とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

まちづくり協議会の勉強とは

2012年01月29日 | JR島本駅西まちづくり
平成23年度は、JR島本駅西側のあり方について、農地地権者を中心とする「まちづくり協議会」が発足しました。1月から3月までの間に、協議会において数回の勉強会を行う予定ででしたが、いよいよ第1回目が開催されます

・日 時  平成24年1月29日(日曜日) 午後2時00分から
・場 所  桜井公会堂2階 ホール
・案 件  
1.土地の有効活用、及び動向について
2.勉強会で作成いただいた「まちづくり構想図(たたき台)」の修正に係る意見交換
3.その他

1月26日開催の第10回理事会において、傍聴可能となっています
(個人情報などを含む内容については非公開の可能性あり)。
島本町のHP

 
勉強会で「まちづくり構想(素案)」が策定されると、学校法人、西大和学園による土地の買収が前進、一気に加速すると戸田は考えます。第1回目の勉強会では、りそな銀行から専門家を迎え、土地の有効的な活用と最近の動向(土地価格の相場など)をレクチャーするというものです。

つまり、地権者の望まれる価格、法人側の提示される価格が、最近の動向(=土地の下落傾向ということになると思う)に沿ったものなのかを客観的に示すということでしょう。農地として(市街化調整区域)売るのか、開発を前提に(市街化区域)として売るのかで、価格が大きく違ってくるのかもしれません。


画像は、JR島本駅の西側からの農地景観(季節はずれです)
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原発、まず知ることから

2012年01月20日 | とだ*やすこの活動日記
町内で活動されている市民グループ「ぴあ・ネット/100万年の会」が、原発についての定期的な学習会をはじめておられます。12月、はじめて参加させていただだき、大阪府の「東日本大震災の災害廃棄物処理についての検討会」を数回にわたって傍聴されたかたの報告、感想をおききしました。

千葉県のホットスポットが確認された地域から、小さな子どもさんを伴って京都市に移り住んでこられた方のお話は、報道などで知るのとは比べ物にならないくらい、胸に迫るものがありました。

福井県には14基の原発があります。ひとたび事故が起これば、琵琶湖の水が汚染されます。他人事ではなく、次世代ためにすべての大人が真剣に考えるべきことです。次回の学習会のお知らせを頂いていますので、ご紹介します。

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お知らせ
原発シリーズ第4回/原発を知ろう入門編
観る、しゃべる!

DVD上映(59分)
小出裕章さん(京都大学原子炉研究所)からのメッセージ
「フクシマの現実と責任」福島原発で何が起こっているのか その5

1月23日(月)午前9時45分~12時
島本町ふれあいセンター「第3学習室」
参加費 400円(資料&テキスト)
申込不要

事故から7カ月。果たして福島第1原発は今、どうなっているのか。汚染はどこまで広がっているのか。子どもたちを守るために問われる責任とは・・・小出裕章さんのDVDを鑑賞してから、さまざまに、気軽におしゃべりする会。わたしも可能な限り参加します。


画像は、13日に見学した尺代の清掃工場の焼却炉の煙突
バグフィルターを通過して有害物質が除かれたのちの蒸気がみえます

処理過程で放射性物質が取り除かれる保証がないうえ
フィルターに付着、蓄積、周囲にとどまるのではないかと懸念します
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原発事故の被災地「がれき」

2012年01月18日 | 防災・減災=災害に強いまちづくり
大阪府は、昨日「大阪府域における東日本大震災の災害廃棄物処理の指針」(12月27日発表)の説明会(市町村・一部事務組合等対象)を開いています。ネット上で会議の様子が公開されていますが、そこには島本町の担当管理職の姿が映っていました。報道などでご承知のように、前橋下大阪府知事のもと受入を表明し、検討会を開いて指針を定め、そのうえで府域の市町村、一部事務組合(複数の基礎自治体が広域連携で組合を設立して共同処理する方式のひとつ)に「協力」をもとめた説明会でした。

被災地の災害廃棄物受け入れついては、大阪府の検討会議での結果を踏まえて可否を判断するというのが島本町の考え方です。これについては、会派「人びとの新しい歩み」でともに活動している平野かおる議員が12月議会の一般質問で質し、職員や住民への説明、了解なしに受け入れを決めてはいけないと強く主張しました。平野議員は、寝屋川市が「市民の安全のために受入れない」と表明していることを示したうえで、住民の安全に責任をもつ町が決めることではないかと町長の答弁を求めました。

町長は、放射能を拡大してはならないことが大原則であるとしながらも、被災地のがれきは復興をはばんでおり日本全体の課題でもあると、必ずしも受入れを否定しない表現をしました。災害廃棄物を広域的に処理して東日本の復興を支援するのは当然のことですが、放射性物質に汚染された廃棄物となると、まったく話が異なります。放射性物質の拡散を止めるために、自らの危険を顧みず、あるいは自らに課せられた使命によって、いったいどれだけの方がどれだけの努力を事故現場でされたのかを思い出せば、答えは簡単にでるはずです。今になって「がれき」を運搬、移動することによって広域的に拡散するなど、わたしはとんでもないことだと考えています。

土壌、水、大気への拡大、拡散につながるがれき受け入れに、わたしは反対。若者や育児に責任を負う世代が、不安とともに暮らすことは避けなければなりません。引き受ければ現地の方の放射性物質への不安が減るでしょうか。被災された方は、放射性物質への不安に怯える暮らしを全国に引き受けて欲しいと思っておられるでしょうか。ひとたび事故が起これば、災害廃棄物の広域的処理がかなわないのが原子力発電所の宿命であり、真実であるとわたしは考えます。そして、それは既に起こってしまった。

松本市の菅谷(すげのや)市長は外科医で、5年にわたりチェルノブイリ原発事故の被爆者、子どもたちの治療にあたられた方ですが、10年後が甲状腺がんの発症のピークになるだろうと述べておられます(日経ビジネスのインタビュー記事2011.4.18)。先月、府の検討会を何度も傍聴された住民の方の報告(「ぴあねっと・百万年の会」12月の例会にて)を聴きましたが、災害廃棄物、すなわち放射性物質を拡散する可能性が高い「がれき」の埋め立てに関して、「埋め立てた場所には公園をつくり、子どもたちが寝転んで遊べる環境にする」というような発言があり、その際、傍聴席がにわかに大騒ぎになったと・・・傍聴席には、小さなお子さんを連れた子育て世代の方が男女を問わずたくさんおられ、抗議の声でいっぱいになったそうです。

受入れのひとつの基準として、バグフィルターが設置された焼却場であることが示されていますが、そもそもこれはダイオキシン対策のために設置されているもので、放射性物質の除去効果があるという保証はありません。焼却灰は、まちがいなく高濃度の放射性廃棄物となります。濃縮された焼却灰の埋め立てに関して、一般廃棄物の処理場の建設の際に近隣地域に市民の憩いの場を開設するのと同じ感覚で「公園」をつくり、子どもたちが遊べるようにすると発言するなど、放射性物質についての認識があまりにも浅いのではないか。受入れを前提とした検討会には、怒りにも似た疑問があります。

拡散はダメ、一歩引いて、これが外国での出来事と想像してみればよい。ある国で起こった原発事故の災害廃棄物をその国全体で処理するというニュースを美談だと思えますか。汚染区域の採石場の石が復興のためのマンションの基礎工事や道路補修に使用されるなど、政府にも、多くの国民にも、放射性物質についての認識は浅く、起こってしまってから取り返しのつかないことが繰り返されています。たとえ復興支援でも放射性物質の拡散に反対です。

そもそも、老朽化が進み、膨大な費用をかけて長寿命化しなければならない島本町の焼却炉での処理にどのような影響をもたらすのか、その詳細もわからない廃棄物を受け入れて大丈夫なのか。府域にある焼却炉は、設置場所も処理方法もそれぞれに異なっており、島本町は島本町の独自の判断で、住民議論と理解を経て、自ら判断しなければなりません。ご意見をお寄せください。


画像は、島本町の清掃工場のバグフィルター 全長約6メートル
掃除機のフィルターのような役割をしています
ダイオキシンを除去がその目的です

13日、市民グループの清掃工場見学に同行(同行議員は平野議員、外村議員と戸田)
震災時の稼働、災害廃棄物受け入れなど素朴ながら鋭い質問に
工場長が丁寧に誠実に答えていました

稼働中の焼却炉を「安全な状態に落ち着かせる」だけの発電能力しか備えていないことを
今回はじめて知りました(何度も視察しているのに、勉強不足でした)
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いつもとちがう時間

2012年01月14日 | とだ*やすこのまなびとひろば
寒い日になりました。とだ*やすこのまなびとひろば、第6回「小さな町からつながる夢」(おはなし:森かおるさん)に、たくさんの方が参加してくださいました。ありがとうございました。会いたい人、輝いている人、ひたむきに生きている人をお招きして、コンサートに感動するように感動して明日の活力としたい。そんな思いで続けている「まなびとひろば」です。

今日の森かおるさんのお話は、世代を超えてたくさんの方の胸に届いたと思います。いただいたアンケートには、おとなりの小さな町で、町が大好きという思いで活動しておられる森さんへの共感や、誰かのためという気持ちを持ちつつ利益を得て社会貢献するという姿勢への賛同などが寄せられていました。また非常にピンポイントな地域の話題でリアリティがあり、地域の話し合いってこういうことだなぁと思ったという感想や、何気なくうかがっていたお店やマーケットに対する熱い思いを聞けて楽しかったという感想が印象的でした。

参加者のみなさん、特に若い世代の方の食の安全への関心は高く切実で、自分自身の食卓だけではなく社会全体の安全志向が高まることを望んでおられることが改めて理解できました。子どもを通じて知り合った母親同士が交流できるお店(主に飲食店?)が少ない、お隣の町のことを知る機会がないなど、貴重なご意見も書かれています。

「山崎・十日市」や「天王山ファーム&フードマーケット」では、単にモノを売るだけでなく、出会い、つながりが生まれ広がっています。今日、企画運営に関するお話をきいて、それは偶然ではなく「どういう市にしたいのか」「どういう社会にしたいのか」森さんのなかに、しっかりとした狙い、展望があっったということがわかりました。点と点が線になり、面になっていく・・・そして近隣の住宅街の「いつもとちがう時間」につながっています。

たとえば、ギャラリーを開放しての「素敵発見市」(十日市と同じ歴史がある)レストランを開放しての「手づくり市」(今回1月がはじめて)など、同じ日に、周辺の他のお店が独自に参加型「手作り市」を展開されています。もともと乙訓郡では朝市が盛んな様子で、朝市の効果は農業振興面にとどまらず、自治や福祉も含めたまちづくり全体に少なからぬ効果をもたらすと考えてられているようです。

朝市がおおむね早朝行われるのに対して、「天王山ファーム&フードマーケット」は、子どもたちが口にするものに責任を負っている世代が出かけやすい時間帯(午前11時~午後3時)に設定、その場で家族が昼食を楽しめる場を提供されているとのこと。せっかく行ったのに朝一番に売り切れてしまっている朝市ではないマーケット、これは非常に重要なことです。この点、農林業祭についても住民の方から苦言、厳しいご意見をいただいています(戸田は農業委員会に所属しています)。

さて、大人の生涯学習は最終的に、社会をよりよくするために活かすことが重要で、市民運動と同じく、行きつくところのひとつに「政治」があるとわたしは考えています。暮らしを支え、子どもを育てる地域力、女性、食、すべてわたしが政治に関心をもった原点。森さんへのメッセージをいただくアンケートのなかに「子どもを育てている中で今日はいつもと違った時間をすごせました」という文章をみつけて、少し涙ぐんでしまいました。その気持ちはかつてわたしも経験しました。わたし自身が初心にかえれた貴重な機会となりました。明日は、防災ボランティア訓練、朝10時からケリヤホールです。


画像は、森かおるさん(今日のまなびとひろばで)
ベビーカーを押してきてくださる方もありました
託児をご用意できていないのは、本当はよくないのですが
お子さん同伴で参加できる会にしたいという思いも強い

島本町は今、スマイルプランと称して
第2期男女共同参画社会をめざす計画(素案)への
ご意見(パブリックコメント)を募集
しています
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1月の山崎・十日市

2012年01月10日 | とだ*やすこの活動日記
まず、週末のまなびとひろばに関連したお知らせです

森かおるさんのプロフィール
森かおるさんの料理本
十日市のブログ
天王山フード&マーケットのブログ
ぜひ、クリックしてみてください。

今日の午前は、ふるさと島本案内ボランティアの会の定例会。帰路、週末の「まなびとひろば」のチラシをポストに入れながら、人に出会い、立ち話をしながら山崎へ。午後は終了間際の山崎・十日市&素敵発見市を訪ね、久しぶりに、ここで知り合った友人と出会いました。

今日、十日市の入り口で、チラシを配布すればよかったのに・・・友人に指摘されて気づくも既に遅く、自分の視野の狭さを思い知りました。自分のすることは、常にいっぱいいっぱい、後手後手になりがちです。ないようにみえてあるネットワーク、あるようにみえてないのがネットワークですね。


第6回 とだ*やすこのまなびとひろば
小さな町からつながる夢
おはなし:森かおるさん
料理家 大山崎在住
食と暮らしのうるおいサロン「Relish」主宰
 
2012年1月14日(土)
午前10時~12時  午前9時45分開場
島本町ふれあいセンター3階 第4学習室
申込不要 参加費無料

大好きな大山崎がHome Ground!「食と暮らしのうるおいサロン・Relish」を主宰、「山崎・十日市」の企画運営、「天王山ファーム&フードマーケット」のプロデュース、料理本の出版、フェリシモの商品企画など、多方面で大活躍されている森かおるさんをお迎えします。

ご参加をお待ちしています


画像は、左は、なんと石窯焼のピザ(完売!)箕面からの参加
右は素材にこだわったシフォンケーキ(絶品美味!)のお店、枚方からの参加です
十日市の参加希望者は商品を手に面接を受け、希望者多数で順番を待って出店されるらしい
ちなみにここは大山崎町の町有地
天王山ファーム&フードマーケットもここで開催されます
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島本町の成人祭

2012年01月09日 | とだ*やすこの活動日記
今年の成人祭は、第一中学校の体育館で行われました。個人的な印象としては、住民ホールでの成人祭よりも好感をもてました。準備、運営に多くの努力や検討を要したと思われますが、学び舎での成人祭は悪くないです。

今年の新成人は、無意味に騒ぐことがまったくありませんでした。町民憲章の朗読も心に沁み、厳かな雰囲気でスタートしました。特別ゲストとして招かれる三年生の担任だった先生方の恒例の五分間スピーチは、生徒だったみんなが、大人として教師というひとりの人間に触れる瞬間。

現在、町内で教頭先生を務めておられる教師のスピーチに会場は静まりかえりました。自分が今あるのは、今も教師でいられるのは、みんなのお蔭、ともに過ごした時間があるから・・・こう書けばありきたりに聴こえそうですが、その迫力、気迫、誠実さに圧倒されました。「挑む」という言葉が浮かびました。

みんなはさまざまな職業に就くと思うが、もし、この中に教師を目指す人があるなら、教師として言いたい。どのような社会にしたいか、そういった思いなくして教師になってはいけない、単に子どもが好きとかいう気持ちで人を育てることはできない。そのようにおっしゃいました。わたし自身、議会に身を置いて日々感じていることと内容が重なり、言葉にできない感動がありました。わたしと比べてずっと若い女性です。

生徒に人気があった先生は、島本町を離れて、そのよさがわかったとおっしゃいました。こうして成人祭にみんなが集まり、教師が招かれる島本町の成人祭がどれだけ素晴らしいことか(確かに参加率が限りなく100%に近いことは稀だと思う)。島本町に赴任していなかったら隣の大山崎町に住まいを得ることはなかったとして、自然が近い環境で暮らすことのよさを話されました。

また、既に定年退職され、まったく新たな分野で再就職された男性教師は、島本町では町出身の保護者、特にこの町で生まれ育った母親がきわめて多い、他の自治体では例をみない町の特徴とされたうえで、そこにある島本町のよさとは何なのか、みんなが自分でみつけてくださいと締めくくられました。

最後の先生は、ご自身が好きな「ドラえもん」のなかで、たとえば携帯電話が出てきて、それが現実の社会で実現しているということを例にして、未来は変えられるというメッセージをくださいました。

会場には「いきものがかり」の曲が流れ、司会も進行も、すべて新成人が行いました。主催は町長、教育長、教育委員長などですが、準備段階から実行委員会形式で新成人によって行われます。よって主催者、来賓の挨拶が延々と続くことはありません。新成人の誓いの言葉も格調高く、若者らしい自分の言葉で語られます。

ただ、気になったのは議会を代表する議長のスピーチがなかったこと。選挙権を手にすることの意味、重みをスピーチで知るということは期待できないかもしれない。けれども、このことの重みを軽んじるように、議会の存在を軽視することはよくないことです。議員以外の来賓の紹介にもお名前が省略され、肩書だけで済ましてしまったのも違和感がありました。生徒の主体性を重んじるとして教育委員会が自ら大事な視点を見逃している・・わたしにはそう思えました。


画像は、住民ホールが使用中止で体育館で行われる行事のために
用意された照明器具。2機あります。
床にシートを敷き、パイプ椅子を並べ、ストーブを配置して行われましたが
3連休のうち、2日出勤した職員が多いはずです
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愛好家の中将棋

2012年01月08日 | もっと文化を!そして歴史を!
中将棋愛好家のための全国大会が、毎回、新年に開催されています。主催者は日本中将棋連盟、今年は第8回めで、中将棋の本場関西、大阪で行われました。一度拝見したいと思いながら、毎年出初式と重なっていることもあり諦めていました。

昨秋、島本町歴史文化資料館で行われた中将棋教室で、主催者の方から直々に案内チラシをいただいたこともあり、今年は思い切って大阪・福島にある関西将棋会館に行ってきました。対戦の邪魔にならないよう、後ろの方でそっと雰囲気を味わいました。

参加費は大人2,000円、中学生以下1,000円 (ルールブック付き)。Aクラスの競技が中将棋名人戦と称して行われ、優勝者には称号「中将棋名人」が授与されます。昨年、水無瀬神宮での公開対局に参加してくださった宮居正芳さん、第七期中将棋名人はここで誕生しました。

去年の水無瀬神宮公開対局で「読上げ」をしてくださった冨田哲也さん(日本中将棋連盟理事)が宮居名人に挑戦されていました。今年は、一昨年、水無瀬神宮で行われた初対局の勝者、神崎七段(昨年は解説)が2度目の挑戦により優勝されたそうです。みなさん、水無瀬神宮公開対局や歴史文化資料館での中将棋教室でお世話になった方ばかりです。

いただいた2012年版のルールブック(日本中将棋連盟発行)は、中将棋を取り巻く環境を知るのにたいへん参考になりました。江戸時代の文献によりルールを掘り起し、いまなお検討されているなど、尊い活動も知りました。武田穣会長が書かれた「はじめに」には、島本町での取り組みが紹介されています。将棋のプロの中にも中将棋を楽しむ方が増えてきているとのこと、島本町での一連の取り組みがひとつのきっかけを提供できたとすれば、光栄で意義あることと思います。

遊戯人口の減少に歯止めがかからなかった中将棋、しかしながらインターネット上で情報交換、対戦が行われ、愛好家の間で地味で熱い活動が行われているとを知り、これだ!と思い、中将棋を無形文化財ととらえて水無瀬駒ゆかりの地で復興できないかと考えていました。議員になって以来、いつか必ずと、わたしは夢を抱いていました。実現しました。機が熟していたといえます。

さて、今回、初心者も参加できるBクラスの対戦に、小学生と思われるお子さんが一人、女性が一人参加されていました。和歌山から来られた方とお話する機会に恵まれ、なんと、昨年の水無瀬神宮公開対局に来てくださっていたと知りました。そのときはじめて中将棋というものを知り、以来、ルールブック片手に指し方を習得、今日、はじめて大会に参加されたというのです。感激しました。

近い将来、島本町歴史文化資料館での中将棋全国大会開催が可能か・・・連盟のご意向を尊重しつつ、慎重に考えます。同時に、近江神宮にカルタの大会があるように、水無瀬駒ゆかりの水無瀬神宮の中将棋公開対局があってもいいじゃないか!の思いで、水無瀬神宮での公開対局存続をめざします。

奇しくも今年の競技かるた名人位(第58期!)クィーン位(第56期!)決定戦の模様が今朝の朝刊に載っていました。例年同様、今年もカラーで紹介されています。水無瀬神宮の公開対局はまだたったの2回、結果を急がず、続けることです。

そのためになにをすればよいのか、今日、多くのヒントとひらめきを得ました。同時に、安易な発想やイベント化で、愛好家のみなさんの地道で尊い活動、愉しみに横槍を入れるようなことがあってはいけないと心しました。この点、神崎七段も同じ思いを抱いておられます。

愛好家のみなさんの活動を尊重しつつ、島本町、水無瀬神宮でなにができるかをバランスよく考える必要があると肝に銘じました。お邪魔してよかった。指す方あっての中将棋です。


画像は、大山康晴15世名人の肖像画
会場となった関西将棋会館の多目的ホール入り口に掲げられています
中将棋の普及にも力を注がれ、その衰退を危惧されていたそうです
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新年の交礼会

2012年01月04日 | とだ*やすこの活動日記
午後1時、ふれあいセンター、ケリヤホールで行われた交礼会に出席しました。立食形式で酒類は提供されず、缶入りウーロン茶で乾杯。軽食(サンドイッチ・きゅうり巻などの寿司・パウンドケーキ)と珈琲・紅茶がささやかに用意されます。住民のみなさんと挨拶を交わすうちに、1時間があっというまに過ぎました。

役場庁舎を訪問して新年のご挨拶。その後、山崎保育園恒例の「新春ちびっこ茶会」(5歳児対象のお遊び)のお手伝いをさせていただきました。小さな、可愛い手で、お菓子やお抹茶をお運びしたり、お抹茶をたてたりする子どもたちと、めったに味わえない平穏な時間を過ごしました。

たった1時間で、お辞儀の姿が美しくなる・・・子どもたちにとって「和」の文化は古くも、堅苦しくもないことを実感しました。その吸収力に、浅い知識でお手伝いするのがむしろ怖くなってしまいました。機会があれば、初歩のお点前から、再びきちんと習っておきたいものです。

が、とうとう帯の結び方も記憶の彼方に飛んでいってしまい、今年は子どもたちに「和」の雰囲気を味わってもらうことができませんでした。帰宅後、着られなかった着物をたたみ、古い書類と長年来ていない洋服を処分。情報もモノも捨てる勇気が必要。年末に入稿した議会活動報告「いまここ*島本」新春号を順次、ポストにお届けします。


画像は、冬の鴨川の鷺
子どもの頃、水に入って魚を捕って遊んだ川が
ヘドロとゴミ(自転車も捨てられていた)の川となり
重機で川底を平らにして整備され(生態系無視!)
時を経て中洲が野鳥の宝庫に

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小さな町からつながる夢

2012年01月03日 | とだ*やすこのまなびとひろば
新しい年、新しい気持ちで、活動をはじめます。新年早々、とだ*やすこの「まなびとひろば」第6回を開催するにあたり、自身が一票の重みに気づくきっかけとなった「食の安全、安心」の問題や、暮らしを支え、子どもを育てるる地域力について、みなさんといっしょに考えたいと思います。

山崎に住み、日々、島本町と大山崎町(最寄りの駅はどちらも大山崎町)を行ったり来たりしているわたしにととって、料理家・森かおるさんは「ご近所さん」です。山崎・十日市の賑わい、天王山ファーム&フードマーケットのお洒落感は森さんなしに語れない!ぜひ一度、講演会でおはなしを聞かせてほしい!という呟きに、快く応えてくださいました。


お知らせ
第6回 とだ*やすこのまなびとひろば

小さな町からつながる夢
おはなし:森かおるさん
料理家 大山崎在住
食と暮らしのうるおいサロン「Relish」(JR山崎駅前)主宰
 
2012年1月14日(土)
午前10時~12時  午前9時45分開場
島本町ふれあいセンター3階 第4学習室
申込不要 参加費無料

どんなに忙しくなっても大好きなまち、大山崎がHome Ground!
「食と暮らしのうるおいサロン・Relish」を主宰、「山崎・十日市」の企画運営、「天王山ファーム&フードマーケット」のプロデュース、料理本の出版、フェリシモの商品企画自治体主催の講演・料理教室など、多方面で大活躍されている森かおるさんを講師にお迎えします。

料理家として旬の野菜をたっぷり使ったレシピで毎日のごはんを楽しく、美味しくするコツを伝えながら、地元の若手農業者とつながって食の安全安心を提供。趣味や才能を活かして活動したいと思う女性の夢を応援されています。

あらゆる世代の「やってみたい」をカタチにする魔法の杖のもちぬしでもあり、かつてわたし自身、森さんのお力を借りて、魅力ある指導者による初心者のための俳句教室「俳句のいろは」を主宰させていただきました。

すべては、ご縁、出会い、そして仲間・・・ 森さんのメッセージには、「まち」と女性と食卓を元気にするエッセンスがいっぱい!ご参加をお待ちしています

森さんのレリッシュ料理教室のレッスンがない日ということもあり、新年あけて早々のお知らせとなります。託児はご用意できませんが、お子様同伴のご参加も可能、歓迎します。他の参加者にご迷惑とならない配慮をお願いできればと思います。


語り合う住民自治!
主催:とだ*やすこのまなびとひろば 


画像は、島本町立図書館でのライブラリーコンサートの様子(2011年11月26日)
大山崎在住、わたなべゆうさんのアコースティックギターに聴き入りました
森さんのお店relishに流れるCDで、わたなべゆうさんの存在を知りました

たくさんの賞を受賞されている実力派
大山崎の自然に包まれ、ゆったり子育て中・・・
優しく澄んだメロディーです
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2012恭賀新年

2012年01月03日 | とだ*やすこの活動日記
あけましておめでとうございます

昨年は、日本にとってたいへん厳しい年でした。いまなお、困難な状況にある方は多く、復興への道のりは厳しいものになります。そのことを常に頭において、わたしは、今、ここで、自分ができること、やらなければならないことに向きあいます。

公職選挙法により政治家は、自筆による答礼を除き、選挙区内で年賀状を出すことは禁止されていますが、みなさまにとって、2012年が素晴らしい年となるよう、祈り、活動したいと思います。今年もよろしくお願いします。


画像は、元旦の如意ヶ岳と鴨川(京都五山の送り火の大文字)
愛犬ダッチとクッキーとともに鴨川を散歩しました
今年は、久しぶりに心からお正月を迎えたように思えます

無事に暮らせること、朝起きて命があることに感謝しつつ
愚痴や文句を並べて暮らす凡人であることを受け入れ
毎日を丁寧に生きたい・・・それがプライベートの今年の抱負です

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