とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

12月6日ゆりの礼拝堂でコンサート

2015年11月28日 | とだ*やすこの活動日記
ゆりの礼拝堂 大阪水上隣保館地域交流センター
ウインターアートフェスタ アヴェ・マリア コンサート♪

12月6日(日)開場13:30 開演14:00

ルネッサンス期の代表的絵画「マドンナ・デル・パルト」と同時代の楽器の演奏による楽しいひととき

第一部『野村義照画伯と懐妊の聖母』
お話 加國哲二さん(洋画家・島本町在住)
野村義照画伯によるピエロ・デル・フランチェスカ『懐妊の聖母』の実物大模写を納めた「ゆりの礼拝堂」。この絵がパリの画伯のアトリエから島本町大阪水上隣保館に来るまでのエピソードなどを、アシスタントを務めた加國哲二さんが話してくださいます。

第二部 古楽器の調べ
『懐妊の聖母』が描かれた時代の楽器
使われる古楽器
ヴィオラ・ダ・ガンバ
ハーディーガーディ
ビウエラ
リコーダー
リュート

・シャンソネッタ・テデスカ(作者不詳)
・処女なる御母を賛美せん(モンセラートの朱い本より)
・良き仲間との気晴らし(ヘンリー8世)など

入場料:前売り1000円 当日1200円 ※前売りは竹内花園さん
主催:一小応援団 和(なごみ)

島本町立第一小学校を拠点に活動するボランティア組織、「和(なごみ)」主催のアヴェ・マリアコンサート♪です。地域に既にある魅力(絵画・地域交流センター・歴史=ストーリー)を地域住民の手で磨いていこうと、元PTA役員や町内のアーティストが集って絵と音楽をつなぐ催しが生まれました。

1回きりではイベント、しかし続けていれば、やがてそれは「教養」になります。それには質の高さが必要です。企画・運営すべてが手作りですが、これまでの2回(町内在住の声楽家・西洋クラシック楽曲)は大盛況、大成功でした。

第3回の今年は「古楽器の調べ」、個人的には、おそらくかなり好きなジャンルです。楽器の解説などもあるそうで楽しみにしています。縁あって島本町にある『懐妊の聖母』の解説と同時代の古楽器の調べ、みなさんもこの機会にぜひお楽しみください。


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草の根市民講座「マイナンバー」

2015年11月27日 | とだ*やすこの活動日記
週末、マイナンバー制度(共通番号制度)の目的や背景とともに、制度によってどのような社会がもたらされるのかについての学習会が開催されますのでお知らせします。


■草の根市民講座
マイナンバー制度がもたらす社会
~まもなく届く通知カード 12桁の番号やカードで何を管理するの~

講 師:黒田 充さん(自治体情報政策研究所代表)

11月28日〈土〉 13:30~15:30

島本町ふれあいセンター1階 健康教育指導室
資料代300円 ・申込不要
JR島本駅徒歩7分、阪急水無瀬駅徒歩15分
水無瀬駅よりバス若山台センター行で島本町役場前下車徒歩3分

共催:草の根市民講座 /どよう会


わたしの自宅にも、過日、通知書が届きました。国民の利便性、効率性、公平・公正のための番号であるとしていますが、果たしてそうなのか?!?という視点で、この制度をみていただきたいと思います。

届いた案内には、マイナちゃんが「とっても便利」「交付手数料は無料」「ぜひ申し込んでね♪」と明るく書かれています。そして「さあ、申請しましょう」「いよいよ、受け取り行きましょう」と促しています。

国にとって「とっても便利」、膨大な税金を使っているから「交付手数料は無料」ということではないでしょうか。「ぜひ申し込んでね♪」などと、まるで国民を欺くような文言がわたしは気に入りません!

税・所得・社会保障給付、さらには職歴や預貯金などの個人情報が、あなたに附番された12桁の番号で一元的に管理される「マイナンバー制度」。将来的には病歴・戸籍などなどが一元的に管理されることになるといわれています。

マイナンバーは「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」に基づいています。「行政が個人を識別する」ものであって、市民サイドからみれば、これで暮らしが便利になるということは、極めて少ないと思います。

国民の預貯金や所得を把握し、社会保障費の抑制や徴税強化、犯罪防止の名のもとに監視社会に利用されようとしています。法人には3ケタの番号が与えられますが、従業員のマイナンバーのセキュリティ対策などは小規模・個人事業者にとっては大きな負担になります。

カードには複写してはいけないとの記載がありますが、たとえば巷でなんらかの会員になる際、その入会時に提示を求められ、知らない間に悪意をもってコピーがとられてしまうというようなことが起こり得ると思います。

故意に盗んだ番号で個人情報が集められて勝手に利用される可能性、あるいは国が自衛隊への勧誘に利用したり、テロ対策に活用したり、行き過ぎた監視社会に向かう危険性もはらんでいます。 

そのことを知らずにカードを所持することは避けなければなりません。カードがなければ行政サービスが受けられないということはありません(通知番号があれば)。利便性、効率性、公平・公正性という文言だけにとらわれず、カードの負の側面を認識したうえで、マイナンバーカードをもつ、もたないの判断をしていただきたいと思います。



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11月17日島本町戦没者追悼式
毎年、ケリヤホールで開催されます
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水無瀬離宮庭園跡のロマン

2015年11月26日 | とだ*やすこの活動日記
週末の講演会のお知らせです

講演会「西浦門前遺跡で見つかった水無瀬離宮の庭園移築」

日時
 平成27年11月28日(土曜日) 午後2時から4時
 (受付開始 午後1時30分)

場所
 島本町立歴史文化資料館

講師
 仲 隆裕(なか たかひろ)さん (京都造形芸術大学 教授)

定員
 座席は77席
 入場者多数の場合は入場制限の可能性あり

入場料 
 無料(申込み不要)

主催:島本町教育委員会

日本史、社会科学、考古学、造園(専門的にどういうのか知識がありませんが、、、)さまざまな分野のから水無瀬離宮遺跡に注目が集まっています。この秋、さまざまな学びの機会を得て、そのことがよく理解できました。

過日、大山崎町歴史資料館で行われた講演会「後鳥羽院と鎌倉幕府」(野口実氏・京都女子大学教授)はたいへん興味深く、大阪、京都各方面から140名を超える市民が熱心に聞き入っておられました。

地元島本町でも、水無瀬離宮、後鳥羽上皇、水無瀬神宮に係る文化・歴史について、専門的に楽しく学べる生涯学習の機会を創造していかなければならない、していきたいと強く思っています。

上記、講演会、特に島本っ子は必聴です。市民、学生、若者とともに活動されている仲教授(造園学?)の学びのライブ!みなさんの参加をお待ちしています!!


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語り・聴き・考え・動くワールドカフェ

2015年11月24日 | とだ*やすこの活動日記
11月も終盤、来月は師走です。大阪府知事選の結果は地域政党「大阪維新の会」の公認で現職の松井氏が再選、圧勝でした。島本町の開票結果もダブルスコアとまではいかなくとも、ほぼそれに近いものとなりました。自民党支持層の票も獲得したとの結果です。

例えばわたしは、カジノで大阪が元気になるのか、ということひとつをとっても維新のめざす大阪には賛成できかねます。多くの有権者の選択であった事実を受け止め、今後、国政、島本町政への影響をみつめていきます。

さて、標題の件、12月5日(土)、9時~13時、長岡京市バンビオで行なわれる発達障害領域・橋本ゼミ公開講座第3部、語り・聞き・考え・動く「ワールドカフェ」に参加し、店主(ファシリテーター)を務めることになりました。

「ワールドカフェ」とは、室内に4か所の「お店」(=テーブル)を点在させ、それぞれの店に「店主」と呼ぶファシリテーターが常駐します。参加者は決められた時間で「お店」を自分の意思で巡ります。

「たまたま」その店に集まった人たちが、共通テーマ「私にとっての発達障害問題とは」で話をします。その話の交通整理役が「店主」です。前回は4名とも現役教諭のみなさんで、したが、今回は、党派を超えてこの問題に関心をもっている議員が「店主」を務めるそうです。

議員個々人の政治的立場や政治姿勢、政策を問うたり、展開したりする場では「ない」ということに注意して、参加を予定されている学生・教員(小・中・大・支援)・保護者・職業人が、それぞれの立ち位置から共通テーマに対する視線を「投げかける」「学びあう」時間になるよう頑張ります。

決して詳しいわけではありませんが、家庭での育児にも教育現場においても非常に重要な課題であり、子どもたちの育ちに避けて通れないテーマとして、これからも少しずつ関心を深めていきたいと思います。関心のある方、どなたでも参加できます、ご一報ください。


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わが家の愛犬クッキー
もう10年以上いっしょにいるかもしれない
かなり会話が通じます
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さよなら原発!さよなら維新?

2015年11月20日 | とだ*やすこの活動日記
わたしは原発の再稼働に反対です。原発は人類に幸福をもたらさない、知恵を絞って原発のない日本をつくっていかなければならないと考えています。原発立地地域が再稼働をしなくてもよいようお金の流れを変え、廃炉にむけての技術向上に全力を挙げて欲しいと願っています。

今週18日、高浜から大阪市の関電本店までを歩いて、再稼働中止を申し入れるリレーデモのみなさんが島本町を通過されました。その間、山崎の関大明神からJR島本駅までを一緒に歩きました。

福井県の高浜原発再稼働には断固反対!地震列島日本、再びの事故が起これば、おそらく日本はもう立ち直れません。海と大気を汚染し、国際社会に多大な迷惑をかけて滅びていくことになるでしょう。

一行は午後4時、JR高槻駅に到着され「関西では既に関心が薄れがちです、だから点と点をつなぎ、線と線がやがて面になるよう歩きます」と再稼働反対をマイクでアピールされました。雨のなか本当にお疲れさまでした。

原発が稼働していなくても電機は足りています。なおかつ人口減少時代。「原発やめろ!」と叫ぶのではなく電力会社とともに原発のない社会を築いていける成熟した社会にしていきたいと思うのは、あまりに理想に過ぎるのでしょうか。

原子力発電とエネルギー政策は、事故の責任をだれが追うのかということとは別に、すべての大人が考えるべき大きなテーマだと思います。

さて、22日は大阪知事選。期日前投票をされる方が増えていますが、もう投票に行かれましたでしょうか。わたしは女性候補に一票を託しました。アベ政権を許さない!という姿勢を貫く大阪府民であっても、投票日には「大阪」を見据えた判断が求められます。

8年の間、競争による学力向上を進め、府立高校の廃止を進めようとしたり、国際児童文学館を廃止してしまったり、大阪では子どもの笑顔が消えていくようなことばかりが続きました。生徒や保護者が教師を評価するアンケートの導入、学校警備員の廃止など教育現場を混乱させることが多すぎました。

「元気で、陽気、おもろい大阪」を取り戻したいと思うならば、今こそ新たな選択が必要ではないでしょうか。「どっち選んだらええか、わからへん」あるいは「誰にも投票しとうない選挙」と棄権したり白紙にしたりしないでください。有権者はこの選択から逃げてはいけないと思います。



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JR島本駅西、公述人Bさんの主張

2015年11月20日 | JR島本駅西まちづくり
JR島本駅西地区の「保留区域」設定について、平成27年度6月、大阪府第2回都市計画公聴会において公述人Bさん(島本町の方です)から次のような意見が述べられました。都市計画の手続き上、公聴会や意見書の提出によって市民が意見を述べる権利が保証されています。

Bさんの意見の概要が大阪府のHPに掲載されていますので、ご紹介します。

**************

島本町によるJR駅西側おける保留区域の申請について、保留区とし設定すべき地域の面積を大幅に縮小すべきである。

理由の一つが防災面である。島本駅西側水田は豪雨の際の調整池としての機能がある。水田の大部分を住宅などの都市的空間に変えてしまうことで失われる防災機能を何らかの形で補完する必要があり、経済的コストは大きなものになる。

二つ目の理由が交通である。開発に伴い数百台の自家用車が西側地区に存在することになるが、JRを超えて国道などに移動できる道路は極めて貧弱なものしかないため、何らかの形でアクセス道路を新設する必要があり、大きなコストがかる。

駅西側開発をコンパクトシティ化の一環と位置付けるという考え方は誤った考え方である。ある程度の規模を持った都市で初めて成立するものであり、例えば高槻がコンパクトシティ化するならば、島本町はその周辺部として機能していくことが望まし形である。

島本町がコンパクトシティ化すべきだとしたら、駅前機能がすでに集積されている水無瀬駅を中心とした地域、もしくは水無瀬駅と島本駅の間の地域であるべきである。人口減少に伴い、住宅価格面での島本町の有利性が失われると予想されるが、島本町を選んでもらうには都市にはない魅力である田園風景である。

島本町都市計画マスタープランのパブリックコメントにおいて、農地保全を求める意見が多くの町民から出され、駅西側地区の開発については反対意見の方が多かったがマスタープランには反映されていない。町都計審では住民の意向を取り入れるよう付帯意見が付いたが地権者以外の意見が取り入れらているとは思えない。

前回の北部大阪都市計画区域マスタープランの意見書に対する大阪府説明では、鉄道駅からの徒歩圏については、市街化区域に編入できるものとしているが、島本町は東西方向に3km弱しかなく、平野部においては駅まで徒歩で行くことができる場所がほんどである。

このような広範囲の開発を許せば、島本町の平野部に農地を残すことはできなくる。 以上の理由から市街化区域に編入すべき区域は駅から100mほどに留め、他は農地として保全すべきである。そうなでなければ保留区域として認めるべきではない。

**************

これに対する大阪府の考え方には、「島本町の保留区域の範囲については、今回の北部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方針案において、おおよその位置を示しており、市街地として開発する区域の範囲を示しているものではありません」という文章があります。

つまり、実際に市街化区域とする区域と今回の保留区域申請区域は、必ずしも一致しないということを述べています。これまでにはなかった表現と思いますので、わたし自身はここに注目しています。

みなさんも、ぜひ意見をお寄せください。三連休を控え、24日必着(郵送または持参)ですから、今日金曜日、遅くとも明日土曜日に発送しなければなりませんが、間にあわない場合でも諦めずに挑戦してみてください。


意見提出先(11月24日必着)
〒540ー8570 住所記載不要
大阪府都市整備部都市計画室計画推進課(都市利用計画グループ)
お問合せ(直通)06-6944-6776

意見書の様式指定はありません
住所、氏名及び「北部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の変更」とお書きください



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島本町の農林業祭(11月15日)
品評会への出品が増えているそうです

小規模、多品種農は都市近郊農の強み
高価な機械を使わず無農薬栽培も可能です
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新潟県三条市へ、研修テーマは給食

2015年11月19日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
一カ月も前のことになりますが、10月21日、22日、民生教育消防委員会の研修で石川県かほく市と新潟県三条市に行ってきました。石川県かほく市では「総合型スポーツクラブ「クラブパレット」の取り組みについて、三条市では「次世代を担う子どもたちへの食育と完全米飯給食」について学びました。

三条市への研修は戸田が希望したものです。基本週5日米飯とした「完全米飯給食」は既に複数市で取り組まれていますが、三条市は牛乳の提供を試行的に停止されたことで注目され、その検証の結果を知りたいと思い提案しました。

三条市は、新潟県のほぼ中央に位置し、人口は平成27年9月末現在101,109人。多様な農産物に恵まれる一方、三条鍛冶の伝統を受け継ぐキッチン用品、大工道具、リビング用品、住設機器などの金属加工を中心とした金属産業都市です。

以下、三条市における食育推進と学校給食について学んできたことをご紹介します。

食育推進の経過
三条市では、平成15年には原則米飯(月に1,2度はパンまたは麺類)の学校給食を導入され、平成16年、食育推進室を設置、公衆栄養、給食、農業の連携に取り組むと同時に、保育所食育推進事業を開始されました。

保同年、特別栽培米(農薬等ガイドラインをクリアした県の認定米)の導入を開始、市内全校に導入(=残留農薬の心配を払拭)した時点で保護者の了解を得て平成19年度より七分つき米を導入されました。

平成20年には有機栽培米を導入(現在、全量の2割に至る)、完全米飯給食へ移行、パンや麺類の日を例外なくなくされました。平成24年には自校方式による学校給食(ただし翌年、共同調理場は民間委託)にされています。

学校給食と食育
学校給食が子どもたちの食事に占める割合はわずか17%、だからこそ本当によいものを提供したいと三条市は考えておられます。安心安全の視点からではなく、大人になったとき選んでほしい食事を提供し、米飯、和食を習慣化して、食を選び取る知識と技術を身につけることをめざしておられます。

なおかつ、すべての小学5年生、中学1年生を対象に身体測定・血液検査を行い、要指導、要受診の児童生徒と保護者に生活改善への支援を行い検証されています。さらには医師会、栄養士会からの助言と協力により、県立高校での授業支援もはじめられました。

企業(北陸ガス)の要望もあって、調理体験を通じて調理技術を身に着ける取り組みとして「食生活の自立」「食生活とスポーツ栄養」「自分でできる健康管理」の授業、三条市の多くの子どもが多く進学する県立大学で支援されています。

学校給食と牛乳
平成18年。保護者より市長に「ご飯を主食にした給食に牛乳は合わない!」とたよりが届いたそうです。市長の英断もあり、翌年度、牛乳飲用と昼食の分離を試行されますが学校側の反対が多く棚上げになったそうです。

平成25年12月、「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録されたことを機に、次世代へ和食を継ぐ取り組みとして、平成26年12月~翌3月までの4か月、牛乳の提供を試行的に停止され、全国的に注目されることになりました。

しかしながら、検証の結果、残食には大きな変化がみられなかったものの、中学校給食において、栄養面で脂肪、ビタミンB2がやや不足気味、塩分が過剰となる傾向があるとわかりました。同じ食材の多用等により献立内容が固定化、なおかつ洋風化し、本来の目的を阻害するものになってしまったそうです。

いずれも国の定める栄養基準を遵守するなかで生じる矛盾ともいえますが、結果として牛乳廃止の実現には至りませんでした。平成27年2学期からは牛乳飲用時間(ドリンクタイム)を設けて牛乳飲用と昼食を分離されています。


ふりかえって
2000年以上も続いてきた米を主食に、主菜、副菜、汁物がそろった「お膳」のかたちとすることは、特別なことではなく自然なことです。三条市の学校給食における食育の考え方が先進的と呼ばれる現状に冷静な目を向け、来年度から始まる学校給食には米飯中心の考え方を求めていきます。また、国政レベルで見直されるべき問題であることも理解できました。

三条市の牛乳廃止への取り組みは、よくかめば食事中の飲み物は不要!、おかずとご飯、汁物を交互に上手に食べることで薄味に対する味覚形成を促すことができるという考え方がベースになっています。食育という言葉が腑に落ちた研修となりました。

お忙しいなか丁寧な説明で対応してくださった三条市職員のみなさんに感謝申し上げます。


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三条市で買った花鋏と「栗くり坊主」
鬼皮と渋皮が一緒に剥けると評判の品をみつけました!
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JR島本駅田園風景への思いを意見に

2015年11月17日 | JR島本駅西まちづくり
過日【人びとの新しい歩み学習会】「どうなる?JR島本駅西側の田園風景 どうする?人口減少時代の『まちづくり』」を開催しました。町内外から約20名の方に参加していただき、この問題への関心の深さを痛感しました。

これまでの経過について(報告:戸田靖子)は、出来る限り事実を淡々とお伝えするよう努めましたが、過去、6年間、島本町執行部からなにひとつ情報が提供されていないことから
多くの参加者のみなさんにとっては、なにもかも、はじめて耳にされることばかりのようでした。

事業計画は「ふりだし」に戻ったともいえますが、理論上は、大成建設との協力関係を白紙撤回し、西大和学園(中高一貫校)を核にして、事業協力者を再度募集する」とした2013年7月の土地区画整理事業準備組合第5回総会の議決決定に戻ることになります。

けれども、既に目と鼻の先、サントリー研修所跡地に大阪青凌の中学校・高等学校の移転進出が決定した今、果たして西大和学園の立地が可能なのか、島本町として望ましいのかという議論は必要です。

そのようななか、島本町は大阪府へ再度「保留区域申請」を行っています(報告:平野かおる)。大阪府の都市計画スケジュール(5年毎)を待たずに、いつでも市街化調整区域から市街た区域に編集できる、すなわち開発が可能になるよう申請しています。

大阪府都市計画区域マスタープラン・保留区域申請については、現在「縦覧期間」であり、都市計画上、この間、市民が意見書を提出することが可能です。農地・農風景を残して欲しいと願うだけではなく、市民として意見を述べられる機会を活用してみてはどうでしょうか。

もとより開発がもたらす防災・交通・環境・農業・景観・教育・保育・町財政の問題を十分に議論し、地権者の方々のみならず、次世代も含めた住民の意向を踏まえて、まちの将来を左右する駅西側のあり方を検討しなければなりません。

JR島本駅西地区まちづくりへの個々の思いを、ぜひ「意見書」としてお寄せ下さい。※広報しまもと11月号27ページに「北部大阪都市計画案の縦覧」記事掲載

都市計画案の縦覧

公述意見に対する大阪府の考え方(6月の公聴会にて住民の方が公述されました)

■意見提出先
11月24日必着
〒540ー8570 住所記載不要
大阪府都市整備部都市計画室計画推進課(都市利用計画グループ)
お問合せ(直通)06-6944-6776

意見書の様式指定はありませんが、住所、氏名及び
「北部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の変更」とお書きください

※前回の5年前は町内外より10名が保留区域設定の撤廃を求める意見を出されました
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臨時議会&水無瀬離宮関連企画展

2015年11月04日 | とだ*やすこの町政報告
明日、島本町議会は臨時会議を開きます。第一中学校耐震化と関連工事(給食導入に係るエレベーター設置工事、配膳室工事を含む)について、第2期工事を当初計画より前倒して着工するための一般会計補正予算を審議します。

■島本町議会11月臨時会議
11月5日(木)13:30~ 役場庁舎3階本会議場
傍聴歓迎、出入り自由です。


文化の秋です。文化の日、文化祭式典の後、駆け足で会場をまわり、島本町歴史文化資料館の国有形文化財登録記念式典に参加。京都造形芸術大学の仲教授のご協力で実現した水無瀬離宮庭園移築復元の完成披露に参加、午後には大山崎町歴史資料館での講演「『明月記』からみた水無瀬離宮」で大山崎町の学芸員H氏のお話を聴きました。

100人近くの参加があり関心の大きさに驚きました。これまでわたしは、折にふれお隣の大山崎町との文化・観光施策の広域連携により、互いの弱みを補い強みを活かす意義を訴えてきましたが、参加者の多さに一過性のイベントではない学びの大切さを思いました。

現在、水無瀬神宮が所有されている国宝(国立博物館に供託)が大山崎ふるさとセンター2階の大山崎町歴史資料館で期間展示されています。国宝の展示には温度湿度管理はもちろん、さまざまな制約があって残念ながら島本町内で公開することはできません。お隣の大山崎町のご努力により実現した企画展に感謝しなければなりません。

日本史の重要人物である後鳥羽上皇ゆかりの国宝は教科書にも載ることが多く、この機会にぜひご覧ください。島本町・島本町教育委員会が後援しています。


■大山崎町歴史資料館
第23回企画展「河陽離宮と水無瀬離宮」
会期:10月24日土曜日~11月29日日曜日
大山崎ふるさとセンター2階

「紙本著色後鳥羽天皇像」 10月24日~11月8日の期間展示
「後鳥羽上皇宸翰御手印置文」 11月10日~11月23日の期間展示

期間中
歴史講演会「後鳥羽院と鎌倉幕府」11月22日(日)
野口実氏(京都女子大学教授)
大山崎ふるさとセンター3階ホール

現地見学会「河陽離宮・水無瀬離宮の跡地を訪ねる」11月28日(土)
集合:大山崎ふるさとセンター10時
解散:JR島本駅 16時頃
参加費:1200円(昼食弁当・お茶付)
お申込は歴史資料館までお電話で(11月20日締め切り)
昼食弁当付 見学時に資料館の企画展の観覧有入館料が別途必要です


水無瀬離宮とその場所については、考古学、庭園学など多くの研究分野から注目していただいています。『明月記』に記されている水無瀬離宮庭園跡の発掘は、単に島本町の事業にとどまらず、日本通史に関わる重要な発見であり、その成果を市民に広く還元する必要があると改めて思う文化の日でした。


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御所が池から男山を望む風光明媚なエリア
JR島本駅周辺の田園風景も含めて
広く庭園都市が形成されていたと考えることができるそうです
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