とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

これまでの歩み☆一般質問(三期目)

2021年03月26日 | こんにちは!とだ*やすこです
3月18日、今任期最後の議会を終えました。これまで活動を支えてくださったすべての方に感謝申し上げます。

三期目の四年間に行った一般質問をふりかえります。課題は多く、守備範囲も広く、すべてにおいて勉強不足、物足りなさを感じてもいます。

とだ*やすこは、政党には属さず、党利党略党勢のための仕事は致しません。支持母体は赤ちゃんも含めた住民のみなさん。一人の声はみんなの課題。テーマは無限大。取捨選択、誠心誠意の積み重ねです。


平成29年・2017年
6月
島本町の発達支援保育の現状と課題 ~支援を必要とする児童への合理的配慮~

9月
1. JR島本駅西地区まちづくりの事務事業を問う~人口減少時代の土地利用を考える~
2. 血圧の“正常値”について見解を問う~健全な健康管理と持続可能な医療保険制度のために~

12月
1. 町の保育と教育に明確なビジョンを!
2. 三島救命救急センター移転検討の透明性を問う
3. JR島本駅西地区まちづくりを問う~公共施設の課題とともに~


平成30年・2018年
2月
1. JR島本駅西地区まちづくりを問う(2) ~域内公共交通の課題とともに~

6月
1. 第二幼稚園の閉園と認定こども園 ~ 大切なのは保育理念の継承です ~
2. 土砂災害埋立て等の規制に関する条例 ~ 災害発生防止と生活環境保全 ~
3. 史料(古文書)等の整理と管理 ~ 家々の大切な史料の寄贈を受けて ~

9月
1. 性同一性障害GIDの生き方を支える ~高度な個別的対応を求めて ~
2. その香り、必要ですか? ~人工的な香りの害から子どもを守ろう ~
3. 建築設計者の選定はプロポーザル方式で ~国道交通省の見解と国際基準~

12月
1. 保育基盤整備加速化方針の検証~第四保育所の子ども達の安全な転園先~
2. 都市計画法に基づく建物の高さ制限! ~景観形成と適正人口規模を目指して~
3. 学童保育室職員の知識及び技能の向上を


令和元年・2019年
2月
1. JR島本駅西・地区計画案の問題点 ~景観形成と適正人口規模を目指して その2~
2. 「ココが問題! 文科省の改訂・放射線副読本

6月
1. 百山上空通路の道路占用許可の妥当性を問う
2. 保育所入所審査要件 多胎児保育世帯にさらなる配慮を!
3. JR島本駅西地区まちづくりへの思い ~これまでとこれから~

9月
1. 島本町文化財保護条例施行10年~その成果と課題~
2. 第四保育所と跡地の民間認定こども園~保育の安定性を目指して~

12月
1. 大阪府ごみ処理広域化計画 ~災害・環境・財政の視点から~
2. 「第二期子ども・子育て支援事業計画」策定に向けて ~幼児教育・保育の指導主事の配置~
3. 庁舎新築、耐震化課題について問う


令和2年・2020年
2月
1. ふれあいセンターの大規模改修工事 ~その必要性と計画の周知について~
2. やっぱり問題!『文科省放射線副読本』
3. 小規模保育事業所の保育の質の向上を目指して

6月
令和2年6月定例会議
1.企業の地下水利活用と利用協力金 ~環境基本計画・水環境保全をめざして~
2.JR島本駅西土地区画整理事業 ~桜井の水環境・水脈の環境アセスメント~
3.水無瀬川の水質保全 ~一般廃棄物処理基本計画に基づいて問う~

9月
1. 文化財の防火・安全対策 ~島本の歴史文化財を守る~
2. 水無瀬山はどこにある? ~西浦門前遺跡と和歌からの考察~

12月
1. もっと文化を!  埋蔵文化財保護行政と歴史文化基本構想
2. 水無瀬学のススメ 桜井の西浦門前遺跡と尾山遺跡
3. 「保育緊急事態宣言」と保育基盤整備加速化方針


令和3年3月
1.JR島本駅西地区 歴史文化を生かした景観まちづくり
2.もっと文化を! 承久の変800年に寄せて
3.町の水道事業廃止?この誤解を解くために問います


一般質問テーマは議員のめざすところを鮮明にします。もちろん町長から提案された議案への質疑こそが議員の重要な仕事!です。

水の自治を脅かす政治にNOを!

2021年03月07日 | 水の自治を守れ!地下水90%の自己水
町の水道事業廃止?この誤解を解くために問います。これが今任期最後の一般質問のタイトルです。正確にお伝えできるよう、少し難しいかもしれませんが議場でのやりとり(内容)を掲載します。
※文責:とだ

大阪広域水道企業団の最適配置案の策定に係るアンケート(令和2年1月23日)について
問:とだ
島本町は、配置案の策定(=統合へのシミュレーション)については「希望する」と答えたが、具体的な統合希望時期については「配置案等の策定結果を受けて統合等を検討してきたい」と記してアンケートに回答。

つまり最短スケジュールとされている「令和6年度の統合は希望していない」。この認識に間違いがないか確認します。

答:上下水道部長
ご認識のとおりで間違いありません。


「統合を希望された団体のなかには策定のスケジュール等について議会に説明されていない団体も含まれているため、取扱いには十分ご留意願います」というのが企業団の姿勢です。

議会への情報提供のない自治体に配慮し、市民的な議論も経ないままに首長・執行部側が統合の意思を問われているということに、大阪府が目指す府域一水道の根本的な問題、欠陥があるととだ*やすこは考えます。 ←「そうだ!」の声あり(共産党・河野恵子議員)こういう野次は「議場の華」

地方自治の本旨をどう考えているのか、議会軽視、住民無視も甚だしく、強い憤りを感じます。

問:とだ
地下水90%の水道水を誇る島本町が、議会への説明もなしに企業団統合の意思を示すなど考えられないことです。これについてお考えをおきかせください。

答:上下水道部長
令和2年1月23日、大阪広域水道企業団より、大阪広域水道企業団構成団体水道事業担当者宛に「水道事業統合促進基金の活用による最適配置案等の策定に係るアンケートについて」の依頼があった。

「最適配置案等の策定を希望されますか」の問いについては、回答欄に①希望する、「現時点において、具体的な統合希望時期はありますか」の問いについては、回答欄に「その他」(配置案等の策定結果を受けて統合等を検討していきたい)と付記して回答した。

※水道事業統合促進基金の活用による最適配置案等の策定とは
水道事業統合促進基金を活用して以下の策定を依頼するもの
・水需要予測:人口の予測や給水量の予測
・施設整備計画:施設の最適配置の検討
・経営シミュレーション
・経営改革:府補助金を活用した広域化事業


令和4年1月に予定されている覚書締結は、議会の議決を経ることなく、首長の判断で統合への意思が示せることになっています。 ←改選を迎えている島本町にとってここは重要!

問:とだ
令和4年1月の覚書締結に参加されるということはない、よってこの場合、令和6年度の企業団統合はないという理解でよろしいですか。

答:上下水道部長
現在、令和3年度から令和15年度までを計画期間とする「水道事業ビジョン」の策定に向け、取り組んでいる。

議会や住民のみなさまのご意見を十分踏まえる必要があるが、水道事業ビジョン案における投資・財政シミュレーション結果などから、計画期間内は、単独での経営が可能な状況にあるものと認識しており、現時点において、大阪広域水道企業団と統合する考えはない。

問:とだ
山田町長に問います。これは、町長が再び町長となられた場合のご意思と考えて間違いありませんか。 ←ここで不規則発言多し(いわゆる野次と私語。こちらも女性議員)

答:山田町長
間違いありません。 ※町長が自らの考えを述べられるも野次とざわめきで集中できず、聞こえない。

(テープを起こしました)
先ほど部長から申し上げたとおりの認識でございます。わたし自身の心情としては、島本町のアイデンティティであるこの地下水を守っていく、美味しい水を末永く飲んでいただけるということに尽力してまいりたいと考えている。

問:とだ
大阪府と国が、それぞれに広域化を強力に推進している現状で、基礎自治体が自己水をどのようにすれば守っていけるのか、その方法がみいだせるのかが問われています。この点、企業団の姿勢はどのようになっていますか

答:上下水道部長
企業団と統合する際の自己水源の取り扱いについては、水源の安定性や災害時などの危機管理面、費用対効果を市町村と協議を行うこととなっている。統合する市町村の意向を十分に尊重したうえで、統合後も存続が可能となるもの。


つまり島本町・島本町議会が決めます。90%の自己水が地下水である島本町にとってここは極めて重要です。

とはいっても、企業団の議会が「一団体(市町村)一議席」となっていないことは問題で(延々と議論されているが、たとえば堺市は3議席、島本町などは他町と3年に一度のもちまわり)島本町は発言権なく十分な情報も得られません。

島本町議会の思いに反して、島本町の団体自治が守られていません! 

問:とだ
仮に企業団と統合した場合、水道料金改定などの重要事項は企業団議会において決定されてしまうのでしょうか。島本町の意見は反映されないのですか。

答:上下水道部長
企業団に統合後は、本町では水道事業が廃止され、企業団がこれを継承することになる。水道料金改定などの重要事項は、事前に十分に協議を行ったうえで、企業団議会で決定されることとなる。

会計統合や料金改定といった重要事項を統合後の企業団で意思決定する場合、当該市町村の意見が一定程度(注:つまり一定程度・・・)尊重される仕組みが構築されている。

企業団の議席についても、料金改定などの重要議案が企業団議会に上程される年度は、当該統合団体に議席を充てることになっている。


規模の大小にかかわらず、大阪広域水道企業団の議会は、常に一団体(市町村)に一議席であるべきですが、水利をめぐる権限闘争、あるいは身を切る改革派の影響もあってか、経費削減、事務量軽減などを理由に令和3年度も一団体一議席は実現しませんでした。

問:とだ ※ここで論点を変える
水道事業は地域性が高く、町ならではの歴史があり、水源、水脈、地形を見極め、歴代の職員が守り育て、料金を定めてきたものです。識者・住民・公募委員を交えて町の水道事業を審議する場が、いよいよ必要になっているのではありませんか。

答:上下水道部長
識者・住民・公募委員を交えて本町の水道事業を審議する場、審議会の設置については、人口、財政規模や状況、人員体制から考えても、設置運営は現時点では厳しいと考える

が、水道事業経営だけではなく住民への影響を及ぼす重要な施策を審議する場として、検討すべき課題であると認識している。

***以上***


情報提供を進め、公募員やワークショップを活用し、住民参画を進め、島本町政の透明性、公平性に努めてこられた山田町長が、こと水道に関しては審議会を設けられなかったことは残念です。

審議会設置については、改選を間近にしてこれ以上踏み込んだ答弁を得ることは難しいことです。わたし自身にとっても今任期でやり残した課題となってしまいました。

民主主義は市民の鍛えられた判断力のうえに成り立つものです。鍛えられた判断力は情報なくしてなりたちませんから、これからも情報の公開と提供に努めます。


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喫茶去
茶の湯の掛軸にある禅語
直訳:お茶を飲んで去れ

誰にでも分け隔てなく
いつもどおりであることを説く
議会もこうありたいものです

花時計秒針春へと傾きぬ

2021年03月06日 | 花鳥諷詠☆いまここ俳句
空の色春へ春へと色を足し  靖子

春へ
花時計秒針春へと傾きぬ
緯糸に春の色ある紬かな
うららかや漱石も来し宝寺

ものの芽
廃墟にてものの芽騒ぐ朝の道
歳月を重ねくの字の柳芽に
ものの芽やそれぞれの春告げてをり

春光
木蓮の咲き街道にある歴史
野水仙群れて路肩の色となり
春光を纏う如来の納衣かな

町営水道事業廃止?ある意味YESしかしNO!

2021年03月05日 | 水の自治を守れ!地下水90%の自己水
来たる4月の町長選の争点が、にわかに「地下水90%の水」になりそうな雰囲気でいささか驚いています。寝耳に水とはまさにこのことです。

島本町が今、あるいは近く「大阪広域水道事業団への統合」をめざしているかというと、それはNOです。断固として、それは誤り、誤解というものです。


それでは、企業団への統合は当分の間はないか、というとそうともいえません。ある意味、政治的にはYESです。

有権者が大阪維新の会の息がかかった町長を選べば、令和4年1月に町長判断で統合にむけた「覚書」が交わされるやもしれず、そうなれば町の水道事業は廃止の道へと加速します。

企業団への統合には島本町第5次総合計画にも書かれていない(つまり現時点では統合の意思がない)のですから、企業団のスケジュールにある最短コース(令和6年度)での統合は、本来ならばあり得ないことです。

しかし!です。大阪都構想という名の大阪市廃止の住民投票を二度行い、負けると、今度は「大阪府及び大阪市における一体的な行政運営の推進に関する条例(案)」で府市の一体的な行政運営を推進するという。このような手法に政治的信頼をおくことはできません。

勝つまでジャンケンと揶揄されていますが、大阪府知事と大阪市長をクロス・ダブル選挙で牛耳るという戦法(まさにこの言葉、喧嘩政治!)も記憶に新しいところです。

つまり、島本町民が大阪維新の会に町長の座をあけわたせば「島本町の発展のため」「選挙で民意を得た首長」の「政治的判断」で「効率化」をめざし「町営水道廃止」となるかもしれない、そうではないという保証はありません。この危機感は共有しておきたい。

ところが今、あたかも山田町長が統合を進めているような誤解が町に蔓延しています。これこそ大ピンチです。こんなことで町長が変わってしまえば「水利」をめぐる動きに島本町も早晩巻き込まれてしまいかねない。

この危機感から一般質問のタイトルは「町の水道事業廃止?この誤解を解くために問います」としました 。追ってその内容を当ブログでお知らせします。


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第四保育所新園舎
少し前の画像ですが
ほぼ完成に近い状態です

令和3年度は待機児童解消の見込み
そのことはひとつも評価せず
副町長不在などと書く(真相は・・・)
イチャモン政治ビラにご注意ください

3月定例会議、前半の本会議終わる

2021年03月03日 | とだ*やすこの議会報告
今日は桃の節句、とてもよいお天気でした。朝は教育委員会会議を傍聴して、その後西京区の薬局に買い物に行く途中で大原野神社へ(素敵なお蕎麦屋さんがある)。もうすっかり春なのですね。


3月議会 日程変更のお知らせ
本会議
•3月 1日(月曜日) ※一般質問など
•3月 2日(火曜日) ※大綱質疑 
•3月 4日(木曜日) 本会議はありません


選挙前はいつにもまして質疑・討論を行わない議員が多いのですが、それにしてもあっというまの議事進行。結果、3日間の予定のところ二日間で終了しました。

今回、驚いたのは、大綱質疑を行ったのが河野議員(日本共産党)と戸田(会派人びとの新しい歩み)だけということです。議会運営委員会では各会派、質疑の順番を決めるくじを引いておられたのに。こぞって辞退でした。

わたし自身は今期最後の発言権を大切に丁寧に準備しました(傍聴された方からお褒めの言葉いただく)。くじでは登壇の順番は2番(好きな順番!と無邪気に喜んでいた)一番目と知っていたなら異なる原稿を用意していました。

それにしても、町長選への立候補を予定されている方には、党勢のためではなく住民のための政治を志し、質疑によって自らがめざす方向性を示していただきたいものです。


総務建設水道常任委員会(戸田所属)
•3月 8日(月曜日)
民生教育消防常任委員会
•3月10日(水曜日)

議会運営委員会
•3月15日(月曜日) 

本会議
•3月18日(木曜日) ※討論採択


島本町長立候補予定者による公開ネット討論会
一般社団法人 高槻青年会議所の主催です
開催日時:3月9日(火)17:45~19:00
開催方法:完全WEB 配信
視聴URL:https://www.takatsuki-jc.jp/tohronkai
※ライブ中継配信 参加費無料
※新型コロナウイルスの影響でネットのみの公開討論会

町議から町長へ立候補と噂が飛び交っている方々、実は未だ公表はされてはいないようです。さすがにこの日には町長候補者が確定しますので、要注目です。


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わが家のおひなさま

数年前、阪急水無瀬駅前
やきもの・とらやま、で