般質問ですが、任期中の四年間では16回。実は多くのことを問い、しかも手を抜いていない自分に驚きます。

東京オリパラ森会長に抗議の要望

2021年02月11日 | もっと生きやすい社会は可能だ!
2021年2月10日、大阪府自治体議員(有志)で要望書を提出しました。意思決定の過程に女性の参画があって当然、本来ならばごく自然なことです。

箕面市議・増田京子さんからの呼びかけでお話をいただいたとき、男女同数議会を実現した島本町議会の女性議員としてぜひ声を上げたいと思いました。



森会長は、女性を入れるなら時間を「規制」しなくてはならない(会議が長引くから)という内容の発言を「人からの伝聞」として述べておられます。

全理事のうち女性の割合を40%以上にすることを目標としつつ、女性の数が増えたら今度は「時間で規制」が必要と「会長という立場」で平然とおっしゃっているのです。

YESという人、無難な人だけをメンバーにして異質な意見を排除する、時間のかからないお手打ち会議しかイメージできないのでしょう。わたしはここに強く問題を感じています。

感染症蔓延のなか、オリンピック開催の是非は、アスリートの立場、医療従事者の立場、スポンサーの立場などさまざまな角度から熟議が必要。当然時間がかかります。

しかしそれは困るという感覚が森氏にあるのではないか。あるいは「空気を読みつつ、空気に支配されない人」(会議を構成する少数派である女性に多い)の威力への潜在的な恐れなのでしょうか。

今回、森会長は「人からの伝聞」として自らの責任を逃れるように発言しておられますから、これは失言ではなくおそらく確信犯です。つくづく困ったことだと思います。

以下、敢えて前文を掲載します。森会長の辞任を求めるのが目的ではありません。そのことも含めて呼びかけ人のひとりとなりました。

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック組織委員会 森喜朗会長の女性蔑視発言に対して抗議するとともに、処遇の検討および再発防止を求める要望書

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
会長 森喜朗様
日本オリンピック委員会 会長 山下泰裕様
東京都知事 小池百合子様 
内閣総理大臣 菅義偉様
国務大臣 橋本聖子様

呼びかけ人
大阪府
箕面市議 増田京子
吹田市議 池渕佐知子
茨木市議 桂睦子
和泉市議 小林昌子
島本町議 戸田靖子
大阪府議 野々上愛
高石市議 山敷 恵

私たち大阪府内自治体の女性議員有志が呼びかけ人となりこの要望書を提出するものです。世界経済フォーラムのグローバル・ジェンダー・ギャップ(世界男女格差)レポート2020で、日本のジェンダー・パリティの指数は153か国中121位であり、日本の女性議員数は地方議会、国会とも非常に少ない状況です。

私たち地方議員は、ジェンダーギャップの改善はもとより、多様な人たちがしっかり議論することが政治の信頼を取り戻すために必要であり、民主主義社会の根底を支えるための必須項目であるとの認識から日々の活動を行っています。

その中で、以下の森会長の発言は、日本のジェンダーギャップを後退させるとともに、多様性を排除し、熟議という民主主義の根幹を揺るがすものと危惧する立場から以下抗議を込めて要望をします。

2月3日に開催された日本オリンピック委員会(JOC)議員会において、東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長は、「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」、「女性っていうのは競争意識が強い」「女性の理事を増やしていく場合は、発言時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困ると言っておられた。だれが言ったとは言わないが」などと発言されました。

オリンピック憲章では、オリンピズムの根本原則として1項目には「オリンピズムは肉体と意思と精神のすべての資質を高め、バランスよく結合させる生き方の哲学」であり、「その生き方は努力する喜び、良い模範であることの教育的価値、社会的な責任、さらに普遍的で根本的な倫理規範の尊重を基盤とする」と記され、6項には「このオリンピック憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、国あるいは社会的な出身、財産、出自やその他の身分などの理由による、いかなる種類の差別も受けることなく、確実に享受されなければならない」と記されています。

加えて、IOC(国際オリンピック委員会)の使命と役割として、「男女平等の原則を実践するため、あらゆるレベルと組織において、スポーツにおける女性の地位向上を促進し支援する」ことが明記されるとともに、NOC(国内オリンピック委員会)の使命と役割では、オリンピック憲章に則ることに加え、オリンピズムの根本原則の普及に貢献する研修や人材養成支援が示されています。

今回の森喜朗氏の発言は女性に対する偏見、蔑視、差別であり、上記のオリンピック憲章の理念を大きく逸脱する発言です。日本国内だけではなく、世界のオリンピアンやスポーツに関わる人、女性やLGBTQIA当事者を傷つけ、ジェンダー平等推進や性的指向と性自認を理由とする暴力と差別解消に向け取り組むという日本を含めた世界中の国々が抱えた責務に反するといわざるを得ず、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長発言として容認することはできません。

そのため、私たちは以下の点を、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(森喜朗会長)、日本オリンピック委員会(山下泰裕会長)、東京都(小池百合子知事)、日本政府(菅義偉首相、橋本聖子大臣)に求めます。

1、森喜朗氏の会長としての処遇の検討
今回の森喜朗氏の発言は、「女性」を一括りにした上で「発言が長い」と表現し、結果的に「女性」を貶め嘲笑する内容です。その後の会見においての発言を鑑みても、自身の差別性を振り返ることなく、偏見に基づく差別的思考が垣間見えるものでした。会長就任に合意した3者(JOC・東京都・日本政府)および組織委員会に対し、このような偏見を持つ方が会長職を継続することについて、処遇の検討を求めます。

2、再発防止策の実施
問題の発言がなされたJOC評議員会の場において、森喜朗氏の発言に対し、その場のみならず事後においても評議員から意見が出されていないことは、森喜朗氏だけではなく、JOC組織としてのガバナンスに対して疑問を持たざるを得ません。
JOCならびに大会組織委員会には、今後、ジェンダー平等や性自認/性指向について研修を行うことに加え、ジェンダー平等が実現した団体になるために、「差別発言に対し一切寛容しないことを示す」などの指針を通した具体的な再発防止策の実施を求めます。

3、女性理事の割合4割達成
JOCはスポーツ庁がまとめた競技団体の運営指針「ガバナンスコード」に沿い、全理事のうち女性の割合を40%以上にすることを目標としています。東京オリンピック・パラリンピックに関わるすべての組織における女性理事の割合の最低4割の達成を求めます。また、組織の管理職のダイバーシティの推進を求めます。

以上です。申し添えておきます。お声をかけてくださった桂むつ子茨木市議は、オリンピック強化選手として学生時代を過ごした元アスリート。その立場からも黙ってはいられないという思いを強く感じました。


これまでの歩み☆一般質問(一期目)

2021年02月08日 | こんにちは!とだ*やすこです
これまでに行った一般質問のテーマです。自分がなにをやろうとして、どのようなことが実現し、どのような課題を残しているのかを振り返ってみました。

まずは平成21年~平成25年、一期目の活動から


平成21年・2009年
6月
若山台住宅の住環境ルネッサンスについて ~若山台の課題は町の課題です~

9月
選挙期間中は毎日訪ねてきてくれた父(人が寄るのが好き)が他界。当選後すぐに胆管細胞癌と告げられ余命いくばくもないと知るが告知はしなかった。悟られるのが怖くて見舞いにはいかず(事実そうなった)議会に専念集中。一般質問は見送りました。

12月
住民による住民のための水無瀬川クリーン作戦 ~地産地消を育む名水を守る~


平成22年・2010年
3月
1. 合併議論を含めた広域行政勉強会 まずは島本町住民対象に開催すべきです!
2. 歴史ロマンを情報公開!広瀬遺跡・国木原発掘調査の研究報告会開催を

6月
1. 水と緑の資源を活かしたまちづくりのために JR島本駅西側地区の景観保全について
2. 広域行政勉強会と『合併議論』の報道について

9月
1. 子どもを紫外線から守る対策を求めます ~保育・教育現場における意識改革を!~
2. アライグマの危険性周知について ~人獣共通感染症の視点から~

12月 
島本駅西側地区は府の農空間保全地域!自作農主義から耕作者主義への潮流



平成23年・2011年
2月
1.JR島本駅西側の農空間保全 ~土地区画整理事業 地権者主体の組合施行の是非を問う~
2. 福祉ふれあいバス運行の課題を問う 技術者・事業者・住民参画の検討会を!

6月
1. もっと文化を! 歴史・文化の薫る島本町 玄関駅の個性を活かして
2. 減災のための「やさしい日本語」活動
3. 広域行政勉強会・中間報告の成果を問う

9月
1. 若山台バスターミナルに音響信号機を!
2. よりよい『福祉ふれあいバス』実現に向けての提言
3. JR島本駅西側周辺の将来像を問う

12月
1. JR島本駅西側は公共公益系地区 そもそも良好な景観とは?
2. 今年の文化祭の総括 ~ 住民ホール使用中止の影響と対策 ~


平成24年・2012年
2月
1. 町長に問う!中高一貫進学校はまちづくりの核となるか
2. 広域連携による都市間共創 ~し尿処理の課題解決に向けて~

6月
1. 若山台調整池の防災機能を再認識しよう ~「災害に強いまち」をめざして~
2. 通学路の合同点検で安全対策を ~歩行者優先の交通静穏化をめざして~

9月
1. サントリー山崎蒸留所を核とした歴史・文化・観光施策を~大山崎町との都市間共創を目指して~
2. 若山台音響信号設置に向けて ~ひとりのためのバリアフリーが町を豊かに~
3. 8月14日、大雨・洪水の被害を検証する (若山台調整池の果たした役割について)

12月
1. 公文書管理法の趣旨に則った文書取扱規程改正と適正な運用
2. し尿処理は水質汚濁防止法を遵守していますか ~衛生化学処理場の希釈処理の是非を問う~
3. 西大和学園中高一貫校の立地なき土地区画整理事業の今後

平成25年・2013年
2月
1. 図書館に「あかちゃんタイム」を設けてください
2. ふれあいセンターに、コミュニティカフェレストランを
3. 乳幼児医療補助の拡充を求めます
4. 大気汚染PM2.5の健康被害を周知してください
5. JR島本駅西地区まちづくりは町の総合政策です


読み返すと反省すること多し!ですが、一期目の頑張りに自分でも驚いています。会議録は島本町HP「島本町議会」でご覧になれます。

必要だけど懸念あり、ワクチン

2021年02月06日 | とだ*やすこの町政報告
新型コロナウイルス感染症・ワクチン接種に係る事務的経費につき、令和3年第2号議案令和2年度島本町一般会計補正予算(第9号)に賛成も反対もしなかった理由として以下のような「討論」(採決に至る考え方の説明)を行いました。

まず、債務負担行為第3小学校の施設整備事業について、アスベスト対策が必要となった理由にも特に疑義はなく、に必要なものと認めること。緑地公園住宅の給湯器の取替工事についても必要なものと理解したことを述べました。

賛成できかねる理由は、新型コロナ新型コロナウイルス感染症・ワクチンに係る事務的経費についての疑義、国の方針に対する不安です。

ワクチンの安全性と有効性についての評価が未だ不十分と思わざるを得ません。通常、1年程度かかる医薬品の審査の手続きを大幅に簡略化して承認することをめざしていますが、その条件となる、海外で大規模な臨床試験が行われ予防効果が確認されているワクチンに値するのかどうか、ここに疑問をもっています。

できたばかりのワクチンですから、大規模な臨床試験とそれを基にした中長期的な検証が不十分ではないかと考えています。現時点では認可が降りていないワクチンを、これほどまでに拙速に接種しようとする意図はどこにあるのでしょうか。

仮にそれが東京オリンピック開催を念頭にしているとしたら、オリンピック開催時の医療現場は今にもまして混乱、緊張感にあふれたものとなるでしょう。国民の命と健康を考える立場から納得できません。

国の交付金を待たずに、基礎自治体が自らの基金を取り崩して準備を進めなければならないという状況、詳細が示されないまま基礎自治体職員に難題、重い任務を課すなどわたしは納得できません。

そもそも、ウイルスを攻撃する抗体ができることと、感染を防ぐ効果とは、本来、分けて考える必要があるのではないか、というのがわたくしの認識です。

ワクチンを打つこと=感染しない、発症しない、と言うことではないと思います。「重症化を防ぐ」といわれていることからしても、この認識はあながち間違っていないように思います。

一方で副反応による健康被害が懸念されます。遺伝情報を使ったワクチンとして開発が進められたようですが、これまで実用化されたことのない全く新しい技術であれば、実際に多くの人に使用した場合の効果や副反応については、慎重に判断する必要があるはずです。

ファイザーが承認を申請したワクチンは、「mRNAワクチン」(メッセンジャーアールエヌエー)と呼ばれるこれまでになかった全く新しいタイプのものとのこと。しかも現時点では日本で認可がおりていません。

遺伝子治療となると妊婦、胎児への影響が心配でなりません。世界保健機関(WHO)は、妊婦への接種を現時点では推奨しないとの指針を示しているとのことです。臨床試験(治験)での十分なデータがないためです。



いずれにしても、薬害によって重篤な副反応に苦しむことになるかもしれない被害者とご家族の苦悩と無念を思うと、心情としては反対の立場に立ちたいところです。

ですがワクチンの必要性を否定するものではなく、基礎自治体の責務として必要な予算であることに違いはなく、議員として本予算に反対することはできかねました。

よって本議案については採択に加わらないという苦渋の選択をさせていただき議場から外に出ました。島本町はこれを全員賛成で可決しました。

※余談:退席すると自民・公明・維新の議員のボイコット事件、議会空転の悪夢がよみがえります。予算を人質に密室で町長に迫る「態度表明」と今回の「討論」後の退席は別のものです。


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反対か退席か悩みに悩んだ臨時会議を終え
とあるところで、チョコレートドリンクを

接客の素敵な若い女性に弱いのです
コロナは必ず出口があるから
頑張りましょうね、と声をかける

コロナ禍、2月臨時議会を終えて

2021年02月05日 | とだ*やすこの町政報告
島本町議会は、2月4日、臨時議会を開きました。新型コロナウイルス感染症対策・ワクチン接種に係る事務的経費を主にした補正予算を審議し、議会はこれを全員賛成で可決しました。
※第2号議案 令和2年度島本町一般会計補正予算(第9号)

とだ*やすこは、これに賛成しかね、さりとて反対することはできない予算と判断し、採択には加わらず退席しました。留保・保留などと呼ばれますが棄権したことになります。苦渋の選択でした。

クーポン券発行(この軽やかな名称も実は気に入らないのですが)、コールセンター外部委託(委託先は大手旅行会社などを想定)、システム改修などさまざまな準備が必要とされ、事務的経費を計上するものでした。

米国製薬大手ファイザー社のワクチンは、マイナス75℃の冷凍保存で保管する必要があり、特別な冷蔵庫が必要で(国が一括して調達して配分)、ブレイカー工事を要します。

国において予算が可決されていない段階での予算編成となり、島本町財政調整基金を取崩して対応するという見切り発車です。※4282万8千円

なにより、ファーザー社のワクチンは国内でまだ認可がおりていません。ホンマにこれ賛成してええの?というかつてないほどの苦悩を味わいました(議決責任とは本来そういうものです)。

議員というものは多くのことに専門性がありません。大切なことは市民感覚を忘れず、市民の立場に立って自らの信念を貫くこと。ときに個々の市民の願いとは異なっても信念を貫くことです。

今回も採決に至る過程で質疑を行い、論点を公にするよう努め、退席はしましたがその理由は「討論」で述べました。というわけで議会前の夜更かしは常です。「討論」内容は追ってこのブログでお知らせします。



蛇足です
先日「スマホ教室」というものに行ってきました。担当者のあまりに偉そうな態度に、高齢者、特に女性が社会で置かれている立場を肌で感じました。顧客へのパワーハラスメント。今、込みあげてくる正義感をクールに温めています。

どうやら本社から配置された方のようで、日本の大手企業が昭和時代の日本企業とは変わってしまったと思います。単に個人の問題ではなさそうです。代理店の授業員はみなさん素敵、ゆえに残念です。

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山崎・椎尾神社の節分祭にて
この火がすべてを浄化しますように

「保育緊急事態宣言」と保育基盤整備加速化方針

2021年02月03日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
島本町は、2月1日付で保育緊急事態宣言(平成30年・2018年12月 5 日)を解除しました。保育基盤加速化方針により待機児童がほぼ解消される見込みです。

12月の一般質問では、そろそろ緊急事態宣言は解除してもよいのでは?という思いから「保育緊急事態宣言」と「保育基盤整備加速化方針」について問いました。以下にご紹介します。
要約:文責とだ

問:戸田
先月の第2回島本町子ども子育て会議において、保育基盤整備加速化方針が町財政に与えた影響について、委員からどのような質問や意見があり、子育て支援課はどのように答えたか。

答:教育こども部長 
保育基盤整備加速化方針が町財政に与えた影響について
まず「保育基盤整備加速化方針が進められたことで、予算がなくなって、庁舎の建替えが延期されたのではないかということを耳にしたが、それは事実なのか」とのご質問があった。

それに対して
▸加速化方針の策定前後において、事業費全体としては約12億2千万円増加しているが、事業者負担や国及び大阪府からの補助金も活用することにより、本町の実質負担額の増加は約1億2千万円

▸庁舎の建替計画への影響が全くなかったとはいえないが、予定されている庁舎の建設費用や本町の予算規模などを踏まえると、その影響は限定的であったのではないかと理解している。以上のように答えた。

また「町負担額に第四保育所跡地の土地売却代金が含まれているのか」、また「売却金額は幾らか」についてご質問があった。

これに対して
▸町負担額には土地売却代金は含まれておらず、売却金額は3億7,500万円となっている、と答えた。

戸田は傍聴していましたが、委員からは「そうであれば、町負担額は負担ではなくプラスになったということであり、しかも、病児・病後児保育施設もできるということで住民としては良かった」との意見が述べられました。


また「加速化方針策定前後の施設整備方針の違いで待機児童率はどのような形で変化したのか」とのご質問もあった。

これに対して
▸保育所等の待機児童率について、各年度の4月1日現在、平成28年度から本年度まで5年続けて大阪府内で一番高いという状況にあり、最も待機児童率が高かった平成31年4月1日現在では約11%という状況であった

▸仮に加速化方針に基づく保育環境の整備を行わなかった場合は、令和3年度には15%に迫る見込みとなっていた、と答えた。

以上、教育こども部長の答弁です。

問:戸田
加速化方針によって施設整備を進めたことで新たに生じた町の負担額が町財政に与えた影響は限定的であると理解できたが、その根拠になるものをお示しいただきたい

加速化方針策定の施設整備費用 約11億3千万円
その内訳
町負担額:約3億5千万円
国及び大阪府負担額:4億3千万円
事業者負担額:3億5千万円

加速化方針策定の施設整備費用 約23億5千万円
内訳
町負担額:約4億7千万円
国及び大阪府負担額:約6億8千万円
事業者負担額:約12億円

これらの金額には第四保育所跡地の土地売却代金の収入や施設解体撤去にかかる費用等、施設整備に伴う間接的な収支は含まれていないということです。


問:戸田
間もなく「保育緊急事態宣言」の解除の時期が来ると思うが、そのタイミングはいつ頃になるか。いつ頃に状況が把握できるのか。

答:教育こども部長
令和3年度保育所等入所申し込みの一次受付については、本年11月2日から12月4日まで実施し、現在(12月定例会議)、入所審査及び利用調整の事務を進めているところ

これらの選考結果通知については、令和3年1月末頃を予定していることから、この頃には、令和3年度当初における待機児童発生の有無が明らかになるものと考えている。

待機児童数は令和2年3月に107人まで増加していたが、「保育基盤整備加速化方針」による施設整備が進んだことにより、速報値ではあるが、本年12月当初の待機児童は1歳児の5人のみとなっている。


「保育緊急事態宣言」はまもなく解除されるべきということが戸田の一般質問で明らかになりました。この宣言は「子育てしやすい町」と言われていた島本町の矜持、転入を考える子育て世代への誠実さの表れと戸田は受け止めています。

待機児童問題を深刻にしてしまった要因は過去の議会、過去の政策にあり、議会の一員として改めて申し訳なく思います。また加速化方針のもと、子ども子育て支援課の業務の質と量を議会からみてきました。よってこの宣言の解除には感慨深いものがあります。

最後に大切なこと。待機児童の解消は決してゴールではなく島本町の幼児保育・教育を考えるスタートです。ようやくその時がきました。いよいよこれからです。


画像
高槻市上土室の遺跡公園
ハニワ工場(こうば)公園
※史跡今城塚古墳・新池埴輪政策遺跡

お天気がよい日に行ってみました
家の近くにこんな公園があったら楽しい
郷土史を肌で知ることができる教育施設

かけ声は福は内だけ春隣

2021年02月01日 | 花鳥諷詠☆いまここ俳句
かけ声は福は内だけ春隣 靖子

如月
節分や和菓子の角の青い鬼
キサラギと声にしてみる春隣
止まりそで止まらぬ水車春浅し

冬花
寒椿まことの己とは孤独
黄水仙つひに白髪を染めし朝
一輪の室花の黄に励まされ

紅梅
咲き初めし梅の色打つ夜の雨
老梅や幹のうねりに紅をおく
散りてなほ土に色添へ梅は梅