おとつい終わった建設水道委員会で9月議会の山場を超え、昨日は、自宅での事務処理、電話、調べものに集中しました。今日は午後1時から人権啓発施策審議会を傍聴(大変興味深い内容)。途中で退出して若山台へ向かいました。バスターミナルに音響信号を設置するにあたり、関係機関(高槻警察・UR都市機構・自治会・管理組合・島本町都市整備課)が現地を視察、同じテーブルを囲んで、5月に拾った各自の課題の進捗状況を共有、設置に伴う役割分担の再確認と調整を行いました。
大阪府警の予算編成の状況により、いついつに実現するとは明言できませんが、最短で平成24年の夏から秋に一定の目途がたつということが理解、共有できました。過日、わたしは委員会傍聴を抜けて2中の文化祭を見に行った帰路、訓練歩行中の当事者が歩いておられる様子をみかけています。もうひとりで歩きはじめておられます。自治会ではご本人とご家族のご希望を最大限に活かして、既に本年度予算で可能な範囲内で、点字ブロックの設置工事を計画されています。周辺住民のみなさんに音響信号設置についてご理解をいただくよう、ご尽力もされています。
自ら汗をかき、単なる「要望」ではなく、実施に向けて着実に「仕事」をされているということがわかりました。
わたしはといえば、住民の代表。まずは、住民目線をということで、過日、京都新聞で目にした、中途失明者の特集記事(ご本人が自立への努力をされるまでの心の葛藤などが紹介されている)を切り抜き、会議の冒頭でみなさんにご紹介させていただきました。音響信号の必要性をガイドヘルパーさんから耳にしたのが4月、警察に要望の電話をして後、現地を視察しますというお返事をいただいて実現した5月の現地視察から約4か月。比較的短い期間でこのような場をもてたのは、ガイドヘルパーさんのフットワーク&ネットワーク、地元自治会の瞬発力と仕事力、なによりご本人の自立への強い意志です。
わたし自身は、ご本人の意志と努力への「尊敬の念」を発露に、関係各機関に問い合わせ、教えを請い、その道のプロにお集まりいただくしか方法がないと判断し、場を設ける努力をしました。現場と会議で約1時間半。長いようで短い時間、非常に充実した時間をもてたと思います。以降、詳細は町と自治会にバトンタッチ。今後は町の役割部分に目を配りつつ、大阪府警の予算編成を祈るように待ち、折々に必要ならば、関係機関のご指南に従えるようにします。
しかし、最短で来年の今頃に設置に向けて動き出すという現実は、実はご本人にとっては非常に厳しいものです。ただ、町も警察もURも自治会・管理組内もすべて前向きに動いているという事実が「希望」になるということを、政治が示すことに意義があります。そしてそれが、わたし自身の希望であり、夢です。これを支えるのはみなさんの税金、すなわち浄財。議員がお金を払っているのではなく、このために報酬をいただいており、議員の「力」によるものではありません。そこのところを誤解しない感覚が必要です。
今回、とてもよい経験をさせていただきました。帰路、役場に戻って、他に温めている「夢プロジェクト」をひとつ発信しました。
画像は、若山台住宅の敷地と町の管理する歩道の境
加えてUR都市機構、それぞれが点字ブロックを設置
移動されるご本人の日常行動を具体的に想定して
最適の埋め込ができるよう、設計協議が必要
大阪府警の予算編成の状況により、いついつに実現するとは明言できませんが、最短で平成24年の夏から秋に一定の目途がたつということが理解、共有できました。過日、わたしは委員会傍聴を抜けて2中の文化祭を見に行った帰路、訓練歩行中の当事者が歩いておられる様子をみかけています。もうひとりで歩きはじめておられます。自治会ではご本人とご家族のご希望を最大限に活かして、既に本年度予算で可能な範囲内で、点字ブロックの設置工事を計画されています。周辺住民のみなさんに音響信号設置についてご理解をいただくよう、ご尽力もされています。
自ら汗をかき、単なる「要望」ではなく、実施に向けて着実に「仕事」をされているということがわかりました。
わたしはといえば、住民の代表。まずは、住民目線をということで、過日、京都新聞で目にした、中途失明者の特集記事(ご本人が自立への努力をされるまでの心の葛藤などが紹介されている)を切り抜き、会議の冒頭でみなさんにご紹介させていただきました。音響信号の必要性をガイドヘルパーさんから耳にしたのが4月、警察に要望の電話をして後、現地を視察しますというお返事をいただいて実現した5月の現地視察から約4か月。比較的短い期間でこのような場をもてたのは、ガイドヘルパーさんのフットワーク&ネットワーク、地元自治会の瞬発力と仕事力、なによりご本人の自立への強い意志です。
わたし自身は、ご本人の意志と努力への「尊敬の念」を発露に、関係各機関に問い合わせ、教えを請い、その道のプロにお集まりいただくしか方法がないと判断し、場を設ける努力をしました。現場と会議で約1時間半。長いようで短い時間、非常に充実した時間をもてたと思います。以降、詳細は町と自治会にバトンタッチ。今後は町の役割部分に目を配りつつ、大阪府警の予算編成を祈るように待ち、折々に必要ならば、関係機関のご指南に従えるようにします。
しかし、最短で来年の今頃に設置に向けて動き出すという現実は、実はご本人にとっては非常に厳しいものです。ただ、町も警察もURも自治会・管理組内もすべて前向きに動いているという事実が「希望」になるということを、政治が示すことに意義があります。そしてそれが、わたし自身の希望であり、夢です。これを支えるのはみなさんの税金、すなわち浄財。議員がお金を払っているのではなく、このために報酬をいただいており、議員の「力」によるものではありません。そこのところを誤解しない感覚が必要です。
今回、とてもよい経験をさせていただきました。帰路、役場に戻って、他に温めている「夢プロジェクト」をひとつ発信しました。
画像は、若山台住宅の敷地と町の管理する歩道の境
加えてUR都市機構、それぞれが点字ブロックを設置
移動されるご本人の日常行動を具体的に想定して
最適の埋め込ができるよう、設計協議が必要