環境省大気汚染物質広域監視システム・そらまめ君をクリックしてみてください。7月26日(後日27日なども)、近畿圏の観測地のほぼすべての観測地で、PM2.5の数値が非常に高いことを示す赤いマークになっています。今朝、山崎から上牧まで、途中水無瀬地区に立ち寄ったりして、自転車で西国街道を往復しましたが、もしかしてPM2.5の飛散多いかな?の推測は、やっぱり当たっていました。
現在、大気汚染防止法に基づき、地方自治体によって全国500カ所以上でPM2.5の常時監視が実施されています。PM2.5を始めとする大気汚染物質濃度の現在の状況については、環境省(大気汚染物質広域監視システム【そらまめ君】)や多くの都道府県等のホームページで速報値が公表されています。実は島本町にも役場庁舎の屋上に5月まで大阪府の大気汚染観測局がありました。
当ブログのコメントでご指摘いただいたように、5月のある時点で、役場庁舎の耐震補強工事を行うという前提のもと、屋上にあった大気観測局は撤去することとなりました。既に府と町で現地調査や協議が重ねられ、昨年11月に町長名で撤去に関する協議書が提出されています(大阪府に確認しました)。
まもなく(8月を予定しているらしい)庁舎の別の場所に観測機を移設することになっています。ただ、その場所はPM2.5の観測機を設置するにはふさわしくないので(PM2.5の観測機は外置き)、PM2.5の観測機だけは既に池田市に移設されて使われているのだそうです。
役場庁舎の耐震化については、実施設計を行った結果、当初の予定よりも工事が大規模になること、耐震化しても老朽化の対策にはならないことから、建替え、移設の方が理にかなっている可能性があります。役場庁舎は災害対策の指揮命令中枢機能施設として位置づけられているので、最低Is値が0.7を超えるよう耐震補強するとなれば、工事費が7億円以上になると先の議会で明らかにされています。耐用年数(躯体部分と配管等を含む各種設備はそれぞれに耐用年数が異なる)を考えると、非常に悩ましい局面を迎えています。
PM2.5観測機は、耐震化が済めば新たな観測機を庁舎屋上に設置する(データの連続性から観測位置を変えないために基本元に戻すことが望ましい)ことになってはいますが、その役場庁舎がどうなるかわからない状況です。それならば島本町ふれあいセンターに観測局を置けないものか、そこまで考え大阪府にも尋ねてみましたが、スケジュール的にも観測地の移動を可能な限り避けるという点でも、今となっては厳しい状況でした。
いずれにしても、環境基本法において、人の健康の適切な保護を図るために維持されることが望ましい水準として国が定めている、PM2.5環境基準である1年平均値 15μg/m3以下かつ1日平均値35μg/m3以下(平成21年9月設定)を超える日が少なくないことを、ぜひ知っておいていただきたい。
「そらまめ君」の赤色マークは、一日平均値として望ましい35μg/m3以下をクリアしていない、つまり超えているということになるので、こういった日は、外出を控える、屋外での激しい運動は避ける、マスクをするなど、暮らしの工夫が必要です。
今年3月の一般質問で質問して、注意喚起を要望していますが、学校や保育園でどれほどの対応ができているかは疑問です。引き続き、議会で問題提起しますが、保護者のみなさんにも関心を寄せて頂きたいと思います。
現在、大気汚染防止法に基づき、地方自治体によって全国500カ所以上でPM2.5の常時監視が実施されています。PM2.5を始めとする大気汚染物質濃度の現在の状況については、環境省(大気汚染物質広域監視システム【そらまめ君】)や多くの都道府県等のホームページで速報値が公表されています。実は島本町にも役場庁舎の屋上に5月まで大阪府の大気汚染観測局がありました。
当ブログのコメントでご指摘いただいたように、5月のある時点で、役場庁舎の耐震補強工事を行うという前提のもと、屋上にあった大気観測局は撤去することとなりました。既に府と町で現地調査や協議が重ねられ、昨年11月に町長名で撤去に関する協議書が提出されています(大阪府に確認しました)。
まもなく(8月を予定しているらしい)庁舎の別の場所に観測機を移設することになっています。ただ、その場所はPM2.5の観測機を設置するにはふさわしくないので(PM2.5の観測機は外置き)、PM2.5の観測機だけは既に池田市に移設されて使われているのだそうです。
役場庁舎の耐震化については、実施設計を行った結果、当初の予定よりも工事が大規模になること、耐震化しても老朽化の対策にはならないことから、建替え、移設の方が理にかなっている可能性があります。役場庁舎は災害対策の指揮命令中枢機能施設として位置づけられているので、最低Is値が0.7を超えるよう耐震補強するとなれば、工事費が7億円以上になると先の議会で明らかにされています。耐用年数(躯体部分と配管等を含む各種設備はそれぞれに耐用年数が異なる)を考えると、非常に悩ましい局面を迎えています。
PM2.5観測機は、耐震化が済めば新たな観測機を庁舎屋上に設置する(データの連続性から観測位置を変えないために基本元に戻すことが望ましい)ことになってはいますが、その役場庁舎がどうなるかわからない状況です。それならば島本町ふれあいセンターに観測局を置けないものか、そこまで考え大阪府にも尋ねてみましたが、スケジュール的にも観測地の移動を可能な限り避けるという点でも、今となっては厳しい状況でした。
いずれにしても、環境基本法において、人の健康の適切な保護を図るために維持されることが望ましい水準として国が定めている、PM2.5環境基準である1年平均値 15μg/m3以下かつ1日平均値35μg/m3以下(平成21年9月設定)を超える日が少なくないことを、ぜひ知っておいていただきたい。
「そらまめ君」の赤色マークは、一日平均値として望ましい35μg/m3以下をクリアしていない、つまり超えているということになるので、こういった日は、外出を控える、屋外での激しい運動は避ける、マスクをするなど、暮らしの工夫が必要です。
今年3月の一般質問で質問して、注意喚起を要望していますが、学校や保育園でどれほどの対応ができているかは疑問です。引き続き、議会で問題提起しますが、保護者のみなさんにも関心を寄せて頂きたいと思います。