とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

9月後半議会のお知らせ

2012年09月30日 | とだ*やすこの町政報告
島本町議会は10月3日(水)、後半議会を開催します。主な議案は平成23年度の決算審議。それがが終われば、議会終了後にと先延ばしにしていたお約束、事務処理、まち歩きの企画、政務調査、所管事務調査、所属委員会の視察研修などが、ここに一気に集中します。議会報告「いまここ*島本」の原稿と配布準備にも着手しなければ。。。月日が、またたくまに過ぎていきます。無理せずよい仕事ができるよう、日々頑張っています。

文化、芸術、スポーツ、読書、食欲の秋。みなさんも、この季節独特の日本の素晴らしさを満喫してください。


□9月会議の後半議会
10月4日(水)
午前10時~
役場3階 本会議場


画像は、大山崎町・仲秋の名月鑑賞会・狂言とお抹茶の夕べ
「嵯峨大念仏狂言・釈迦如来像」(嵯峨大念仏狂言保存会)
「人間」を描いて深いなぁと感心、しかも台詞がありません

嵯峨・清凉寺の釈迦如来立像(国宝)が中国から日本に渡った際
大山崎の河陽(かや)館に一時滞在、西国街道を通って京に入ったそうで
それにちなんで、今回の企画が生まれたと生涯学習課の職員から説明がありました

清凉寺の釈迦如来立像は、そのお姿に魅せられて数年前寺を訪ねています
内臓が素材の異なる布で作られ、腹部に収められていることでも有名
日本全国にそのお姿を真似た清凉寺式釈迦如来立像があるそうです

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運動会日和・曇りときどき晴れ

2012年09月29日 | とだ*やすこの活動日記
町内4小学校の運動会でした。風も空も秋なのに陽射しは夏日で、晴れわたる青空のもとの運動会は、熱中症で倒れる子どもたちのことが心配されます。運動会はその学校の日頃の様子が出やすい行事と聞き及びます。朝一番、最寄りの第一小学校を訪れました。子どもたちの目線で、和やかな挨拶をされた校長先生のお話が心に沁みました。また、練習中の騒音でご迷惑をおかけしてしまう近隣住宅のみなさんへのお礼の言葉もありました。

第一小学校は開校以来139年の歴史があります。島本町に生まれ育ったおじいちゃん、おばあちゃん、この校区で育った父母がみんな知っている校歌がわたしは好きです。幾度聴いても名曲です。また、運動会では小学校が地域とともにあることを痛感します。その後、訪ねた他の小学校でも、子どもたちが一所懸命に取り組む姿、それを見守る家族や地域のみなさんの楽しい交流がありました。

夜は、大山崎町中央公民館で行われた仲秋の名月鑑賞会・嵯峨大念仏狂言「釈迦如来像」を鑑賞しました。非常に興味深いものでした。主催は大山崎町教育委員会・大山崎町文化芸術係。島本町歴史文化資料館を活かして「和」の伝統芸能を紹介する機会を設け、世代間交流(たとえば祖父母から孫)、地域伝統文化の伝承に努めたいと考え続けています。今回の大山崎町の取組がとても参考になりました。


第一小学校校歌

まぢかに高き天王山
青葉色こき桜井や
水無瀬の宮の森の月
これぞ我等の郷土なり
ほがえ吾らの学びや
楽しき学びや

民主の旗をうちかざし
平和の光仰ぎつつ
正しく強く伸びゆかん
これぞ我等の努めなり
ほがえ吾らの学びや
楽しき学びや

朝夕なれし学びやに
心明るく励みつつ
文化の花をつちかわん
これぞ我等の使命なり
ほがえ吾らの学びや
楽しき学びや



画像は、第一小学校の運動会の様子
第1・第2・第3・第4小学校町内一斉に行われました

決算に関する議会を控えていることもあり
すべての小学校を訪ねることはできませんでしたが
主役はひとり一人の生徒!お疲れさまでした

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建設水道委員会が終わりました

2012年09月26日 | とだ*やすこの町政報告
24日、25日で建設水道委員会が終わりました。平成24年の一般会計決算審議を、人びとの平野議員は不認定としました。賛成多数で認定されました。今日は、以前から住民の方にお聞きしていた町の課題、要望に基づいて、町内各地を視察しました。街にも人びとの暮らしにも課題が山積。すべてに力を同時に注ぐことはできません。これは気の毒・・・とお困りの方のお力になれるよう、できるかぎり知識と情報を集めて行動します。

思いもかけない人生の困難を解決するときは、右往左往しているうちにさらに傷つき、疲れ果ててしまうものです。自分で抱え込まず、適切な助言者を得て、解決の糸口を得られるようできるようサポートしたい。より困った状況の方の視点に立てているかを自らに問い(先輩議員の活動のよりどころを継承)、頑張ります。

さて、建設水道委員会は、JR島本駅西地区の開発、若山台調整池の売却問題など、市民のみなさんの関心が高い案件が多く、もっとも傍聴が多い委員会です。ひく続き町政に関心を寄せてくださいますようお願いします。町の課題について論点が明らかになり、また、議員の質疑の力量が明らかになるのが傍聴席です。執行部の発言から想定外の事実がオープンになることもある。

今回、学校法人西大和学園の開校予定日がご希望の平成27年から後ろにずれ込む可能性があることを、総合政策部長が表明しました。都市計画の手続が約半年先にずれ込むとの答弁もありました。若山台調整池売却についても、いまなお方針は変えないながらも、当初の強引さや勢いに陰りがみえてきました。

水利組合・農業実行委員会・若山台自治連合会からも慎重さをもとめる声があがっています。さすがに執行部もこれは軽視することができません。農業委員会に所属している関係から、水利組合からは相談を受けていました。これまでに入手した資料や町の方針がわかる文書をお届けしていました。

若山台調整池雨水等影響調査の報告書の存在も内容も住民(特に影響を受ける下流域の住民)に知らせることなく、売却を決めるのは絶対にダメです。防災機能がある池として町の財産であり、すなわち住民の財産です。下流域の水路改修が喫緊の課題であり、その財源を調整池売却に求めるというのが、8月14日以降の説明。以前は、水無瀬川緑地公園の公債費(借金)を返却するという理由でした。

調整池の役割やJR島本駅西側の農地の減災機能についての平野議員を発言(戸田とともに行った資料の精査やヒアリングに基づいたもの)を遮る野次や恫喝、暴言を聴いていると、埋め立てた池とその周辺を開発し、なおかつ膨大な費用が必要と町が再三発言する水路改修の工事を要望する動きがあるのかと、あらぬ疑いを抱いてしまう。維持補修管理の公共工事が地域振興、日本再生の要になり得ると考えているわたしでさえも聴いていて気分が悪かった。

財政が町政の要であることは確かですが、それは目標ではない。町はお金でできているのではなく、まちづくりの主役は人。みなさんの声が正しく届けば町政を動かすことができるはず、またそのような島本町に変えていかなければならない。それが議員、住民の責務とわたしは思います。実際、若山台調整池売却に関しては、農業用水に土石流が入り水田が酸欠状態になるので困ると言われている農地地権者の方からの要望や若山台自治連合会の動きを受けてでしょうか、大雨以降、少しニュアンスが変わってきています。

6月、一般質問でこの問題を追求したことが活きてきたとしたら、有難いことです。引き続き、関心を寄せていただきますようお願いします。


画像は、水路の上流にある水門(9月14日行われた建設水道委員会の視察に同行)
8・14の際は夜中の2時に職員2名がここの水門を閉めました
開けるのは水利組合の方で、水利権は東大寺にあります

広瀬にはかつて大きな五反田池(現在、関電のグランド)があり井戸も多く、
その水を利用されていたと、事情をお聴きしました
地元の方から、年長者の方から直接お話を聴く機会を大事にしています
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わがまち島本は「非核平和都市」です

2012年09月25日 | とだ*やすこの町政報告
米国の新型核性能実験に対する抗議及び日本政府への要請について、9月24日付でアメリカ大使館特命全権大使あてに出された町長名の抗議文を紹介します。ほぼ同文で、厳重抗議と毅然とした対応を求める要請文が内閣総理大臣、野田佳彦宛に出されています。島本町は非核平和都市宣言(1987年)をしました。武力による解決を避ける外交が政治の使命。基礎自治体、市町村にもできることがあり、町長名での抗議文はその一例です。


抗議文
在本邦アメリカ合衆国大使館
特命全権大使
ジョン・Vルース・閣下

この度、貴国が本年4月から6月の間に、ニューメキシコ州サンディア国立研究所において、新型の核性能実験を実施していたとの本道に接しました。

今回の実験は、「核兵器の無い世界」をめざす国際情勢の流れの逆行であり、核兵器廃絶と恒久平和を願う人々の期待を裏切り住民の不安に陥れる行為に他なりません。

大阪府三島郡島本町は、核兵器廃絶を恒久平和の実現を強く希求する立場から、昭和62(1987)年「非核平和都市」となることを宣言しました。私たちのまちの将来を担う子ども達の未来が永遠に戦争のない平和な社会で、豊かな暮らしができるよう、その実現に向け努力を重ねています。

島本町及び島本町民は、平和を愛し核のない世界を作り上げるため、貴国が、核実験を実施したことに対し、厳重に抗議するとともに、今後、一切の核実験及び核開発につながる全ての行為を行わないよう、強く要請します

平成24(2012)年9月24日


画像は、竹細工でできた鈴虫
9月15日(土)に長岡京市で行われた天王山・西山合同フォーラムにて

島本町からはフォレスト島本・島本森のクラブ・竹工房が参加
それぞれの取り組みを展示・発表されました

主催は天王山周辺森林整備推進協議会・西山森林整備推進協議会
昨年は島本町で会員同士の交流として開催
今年は市民に開かれた会として行ったと町職員から説明を受けました
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総務文教委員会、決算審議を終えました

2012年09月17日 | とだ*やすこの町政報告
文化・芸術・スポーツ・読書の秋です。12日、13日、所属している総務文教委員会での平成23年度決算審議を行いました。評価する点、感謝することは多いですが、下記のような理由で賛成することはできず、不認定としました。

□平成21年川口町長が、議会に示すことなく菅議長(当時)同行のもと提出した文書、合併の議論を含めた高槻市・島本町広域行政勉強会再会の依頼に対する回答が、新たに就任された高槻市長名で出された年です(回答は9月12日付)。そこには、合併を重要課題と認識しておられること、し尿処理の受け入れは困難であること、東上牧にある島本町のし尿処理施設の撤退を求めることが明確に示されていました。

□4月、住民自治を理念に掲げた「まちづくり基本条例」が施行されましたが、その成果が実感できません。審議会等の傍聴資料の持ち帰りが今だ実現しません。2年間求めていますが、来た人だけに渡すのは不公平である、傍聴者は無料で文化情報コーナーでの閲覧者は有料(自ら行うコピーの代金)になるなど課題が整理できていないという理由(???)で、困難、検討中というばかりです。

□各種団体補助金制度の見直しについても具体的な検討の成果が示されません。運営補助からより透明性のある事業補助へと変更すること、公募型補助金制度の新設で市民力の向上を図ることを求め続けていますが、真意が伝わりません。既存補助団体に言いにくいことを伝える覚悟がないと思えます。多くのボランティア団体が会員自らお金を出し合い、手と足を使って機関紙を配り、活動の継続と広がりに涙ぐましい努力をしておられます。その一方で既得権となった補助金を受け取り、形骸しつつある活動を「こなしている」というケースがあるのではないか。

既存団体、歴史ある組織の社会的意義否定はしませんが、事業補助にすることで停滞した活動が活性化することもあります。金額の大小ではなく、透明性のある補助金制度を構築しないと行政は住民からの信頼が得られない。新たな市民活動の支援ができない、ここが問題と訴え続けています。会員制度をとり、企業からの賛助会費で運営している非営利組織で働いた経験があるからです。社会貢献をしているから、営利目的ではないからとして使われるお金の感覚の怖さを知っています。

委員会では、たとえば一例として、平成23年度から町の単費(国や府の補助金がないという意味)で補助金が出されることになった学校支援「ゆめ本部」の決算報告にある、活動報告カラー印刷代約10万円、それを新聞折り込みで各戸配布する約5万円は妥当と思うのかと質疑しましたが、妥当であるという答弁でした。組織の自主性を重んじることは重要ですが、なぜ「広報しまもと」を活用してボランティアを募集しないのか、不思議でなりません。ゆめ本部の活動のなかみの充実度とは別の問題だとわたしは思います。

本来、教育委員会は行政から独立した組織であり、わたしは「教育委員会だより」発行を提案したいのですが、保守、閉鎖、閉塞的印象があり、議論をするにも機が熟していません。一方、9月15日号「広報しまもと」の紙面を大々的に活用して、今年10月から山崎地区の第2コミュニティセンターの貸室事業を平日午前中は「閉館」すると、堂々と伝えています。驚きました。第2コミュニティセンターには年間135万円の補助金が町単費で支出されていますが、これもまた運営の自主性を重んじて、行政は利用者の利便性を縮小する改悪に疑義をとなえませんでした。


□平成23年度は、町立プールの現況調査が行われました。給排水管の老朽化が著しく、もはや存続は不可能と思われます。調査結果報告はふたつのプールの建替えを勧めるものでした。排水設備にいたっては、水無瀬神宮内の側溝や林の中に放水されているとの指摘がありました。下水道上(雨水を含むので下水に流せない)も衛生上(保健局が定期的に現地を視察)も法的には問題がないとの町の答弁ですが、神宮の社にプールの排水が流され続けられていたことはショックでした。

名水を誇る離宮の水の地でなぜ?と残念でなりません(情報公開と資料請求により情報入手)。なにより現況調査が行われることなく利用料値上げの議論の終始したのは計画性に欠けました。

住民に重要な情報が提供されないままで、住民自治とは程遠い現実です。体育館の維持補修にも多額の費用が費やされ、これらのスポーツ施設には毎年1千万以上の土地賃借料が支払われ続けています。耐震化、老朽化対策との関係で、総合的に、計画的に考えて決断する時期がきています。グランドデザイン(全体構想)を描かなければなりません。先の本会議で体育館の雨漏り対策などの補正予算に際して、町長答弁を求めました。が、町長自ら答えることはありません。

フルセットの設備を、島本町のような規模の自治体がもてる時代、もとうとする時代ではないことを、この際、議論する必要があります。情報の共有からはじまる住民参画が、まちづくり基本条例の理念です。


□文書管理について、中心的に質疑しました。国において公文書管理法ができ、自治体にも努力義務が課せられています。現状の島本町の文書処理には問題課題が山積。特に施設・設備・装置の設計図書等が担当課で保管され活用されていない事実は問題です。し尿処理施設の装置の設計図書を情報公開したことにより発覚し、異議申し立てをして指摘してきましたが、「保存年限経過のため」という理由で多くの設計図書が廃棄されている可能性があります。

質疑の過程で、今議会で試行的に導入された「反問権」が副町長によって行使されました。「反問権」は質疑の論点を整理するために執行部側が議員へ質問することを認めるものです。ひるがえせば、今までは執行部から議員には反問権がなく、議員は「言いっぱなし」が許されていました。現在行っている議会改革で、反問権の行使を認めることを全員合意で決め、今回の会議で試行したものです。島本町議会ではじめての反問権の行使が戸田に行われたことになります。資料を根拠とした質疑の重要性が身に沁みた瞬間でした。冷静に対応でき、反問権行使をスムーズに導入でき、よかったと思います。

住民ホールも設計図書がなく、アスベスト対策工事の際に構造の詳細が不明で支障が生じています。町立プールの設計図書がなく、平成23年度は、40万円規模の工事を適切に行うため、設計図を起こす委託事業に約40万円が費やされました。現状では電子データに関する充分な取り決めもなく、文書取扱規程を時代に即した、適切なものに改善するよう厳しく追及しました。見直す必要があると認識、既に着手しているとの答弁を得ています。


□文書処理簿の取り扱いにも疑義があります。欠番が多発し、その理由が記録されず、つい最近も、自公民の3会派が保育所過密状態の改善を求める要望書を欠番に入れ込んでいたということが判明したばかりです。「適切に処理するよう」管理職から求められて、多くの職員が、以降の要望書番号の繰り下げに係っています。「適切に」日常茶飯に行われているとすれば問題ではないか・・・文書取扱規定と事務処理を早急に見直す必要があります。地味で目立たないが重要な文書管理に、事務担当の職員が日々誠実に取り組んでいることを思えば、働きやすい職場環境のためにも有効的な文書管理を行うことは重要です。


□防災会議の形骸化が懸念されているのではないかと指摘しました。平成23年に行われた防災会議は、3・11東日本大震災の直後でありながら、30名近くの委員が質問も意見も「特になし」で30分で終了しています。傍聴席で驚愕しました(平野議員と戸田が傍聴)。唯一積極的に発言されたのは肩書のない(=国交省、警察、町内各種役員の宛職でない)女性委員でした。各種会議、審議会への女性の積極的な登用を求めました。担当課の男女共同参画に関する見識は高く、改善を期待しています。


翌日14日は、建設水道委員会の行政視察に同行、8月14日の洪水を受けて、水路、沈砂池など町内全域を視察。作業着を着て都市整備を担う基礎自治体職員の尊い職務を実感。下水道という地下都市の一端を垣間みて、都市整備を担う土木事業の重さを感じました。残る民消防と建設水道委員会では、人びとの新しい歩み・平野議員が質疑します。

若山台調整池、JR島本駅西地区の土地区画整理事業、保育所の過密状況など、重い課題が山積です。ひきつづき町政に関心を寄せてくださいますよう、お願いします。


画像は、山崎地区にあるエンマ沈砂池、町内でもっとも大きいものです
8月14日は土砂でほぼ満杯になり、洪水後ただちに浚渫工事が行われました
椎尾神社とウイスキー蒸留所の間にあります
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心の扉を開けて本当の自分と向きあう・・・

2012年09月07日 | とだ*やすこのまなびとひろば
暑い毎日ですがもう秋です。夜は虫の音を聴いています。大雨で被災(床上・床下浸水)された方は、今なお、乾燥しきらない床下への対策に頭を抱えておられます。このような災害を繰り返さないよう、災害に強いまちづくりをめざし、最善を尽くさなければなりません。一般質問では、若山台調整池の役割についても問いました。

町は調整池の効果を認めていますが、あれこれ注釈をつけて売却の方針を見直すつもりがないことを正当化しています。信じがたい感覚は原発問題と根っこが同じ。小野薬品前の水路の上昇が抑えられたのは調整池の調整機能があったからです。ABふたつの調整池のうちA調整池の水位上昇は三つのオリフィス(排水量を抑制するための排水口)を超えていたことが確認されています。B調整池は土砂災害の危険性があるイエローゾーンに定められています。

青葉地区の被害状況をみて、JR島本駅西側、桜井地区農地の保水力の重要性を再認識しましたが、ここもまたイエローゾーンになっています。土砂を含んだ水が第3小学校を襲い、給食調理室が冠水しています。マンボを超えて大量の土砂を含む濁った水が青葉地区を直撃しています。コンパクトシティとは、インフラ整備や災害対応で都市の維持管理に多額の費用とリスクを負わないよう、賢く縮小(スマートシュリンクという)しる考え方。単に、「鉄道に近いところは開発してもよい」というものではありません。

今週いっぱいは本議会です。10月4日、後半議会を終えたら「まなびと広場」を開催します。今回は事前のお申し込みが必要(9月15日から受付)です。日程と内容をお知らせさせていただきますので、参加ご希望の方は予定に入れておいてくださいね。Cafeテクテクさんのご協力を得て土曜日にカフェを貸し切っての開催です。

第8回 とだ*やすこのまなびとひろば《暮らしの豊かさ最優先!》

夢みる自分の育て方  ~ インナーチャイルドカード・体験レッスン ~
おはなし:酒井育子さん  Atelier KOKO主宰
Source(ソース)トレーナー・インナーチャイルドカードリーダー

10月6日(土)午後12時~3時半 ※開場は午前11時45分
Café テクテク 広瀬5-15-25
参加費:1,100円 ※テクテクのランチ&ケーキセットの実費

事前申し込みが必要です  定員:10名(先着順) 
事前申し込み期間 9月15日~30日
このブログのコメント欄に実名でお申込みください(コメントは公開しません)
住所、連絡先電話番号の明記をお願いします

インナーチャイルドカードはタロットの一種
おとぎ話を題材にしたカードから得たインスピレーションを
子どものように素直な心で話してみます
カードリーダーの導きによって、自分自身の今の課題に
自ら気づくことができます

こうしなければいけないとか、これがいけないとか、
強制や価値判断をするものではありません
もちろん占いでもありません。

多くの大人は自らの成長の過程で経験したさまざまな出来事
世間や世論から得た価値観や感情を潜在意識に閉じこめて生きています
女だから、男だから、母親だから、父親だから、時間がないから
お金がないから、家族の理解がないから・・・

それはそれとして、まずは自分の本当の願いと向きあうことが必要です
心の奥にしまっている本当の感情に気づき、
自分のなかのインナーチャイルドを癒し
自分も周りもハッピーになる生き方を
自らの力で選びとることが大事です

インナーチャイルドカードレッスンには
コミュニケーション力を高める効果
カウンセリング効果、コーチング効果もあり
さまざまな場での活用が注目されています

子育て&自分育てに迷う方、これから起業したい方、
セラピストとしてのブラッシュアップを考えている方
介護で精神的疲労を抱えた方、進路が課題の若者
悩みはなんにもありませ~んという方
どなたでも気軽に参加していただける体験レッスンです
ご参加をお待ちしています

主催: とだ*やすこのまなびとひろば
協力: Café テクテク Atelier KOKO いずれも土日祝はお休み



画像は、京都・祇園の鍵善の葛きり
ひとりで行くお墓詣りの帰路、ここで一息つくのが恒例
わたしにとって年に1回、お盆やお彼岸にあるかないかの特別な時間

900円だったか、とてつもなく高いのですが
本物の葛はもちろんのこと、器、飾られている美術品、民芸の家具
どても素晴らしくまるで美術館、若いカップルも多い

地元、長谷川書店の棚から思わず手にしたアランの幸福論
物静かに、旅先気分で読んでみようと思って持参したものの
お席が空くのを待つ客が絶えないなか、急ぎ退席しました
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大阪880万人訓練、携帯電話が鳴ります

2012年09月03日 | 防災・減災=災害に強いまちづくり
9月5日(水曜日)午前11時に、大阪府で携帯電話会社のエリアメール・緊急速報メールサービスの『災害・避難情報』を利用した「大阪880万人訓練」が一斉実施されます。 大阪府内全域での訓練です。

以下、大阪府のHPから一部を引用します

『災害・避難情報』とは、携帯電話会社が提供している防災情報の無料の配信サービスで、携帯電話会社によって名称が異なります。各携帯電話会社と大阪府との間で『災害・避難情報』配信サービスの契約をしており、災害や避難の情報を大阪府から大阪府内にあるエリアメール/緊急速報メール対応の携帯電話端末に直接配信するものです。

機種によって設定をしていただく必要がありますので、対応機種については各携帯電話会社ホームページでご確認ください。『災害・避難情報』を受信した端末は、通話中か電源オフでない限り、マナーモードにしていても強制的に鳴動します。授業中や会議中、式典中、映画館、図書館など、携帯電話が鳴ってはいけない場合はあらかじめ電源を切っておいてください。『災害・避難情報』を受信するときの通信料は無料です。



画像は、香港の二階建て観光バス
道路にせり出す看板スレスレに走ることで人気があります

6年暮らしましたが、怖くて遂に一度も乗っていません
この看板、実は暴風雨の際には吹き飛んだりしてとても危険

多国籍都市ですから外国人にわかりやすい暴風雨警報が発令されます
その名も「シグナル8」「シグナル10」風向きなどが記号で示されます

オフィスも学校も店舗もすべてお休み、公共交通も概ねストップします
あらゆる国、あらゆる職業の人々が迷いなく、一目散に帰宅(わたしの印象)
街全体が閑散となり、熱帯地方独特の嵐が吹き荒れます
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まちなみ再発見のワークショップにご参加を!

2012年09月02日 | とだ*やすこの活動日記
9月1日は防災の日。「釜石の奇跡」というNHKテレビ番組を観ました。子どもたちが学校で学んだ「自ら判断して、自ら行動すること」を実践、その行動が多くの命を助けたことがわかりました。これこそ教育の力と感涙しました。防災訓練がワークショップのように実践的なものであることの意味も再確認しました。

その後、ハザードマップを再確認しようと思ったら、あると思っていた場所にありません。家族で共有できていないこともわかりました。こういった情けない状況でも、やがてはじまる9月の議会、所属する総務文教委員会では、防災について質問しなけばなりません。
町政のお役に立てるよう努めます。

さて、広報しまもと8月15日号に掲載されたように、町は市民参画で島本町の景観について考えるワークショップを開催します。
9月7日が参加申込の締切です。
島本の景観・まちなみ再発見ワークショップ

景観法ができたことを受けて景観計画や景観条例をつくる自治体が増えているなか、島本町はその対策がずいぶん遅れています。JR島本駅西地区の都市計画には、必ず「景観に配慮したまちづくり」という言葉が添えられます。けれども、町にとってどのような景観が望ましいのか、市民がどのような景観を望むのか、その指針がない「景観配慮」は意味がない。ひとりひとり思いやセンスが違い「どないしょうもない!」と思うのです。

そもそもわたしは、美しい里山の稜線がみられる桜井地区に「なぜ、よりによって山のカタチをした駅を据えた!」と唖然とした者のひとりです。ホームがあればそれでいい「ほのぼのステーション」が希望でしたが、なにせ一市民、さまざまな事情から政治やまちづくりに向きあう余裕がありませんでした。住民説明会にも行けていません。国の財政補助を得ようとすると一定の基準があり、過大評価の乗降客数を設定せざるを得ないらしいと知ったのは、議員になってからの勉強からです。

超高齢化社会に公共交通は必要、駅の設置には賛成でした。しかし規模は小さくてよいと考えていました(甘いが理念的には可能)。桜井という歴史ある地区、「楠公詣で」という負の歴史が刻まれた土地に唐突と現れた「お山の駅」がまったく理解できなかった。いくらなんでも里山の景観を遮って、ギザギザ屋根が忽然と現れるとは想像もしていませんでした。残念で残念でしょうがなかった。だからこそ、農地に重機が入るときの住民の悲鳴が聞こえるような気がします。

もちろん意見は分かれます。島本駅はなかなかセンスがあって独創的でよろしい、と思っておられる方も少なくないかもしれません。個々人の好みの問題ともいえます。景観とはそういう曖昧なものです。だからこそ、島本町がめざすべき景観を先に定義することなくJR島本駅西側を開発してはいけない!順序が逆であると議会で追求、景観計画の策定を求めてきました。今回のワークショップは景観計画策定への一歩といえます。

残念ながら日程を確定せずに参加者を募集しています(絶句・・・)。納得できず、明後日の一般質問でも「あんまりではないか!」と述べるつもりです(質問のテーマは山崎地区のまちづくり)。大阪産業大学の榊原和彦先生や学生さんの講義スケジュールや町の他の行事との関連があり、募集時点では確定できなかったようです。気候がよい時期に行うとすれば10月、11月しかなかったというのもわかります。

が、迅速にぬかりなく進めなければならない土地区画整理事業が優先されていると思えてなりません。日程も知らされていないのに、全部参加できる方などいませんよ!と思いますし、わたし自身、すべての日程に参加することはおそらく無理です(昨日FAXで申込みました)。

たとえそうでも、みなさんのご参加をお勧めします。ワークショップは楽しいものです。過去に市民として参加した環境セミナーでは、休日に職員が参加、そのときの交流は今なお印象に残っています。住んでいる町のまち歩きは実に楽しいものです。学生さんたちとともに、たくさんのことが発見できるでしょう。


画像は、町主催の環境セミナーに参加したとき
ある民家の軒先で発見した古い陶器
お酢をつくるの会社?と思われる標(しるし)がありました
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