議会報告『いまここ✽島本10号』をお手元にお届け致しています。年3回の発行を目標にしている議会報告ですが、この夏は『市民と共に検討しました!島本町し尿処理問題に関する検討報告書』(ごみ問題学習会・島本プロジェクト)の原稿と編集作業に集中、今号を夏秋合併号としました。
今号よりレイアウトを工夫し、より親しみやすい紙面、文章に努めました。似顔絵は、お願いした大山崎在住のイラストレーターの方より、町文化財水無瀬駒にちなみ、一兵卒としてしっかり働くという意を込めて、「歩兵」の「と」を胸に町を自転車で走る姿はどうでしょう、とご提案いただいたものです。それこそ目指すところです。
JR山崎駅を核にした島本町・大山崎町連携の地域振興について語りあい、意見交換するなかで、西国街道の町並みで政策を表現するというご提案もいただきました。西国街道には「おもてなし街道」としての潜在能力があると議会で訴えて参りましたが、民と民、町と町、人と町がつながることが鍵になると考えています。
来訪者の視点でみれば、サントリー山崎蒸溜所と水無瀬神宮を京都文化観光圏に組み入れる意義は大きく、大山崎町方面にも同様に働きかけ、広域連携の具体案を検討していきたいと思います。
残念ながらイラストでは表現しきれていませんが、阪急水無瀬駅とJR島本駅を結ぶ楠公道路を島本町の都市軸とし、西は役場庁舎やふれあいセンター、東は高浜旧街道から淀川河川敷までを視野に入れ、町の魅力と利便性を高める景観・まちなみ・地域振興を考えていくことも町の重要課題です。
JR島本駅の西側について、これまでわたしは、議会報告『いまここ✽島本』、ブログ『いまここ@島本』、『まなびとひろば』(講演会)を通じて、農空間を戦略的に保全することの重要さを訴え、可能な限り動向をお知らせしてきました。
しかし現状は、土地区画整理事業を行うという町の方針に沿って、土地区画整理事業準備組合(地権者で構成)において大成建設㈱が事業協力者(開発業者)に選択されています。先行して議論になっていた学校法人・西大和学園の立地ではなく、大阪府内のどこかの中高一貫校を立地する計画提案です(庁舎1階の文化情報コーナーにて計画案公開)。
土地区画整理事業は公的な事業であり、市民間の議論が必要であり、市民の視点がまちづくりに活かされなければなりません。地域再生の鍵は地域にあります。地域で暮らす人びとの住民力が試されていると思います。
わたしは一市民として台所から政治をみつめてきました。議席をいただいて約4年が経とうとしています。政局に惑わされることなく、流されることなく、生活者の視点で議員活動を継続する所存です。
向寒の折柄、みなさまには、くれぐれもご自愛くださいますよう。
よいお年をお迎えください。
2012年12月吉日 戸田靖子
画像は、住民委員会発足30周年記念行事にて
晴れの日にふさわしい洗心流の生け花
花器の壺は島本町在住の方の作品
今号よりレイアウトを工夫し、より親しみやすい紙面、文章に努めました。似顔絵は、お願いした大山崎在住のイラストレーターの方より、町文化財水無瀬駒にちなみ、一兵卒としてしっかり働くという意を込めて、「歩兵」の「と」を胸に町を自転車で走る姿はどうでしょう、とご提案いただいたものです。それこそ目指すところです。
JR山崎駅を核にした島本町・大山崎町連携の地域振興について語りあい、意見交換するなかで、西国街道の町並みで政策を表現するというご提案もいただきました。西国街道には「おもてなし街道」としての潜在能力があると議会で訴えて参りましたが、民と民、町と町、人と町がつながることが鍵になると考えています。
来訪者の視点でみれば、サントリー山崎蒸溜所と水無瀬神宮を京都文化観光圏に組み入れる意義は大きく、大山崎町方面にも同様に働きかけ、広域連携の具体案を検討していきたいと思います。
残念ながらイラストでは表現しきれていませんが、阪急水無瀬駅とJR島本駅を結ぶ楠公道路を島本町の都市軸とし、西は役場庁舎やふれあいセンター、東は高浜旧街道から淀川河川敷までを視野に入れ、町の魅力と利便性を高める景観・まちなみ・地域振興を考えていくことも町の重要課題です。
JR島本駅の西側について、これまでわたしは、議会報告『いまここ✽島本』、ブログ『いまここ@島本』、『まなびとひろば』(講演会)を通じて、農空間を戦略的に保全することの重要さを訴え、可能な限り動向をお知らせしてきました。
しかし現状は、土地区画整理事業を行うという町の方針に沿って、土地区画整理事業準備組合(地権者で構成)において大成建設㈱が事業協力者(開発業者)に選択されています。先行して議論になっていた学校法人・西大和学園の立地ではなく、大阪府内のどこかの中高一貫校を立地する計画提案です(庁舎1階の文化情報コーナーにて計画案公開)。
土地区画整理事業は公的な事業であり、市民間の議論が必要であり、市民の視点がまちづくりに活かされなければなりません。地域再生の鍵は地域にあります。地域で暮らす人びとの住民力が試されていると思います。
わたしは一市民として台所から政治をみつめてきました。議席をいただいて約4年が経とうとしています。政局に惑わされることなく、流されることなく、生活者の視点で議員活動を継続する所存です。
向寒の折柄、みなさまには、くれぐれもご自愛くださいますよう。
よいお年をお迎えください。
2012年12月吉日 戸田靖子
画像は、住民委員会発足30周年記念行事にて
晴れの日にふさわしい洗心流の生け花
花器の壺は島本町在住の方の作品