とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

傍聴、ありがとうございます

2012年07月31日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
7月議会が終わりました。第一幼稚園に長期預かり保育を導入し、就労支援型幼稚園にする条例が可決されました。総務文教委員会に付託して継続審議する動議が河野議員から出され、賛成しましたが賛成少数で否決されました。

自公民の議員が賛成、人びとの平野・戸田と共産党の高山、河野、富永議員、会派に属さない外村議員が反対しました。いうまでもなく保育所の過密状況の改善は反対するどころか評価されるものであり、就労支援型幼稚園も保育所の代わりとしてではなく子育て支援のひとつとして評価、将来的には期待できるものです。お弁当をつくりたいという保護者もあり、就労支援型幼稚園の潜在的なニーズは必ずあるとわたしは思います。

けれども、保育所の過密状態改善という目的で、緊急措置という名のもと拙速に導入し、あくまでも試行であるとして詳細を定めない一方、条例を改正して平成25年から本格的に実施するという「なかみ」の計画性のなさには失望しました。

保育士、保護者、現場の声を充分に反映させる手法も期間もとらず、説明会を夏休みの直前に開くという横暴(これらが最大の問題)。充足率などの数字と政治的要因(自公民からの要望に応えるという導入のストーリー)から、「よかれと思って」行う改善の傲慢さが招く現場の混乱、女性にも子どもにも寄り添わない施策を、心底、危惧します。

従来からのにこにこキッズとの線引きの曖昧さ、ふたつの預かり保育の合計定員70人を受入れる部屋はなく、利用料のやりとりは日々現金、お昼寝の場所も布団もなく、受入れ側の第一幼稚園の現場に混乱と不満、新たな過密をもたらすものです。たとえ保育の過密状況を改善することができても、一方の過密を他方の過密に移行するだけです。

「島本町は待機児童がありません」というプライド(おそらく町長の?)と第2保育所民営化に固執して、本質を見失いました。大小様々の住宅開発により「生産年齢人口」の転入を促し税収増を図る一方で、財政の厳しさを理由に子育て支援には財源を費やさない・・・反対する者は財源を考えているかと問う民主党議員は、島本駅開業、水無瀬川緑地公園整備(いづれも数十億単位の土地の売却が伴うものであった)に関して財源をどう考えていたのでしょう。

「失われた6年」(「平成18年就学前の子どもの教育と保育環境の整備について・基本方針」から)について町長が無策を責められるのは当然ながら、議員もまた、抜本的改革案を示せていないという点では責められて当然です。自らの課題にします。

傍聴席には、保護者の方をはじめとする住民の方、島本町議会における草の根・市民派議員の先駆者といえる南部由美子前議員の姿がありました。わたしとしては、いくつかの答弁漏れを指摘することができずに詰めが甘かったことなど、残念さが残る質疑でしたが、いついかなるときも傍聴はありがたい存在です。


画像は、高槻市立西大冠小学校の預かり保育室
机の上に用意された「きょうとれたやさい」

預かり保育の導入に関しては、目的の掲げ方、
場の設定、人員配置が重要であると学びました

島本町の第一幼稚園の就労支援型預かり保育には
そのどれもに疑義があり、戸田は反対しました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日の議会、傍聴を!

2012年07月29日 | とだ*やすこの活動日記
27日の夜、「市民と共に検討しました!島本町のし尿処理問題」(報告会)主催:ごみ問題学習会島本プロジェクトにご参加いただきまして、ありがとうございました。平成21年(2009年)に合併議論とリンクして以来、調査研究、議論を重ねてきました。長く、ときに辛い道のりに、ひとつカンマを打つことができました。よい報告書ができたと自負しています。(希望者には200円でお渡ししています) 

□議会開催のお知らせです
町の将来を担う、子育て世代、子どもたちにとっての最重要施策です
傍聴をお願いします

明日、7月30日(月)10時~ 本会議が開かれます
現在、通年議会を試行的に導入していますが(先進的取り組みです)町長から議会再開の依頼があり、休会中の議会が再開されるものです

第60号議案
・島本町立幼稚園設置条例の一部改正について
第1幼稚園で行われている「預かり保育」の拡充に向けて、改正を行うもの
平成24年10月1日、試行的に長時間の預かり保育を実施
平成25年4月1日、本格的に導入するものです

入園金 5,000円
保育料 8,000円(月額)
長時間の預かり保育料  月~金 8,000円(月額)
            月~土 10,000円(月額)

平成18年に導入された申込制の預かり保育(随時)もあり、これらは継続されるとのことです。母親に限らず、多様な働き方が選択できる、あるいは選択せざるをえない社会情勢のなか、働いていても幼稚園に子どもを通わすことができる選択肢を用意することに疑義はありません。むしろ望むところです。

が、目的と内容を別にする預かり保育が同じ部屋、同じ指導員で行われるのですから、混乱するのは明らかです。今回の提案は内容が非常に複雑で、なおかつ乱暴です。事前の意見徴収、現場の声(保育士・保護者)の声が反映されていません。これを「あくまでも試行」という言葉で逃げていますが、条例を改正し、平成25年からは本格導入するのですから、詭弁にすぎません。


第61号議案
一般会計補正予算(第2号)
230万円   預かり保育の拡充(就労支援型)に伴い、臨時職員を増員する
43万6千円  同じく、警備員を配置する


今回の預かり保育拡充は、「町立保育所の過密状況の改善に向けての緊急措置」=町立幼稚園における預かり保育の拡充「就労支援型」ということですが、対象が4歳児中心(町立幼稚園は2年保育)で、保育所の0~3歳児の過密状態を改善するものとは思えません。秋には運動会、遠足などの行事も多く、たとえ4歳児が転入するとしても秋以降になって緊急措置としての効果は疑わしいです。

なおかつ、受入れ側の第1幼稚園にとっても、新たな過密と混乱を招きかねない過酷な内容になっています。ここが最大の問題です。江川(高浜地区に隣接)の大型集合住宅はベビーラッシュで、特に来年の4歳児が多いという情報もあります。教育委員会の説明では、場合によっては園区を見直すということでした。兄弟姉妹で別々の幼稚園に入ったり、抽選になってご近所で別々の幼稚園に通うことになったりするのは絶対に避けて欲しいという切実な声が議会にも届いています。当然です。

第2幼稚園で受入れるということになれば、幼稚園バスが必要になるのは明らかで、また老朽化が進む施設の整備も課題です。ふたつの幼稚園は伝統的に保護者の活動が活発で、保育所からの転入を考える際、平日に行われる行事や保護者活動に参加することができないことで不安に感じておられる方も多いはず。受入れ側も、今までと同じ行事はできないのではないかと心配されている様子です。こういうことって、実はすご~く大事なんです。

いずれにしても第一幼稚園の保護者のみなさんにとっては、あまりにも突然のことで、しかも夏休み直前に1回、事後報告的説明会が行われただけ。情報交換の場、意見主役の場を与えないために恣意的にこのようなスケジュールにしたのかと疑いたくもなります。

しかし、とにかく議案が出された限り議員としてできる限りの調査研究が必要で、なんと今回は、たった一日で行わなければなりません。そこで27日(金)午前中は、平野議員、河野議員とともに高槻市の西大冠幼稚園を訪ねました。園長先生や市の職員からさまざまに説明を受け、大切な3つのことがわかりました。目的(理念)、場の設定、人員配置です。

そのどれもが危ういまま、幼稚園のあり方を大きく変える施策が「緊急措置」という仮面をかぶって導入されようとしています。これは緊急でもなんでもなく、大規模集合集宅やまとまった戸建て住宅の建設とともに人口が増えた島本町で、起こるべくして起こった保育の過密です。

午後は議会を通じて依頼していた第4保育所の見学。他のアポイントをキャンセルしてこちらを優先しました。子どもたちのお昼寝中で申し訳なかったですが、3時半には請求していた資料が出され、これによりヒアリング。午後5時には「し尿処理問題の報告会の会場に向かいますから、他に選択肢がありませんでした。

それにしても、です。「生産年齢人口」を増やして税収をあげるといいながら、就学前の子どもの教育と保育環境の整備については、保育所の民営化実現で経費を削減せよと、今なお基本方針に固執している自公民の要望書には驚きました。もっと驚いたのは、「こんなたいしたことない議案を委員会付託するという提案の理由がわからない」という主張に「なんちゃって就労保育」という言葉が飛び出たことです。

島本町の就学前の子どもの教育と保育環境。財政は町政の要ですが、町はお金でできていません。町は人。子どもの教育、保育環境は最重要施策です。川口町政の保育施策、失われた6年に石を投げたのは乾副町長とわたしは思ってます。そのことは評価していますが、「緊急措置」の仮面の先にある保育環境整備が第2保育所の民営化なのかどうか、すべてが不透明で、未確定(未公開?)です。みなさんの傍聴をお願いします。


画像は、西大冠幼稚園の預かり保育室
通常のクラスから移動する子らを
お帰りなさいと迎える家庭的な雰囲気です

場の設定は、とても重要と園長先生は強調されました
園児は、この部屋でクラスとは違う顔をみせるそうです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一日を資料収集に費やす

2012年07月24日 | とだ*やすこの活動日記
今日は、申請していた情報公開請求の日。そして珍しく委員会や会議の予定がなかったので(建設水道委員会が九州に視察中)、役場で集中して懸案事項の資料を収集しました。7月30日(月)に迫っている議会、就労支援型幼稚園に関する議案に対する調査も必要です。

民生・消防委員会に所属する平野議員が、所管事務調査として保育所過密状況の調査を提案しましたが、自民・公明・民主の委員の賛同を得られず(毎回のことですが)、議会として共有する現況把握ができていません。

研修の行き先やテーマを決める際にも、民主・自民・公明が神妙な面持ちで、あれこれとおかしな発言をしますが、その様子は怒りを通り越して滑稽で、最近は気の毒に思います。内情を説明すると「ブログに書いてもっとみんなに知らせるべきでは?」とアドバイスをいただきますが、そのような時間とエネルギーをもてないほど、本業の議員活動は多岐にわたっています。

地方政治を担い民主主義を実現する議会の存在がこれ以上軽くなるのを避とけるためにも、「議会のなかの懲りない面々」の姿を細かに書くのを謹んでいます。議会の常識は世間の非常識であり、善良なる市民のみなさんの理解を超えて日常的に起こっている茶番劇は、おそらくは理解してもらえない内容ばかりです。

その意味でも、多様な属性から、さまざまな市民が党利党略に縛られない立場で地方議員をめざし、この実態をリアルに知る必要があると考えています。

さて、30日の審議内容は、保育の過密状態を改善するための「緊急措置」としての就労支援型幼稚園について。急いで導入するだけで、実は緊急でもなんでもなく積年の課題です。条例を改正するのでもはや緊急措置とは言えないではないか!と行政への不信感が募ります。

保育園の過密状態については、「いつ事故が起こっても・・・」という心配や、「今いる子のことを考えると、もうこれ以上は受け入れないで欲しい」、「待機児童を出したくないという思いが優先されている」「おむつを変える余裕もないくらい混乱してる」という声が、わたしのもとにも届いています。

議場に臨む前に現場をみておかなければ!という思いが当然あります。保育・幼稚園の現場を訪ねて知っておくのは、議員にとって当たり前の仕事です。が、島本町ではこれが簡単ではありません。俗にいう「たらいまわし」がはじまります。

今回も議会事務局に日程調整をお願いしましたが(通常、担当課は事務局を通してくださいという)、民生部子ども支援課から帰ってきた答えは、議会審議のためということならば、戸田ひとりだけを案内することはできかねる、というものでした。

こうして、はじめて「議会としてどうするか」ということになるのです。事務局長が議長に判断を仰ぎ、議会として全員に声をかけるのが望ましいだろう、などと今さらに動き出しました。26日に調整、受入れ先の保育所が可能ならば27日に現地視察するという状況です。

議会は、議員が自ら現場を視察することに毎回、毎回消極的で、そのこともあって執行部の「個々人の調査は受けかねる」という発言を許してしまっています。民主・自民・公明の連名で要望書が出されたのですから、民主・自民・公明の議員は「過密状況」を自ら確かめて要望を出していると考えるのが普通ですが・・・そうではなさそうです。

幼稚園に預かり保育をプラスして就労支援型にするという重要施策の議案。戸田ひとりに保育の現場を視察させることはできないというのなら、民主・自民・公明は現場を訪ねることもなく要望書を出したということになりませんか!? (やっぱり腹立たしいな)

今回「自公民からご要望をいただいた」とことさらに強調している町長ですが、他でもない、合併議論を含めた広域行政勉強会の再開を依頼したときと、これは流れが同じ。雰囲気が同じなのです。あのときは「議員のご尽力により」と総合政策部長が議場で発言しました。今回は、町長が「自公民の議員のみなさまより要望書をいただき」と、不自然なほどの元気さで議員全員協議会の冒頭、挨拶しています。

乾副町長は就任1週間たつか経たないかで、平野議員とわたしとの面談の際に(保育の過密状態改善については)「既に指示を出しました」と答えています。6月になって、いまさら要望書もないだろうに・・・

しかし、そういった感情は脇において、子どもたちにとって、保育・幼児教育の現場にとってふさわしい施策を大局的に考えなければなりません。保護者のみなさん、夏休みですが、なんとか議会の傍聴をお願いします!


画像は、友人が女性3人で共同経営する
アトリエの壁にかかっていた素敵な刺繍
幸せの光に満ちあふれて癒されます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「就労支援型幼稚園」にするというが・・・

2012年07月20日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
「町立保育所の過密状態の改善に向けての緊急措置として、町立幼稚園における預かり保育の拡充「就労支援型」実施計画」が示されました。今週は、町立第2・4保育所と町立第1・2幼稚園で保護者説明会が開かれました。昨日、一昨日、午後7時から行われた保育所の説明会を傍聴しっました。議会改革特別委員会の部会と重なり、わたしは肝心の第1幼稚園の説明会には参加できませんでしたが、平野議員から約60人もの参加があり、さまざまな意見や質問があったときいています。傍聴は、平野議員が粘り強く交渉して認められたものです。

今回の提案は、10月から第一幼稚園を就労支援型として、保育の充実をはかり、保育所の過密状態に緊急措置的に対応するというものです。7月30日に開かれる議会、予定の7月会議でこの件を審議し、補正予算が通れば「就労支援型」に試行的に移行します。本年度中は試行期間、平成25年度より本格実施となります。民・自・公議員より「要望書」の提出があってのことなので(そういうカタチ、ストーリーにしたのでしょう)、賛成多数で可決される可能性が非常に高いです。

なぜ、保育所の過密状態をここまで放置したのでしょうか。なぜ、緊急措置として唐突に提示するのでしょう。川口町政には子育てに関する展望と覚悟がない!と思えてなりません。哲学も慈悲も感じられません。子育て世代、若年層(なんと生産人口と呼ぶ)の転入を促し、納税者人口を増やす必要がある(民主党議員にこの発言多し)というのは、市町村がめざすべき方向性として間違ってはいません。

しかし!大規模な住宅開発、プチ開発を認め、開発を歓迎しながら、保育、育児、幼児教育に関する調査研究、対策を充分に行ってこなかった責任は、たいへん重いといえます。町長の挨拶は、いついかなる挨拶でも天候、これに最近は人口3万人突破の報告が加わりました。自らの町政ビジョンが語られることがありません。

民・自・公の顔色ばかりをみている川口行政。 幹部職員もしかりです。保育所の過密状態については平野議員が厳しく議場で追及してきましたが、子ども支援課は3月議会の段階でも「国の基準を超えていない」という姿勢を貫いていました。いまさら「緊急措置」とは呆れたものです。どう考えても、本来ならば当初予算の審議でしっかり議論すべき重要施策です。それができなかったのは、その時点では乾副町長の存在がなかったから、だとわたしは思います。就任後3カ月で事態は動きました。自公民の要望書提出は執行部側からの依頼だったという憶測も可能かもしれません。

乾副町長就任後たった3か月でここまで「改革」(?)できるのなら、充分に検討し人口の動向にあった計画的な対策が打てたはずです(新しい大型集合住宅には4歳児の数が多いという声も)。保育所民営化と待機児童ゼロに固執した結果、子どもたちが犠牲になっています。議員全員協議会の冒頭では、町長が自公民の議員のみなさんから要望をいただいたと、いつになく張りきって発言。これを受けて平野議員が「議会の議論を軽視している」とピシャリ!説明会においても議会の審議を経るまで確定ではないと保護者に繰り返し、繰り返し説明(事実ですが)、まるで他人事みたいな態度です。

今回の緊急措置は、幼児教育の現場に混乱を招くが、保育園の過密状態を抜本的に解決しすることはないとみています。保護者からも、そういった意見、質問が当然ながら出ています。問題は、政策決定過程で保護者への意向調査、意見集約を行っていないことです。そして、この緊急措置が第1・第2幼稚園のあり方に大きな格差を生むことです。なにより、予測できる第1幼稚園の変化、混乱が問題です。当日、毎日保育料を現金で徴収するのも現場にとっては負担です。

「預かり保育」で4歳児のお昼寝のリズムが保てるのか、夏場のお弁当の保管はどうするのか、平日の行事には仕事で参加できず、週末の行事なら振替日の月曜は仕事を休まなければならない。夏休みの終日「預かり」で子どもが退屈しないか、など切実で具体的な質問がたくさんありました。外国人教師による幼稚園「英語教育」(過去に視察しましたが教師のレベルは高いと思います)は魅力的でしょうし「試行期間は長期休暇中の預かり保育は無料」などは保護者の気持ちが揺れるところです。

確実なことは、対象は主に4歳児なので0歳児~2歳児の保育の過密の解消にはならないということです。教育委員会にとっても、人員削減で不満がくすぶる職員の仕事をさらに複雑多様化することになり懸念材料です。充足率50%以下、施設の老朽化が進む第2幼稚園のあり方が課題ですが、自然に恵まれた環境を活かして、国産木材を活用した特徴ある幼稚園、新しい施設を創れたらどんなに素晴らしいか。財政的視点から少子化を憂いて効率を追及、子育て支援がに理念がありません。政策に女性の視点、次世代の視点が欠けているからです。議席を預かる者として、あまりにも虚しすぎます。


画像は、第2保育所のバザーで買った蜂蜜サーバー
100円でしたがドイツ製で

一昨年から苦情を受けていた雨季の「トイレの匂い」をクンクンするのが目的でした
昨年行った浄化槽の改修工事で少しは改善されたようです

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分を内側から生きたい

2012年07月17日 | とだ*やすこのまなびとひろば
今日は祇園祭の巡行、京の町衆の祭りです。コンチキチン♪に京をんなの血が騒ぎます。昨日の東京・代々木公演「さようなら原発10万人集会」には、17万人が参加(主催者発表)、猛暑の中すごい熱気だったと参加された高槻市議から聴きました。若者はデモではなくパレードと呼ぶそうですね。

今日は、近畿市民派議員の学習・交流会(第84回・高石市担当)でした。生野照子さん(大阪府教育委員会・前委員長)をはじめ、素晴らしい講師の講演を聴き、たいへん勉強になりました。お知らせは別の機会に譲ることにします。

さて、8日に開催した「まなびとひろば」から1週間、参加された方から「ためになる話だった」、「たいへん面白かった」との感想をいただきました。確かにメモをとる方が多い講演でした。毎回辛口の感想(課題)をいただく方が「間のとり方、話しぶり、聴く者を惹きつける話術は、たいしたもんやなぁ~。ありゃ、噺家になれる」と褒めておられました。

実は朝食ものどを通らないほど緊張しておられたと後に知りましたが(講演初体験)、なかなかどうして、編集者としてさまざまに情報発信されてきただけあって「伝える力」はさすがでした。普段、普通に会話していることを講演というカタチでみなさんにお伝えいただきたいとお願いして、実現しました。

実は、わたしは医院長の梅田先生の均操法の施術を定期的に受けるようにしています。元氣堂においては均操法を信頼して通っている患者なのです。梅田先生は、鍼灸整体師としての長年の経験と実績がある方です。あるとき意を決して保険診療と決別、以来、独自の施術である均操法で患者と向きあっておられるそうです。

で、そのパートナーである純子先生に今回講師をお願いするにあたって、はて、純子先生とは、いつ、どのようにして知り合ったのかな?と思い、着物がご縁だったことに気がつきました。うまく着こなせば和装(草履も含めて)は身体によいというのがわたしの持論です。

数年前、当時、純子先生は北摂を拠点に着物好きが着物を着て楽しめる気軽な催しを次々と企画されていました。40歳になったら積極的に着物を着よう!先行きを不安がってばかりいないであるものに目を向け、実家の箪笥に眠っている着物を纏い、華やかに慎ましく暮らそうと志している頃、純子さんの着物姿をブログを観て共感。

和装は日本人の身体によい(=伝統的衣装はその土地の人の身体によい)という哲学(おおげさ?)を胸に秘め、お洒落に「和」を発信しておられる純子さんと「着物ともだち」になれたら!と、町内の着物ともだちSさんとともに着物姿で催しに参加、接近したのでした。

が、その後それぞれ、お互いに怒涛のような環境の変化があり、あまり会うことはありませんでした。昨年、山崎駅前のパン屋さんのレジにあったチラシで元氣堂2店めの富田JR駅前院の開業を知り、こら、行かな~とオープニング企画に参加。昭和時代を思い出す良質な民家を活用して、素晴らしい和の空間を提供しておられ、そこで均操法の施術を受けるようになりました。

実は、今回の企画の背景には、乳幼児医療補助の拡充があります。高槻市が去る4月から6年生にまで対象を広げた影響もあり、過去からあった拡充の要望がさらに強くなっています。また、この島本町に最近引っ越してくださった子育て世代から、こんなはずじゃなかった~という声も届いています(住民による住民アンケートの自由意見など)。

ただ、助成が医療・薬への過度な依存を招くのではないかと、子どもたちの将来を危ぶみます。純子先生も、二人のお子さんを、おばあちゃんの知恵袋的民間療法で育てておられます。西洋医学を全面的に否定するのではなく、過度に依存したり、医師のいいなりになったりしないでいられるよう、自分自身が、判断の主役になることが大事だとおっしゃいます。

ここは、小学生のお子さんがおられながらパリ研修に参加される(=自分の意志で判断し、実現のための解決策をみいだす)という思考回路にもつながっていると思います。家庭でも社会でも地域でも、自分がどう思うのか、自分に引き寄せて判断すること、日本女性の多くに(実は男性も)ここが欠けていると、自分自身をふりかえっても思います。

さて、純子先生は“とんだ和っかプロジェクト”の発足に係っておられます。地域の子どもたちに商店主が「職業体験」を提供する試みです。富田の町を好きになってもらいたいと願うある商店主の熱い思いを、商店主の横のつながりでカタチにされた職業体験&地域振興イベントです。

「日々の商いに慢心することなく、地元住民と一緒に富田に暮らす楽しさ、快適さを発展させ、将来子どもたちに自信を持って手渡せる豊かなまちにしていきたい」という思いが素敵な「とんだ和っかディ」。(ちなみに島本町で行われようとしているのは、他所で成功した100円商店街のコピー&ペースト企画)

散漫な報告になりました・・・さあ、わたしも頑張ろう!胸腺マッサージで免疫力を高め、目の周りを刺激して眼球の疲れを緩和し、布団の中でノビ・・・お金も時間も、努力さえもいらない健康法でこの夏を乗り切り、丁寧かつダイナミックな活動をめざします。視野は大きく行動は足元から!


追伸:
3週間かかって掲示板に30枚貼ったポスターを徐々に剥がしましたが、既にはがしてくださっているところもあり、有難いやら恥ずかしいやら・・・この場をかりてお礼申し上げます。(はずし忘れがあれば、すみませんが・・・お願いします!)



画像は、第8回まなびとひろば
盛夏の装いで身のこなしも素敵な純子先生

次回は友人のインナーチャイルドカードリーダーを招き
少人数でカードリーディングを体験する予定

自分の心の声を聴き、周囲のせいにせず、
まず自分を主役に考えるてみる(=責任をとる)
すると、自分がしたいこと、するべきことが整理できます

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町立プールの開催日、延期の理由は?

2012年07月16日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
町立プールの開催日が延期になっていました。こんな大事な変更を、なぜ、町のホームページトップに載せないのだろう・・・

14日、「プールで事故でもあったのですか?」と住民の方からお尋ねがあり、まったく情報をもちあわせていなかったわたし(議会事務局を通じてFAXで事前説明があったにもかかわらず、トナーが切れていた、というこちら側の問題でした)は、様子をみようとすぐに訪ねてみたのですが、土曜日なのにプールで遊ぶ子どもたちの声が聴こえてきません。

張り紙で開催日延期(10日からの予定を延期)と知り、作業中の監視員の方に事情を訪ねました。今回の開催日延期は工事の延長が原因らしく、明日15日からは特に問題なくオープンできるとのことでした。ただ、自ら手にした資料から、特に問題なくという点には疑義があり、調査中です。

町立プールについては老朽化が深刻で、維持管理補修に多大な費用がかかっています。利用料の値上げが提示された際、施設の現状についての情報公開がされ、そのうえで存続の是非を含めてしっかり議論しておくべきでした(こういった議論ができていないは議員にもおおいに責任がある)。その後の調査で、必要なすべての改修工事を行うと膨大な費用がかかってしまうことが判明しています。

「一昨年行った使用料見直し議論は枝葉の問題ではないか、まず全体像を示して欲しい、そのうえで住民が判断できるようにしてほしい」という声を、戸田が開く議会報告会「ひと・まち・語らい広場」に参加された方からもいただいています。おっしゃるとおりです。そして、なにより、当面の問題は安全性。

いずれにしても、月曜日以降、来週、教育委員会にヒアリングをして事情を確認します。なお、昨年、府内の自治体のプールで死亡事故があり、杜撰な監視状況が表面化したことを受け、今年島本町は当初予算で別途費用を計上して監視強化に努めています。

島本町の町立プールは、島本町で生まれ育った人たちにとって、世代をつなぐ集いの広場です。だからこそ、「みんなで、今後どうするのかを考える」場が必要と考え、そのことを町に伝えています。が、問題は先送りにされています。もしも、改選が近いから今年はアンタッチャブルというのなら、それは間違った判断!

この問題は、しっかりと調査研究に務め、粘り強く取り組みたい、わたし自身の積年の課題のひとつです。事故が起こってからでは遅いと思いながら、今なお鋭く切り込めていません。プールを楽しみにしている子どもたちを思うと、胸が痛み、判断に迷いが生まれますが、現在の場所での町立プール存続は厳しいと考えています。


画像は、大プール
昨日今日とたいへん暑く、子どもたちはプールを楽しみにしているでしょう

1)水無瀬川緑地公園にスポーツ施設を新たに建設する
2)そもそも自治体が直営でプールを運営する時代なのか
財政状況も含めて住民参画で検討する「場」が必要です

多摩市は「図書館のあり方」を無作為抽出の住民とともに
2日間議論され、たいへん素晴らしい成果をあげておられます
5月のJIAM市町村議員研修で事例を学び、多摩市議からお話をききました
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学習会・報告会のお知らせ

2012年07月13日 | とだ*やすこの活動日記
ブログの更新が滞っています。議会・6月会議の報告、町長、教育委員会から報告のあった保育所の過密状態解消のための対応、住民アンケートの結果報告会の参加お礼とご報告、「まなびとひろばへ」の参加のお礼などなど、書きたいこと、書かなければいけないことがたくさんあります。が、目の前に課題が山積しています。

一年でもっとも苦手な季節(芽吹きの頃と祇園祭)に突入したこと、指の第一関節が痛み曲る「へバーデン結節」を患い、思うように日常作業がはかどらないなか、ブログの更新が後回しになり辛いです。ただ、自らの活動はいつになく充実、前向きに取り組めています。

過日、インナーチャイルドカードのトレーナーをしている友人を木津川市まで訪ね、カードリーディングを受け、今の状態と自分自身の思考を整理してきました。状況はなにひとつ変わらず混沌としているけれど、自分の心の中の「ワクワク」することに忠実であることで、前向きになれるのですから「潜在意識」のもつ力は侮れません。

住民とともに進めてきた「島本町のし尿処理問題」の調査研究の報告書の作成(最終の編集作業)、「まなびとひろば」講演会の会議録のまとめ(公共交通について)、大山崎町との連携を考える夢と希望のプロジェクトなど、自分自身の課題に前向きに取り組み、企画を練っています。

保育所過密・幼稚園の預かり保育の問題が、し尿につづく島本町の当面の重要課題になり、より現場に近い感覚で大局的に向きあいたいと思います。JR島本駅西地区の開発問題も、いよいよ本格的に動き出す時期になっています。いずれも、理念、哲学、手法におおいに疑義があります。議席を私物化することなく、広く情報開示に努めたいと思います。


お知らせエトセトラ

□報告会
市民と共に検討しました!島本町のし尿処理問題
7月27日(金曜日)午後6時~8時
ふれあいセンター1階 健康教育指導室
参加費200円〔資料代:報告書〕
発表:戸田・平野・外村
※学識経験者アドバイザー&住民アドバイザー
主催:ごみ問題学習会島本プロジェクト

高槻市へのし尿処理委託を望む島本町の働きかけは、一部の議員の「尽力」(=思惑?)によって合併問題とリンクしてしまいました。過去のボタンのかけ違いを引きずったまま、打開策を見出すことなく、高槻市からし尿処理受託困難という回答を得ました。

町内で新たな施設(中間処理施設:し尿処理施設という位置づけではない)を建設するという方針を打ち出し、現在、候補地を選定中という段階です。第2中学校前の採石場跡(国有地)が有力な候補地となっています。

当プロジェクトでは、考えられるいくつかの案をもとに調査研究、議論を重ねてきました。総合的に考えて、大山崎町にある乙訓環境衛生組合への委託を最も優れた(=両町住民にとって望ましい)選択であるとしました。現在、当日に間に合うよう作成している詳細報告書をもとに、3人の議員が発表し、アドバイザーの助言を得てみなさんとともに議論したいと思います。


□学習会
住民の視点での土地区画整理事業とは何か
8月4日(土) 午後1時半~3時半
ふれあいセンター3階 第4学習室 参加費無料
講師:中山徹さん((奈良女子大学大学院・人間文化研究科教授) 

JR島本駅西側は、3月に開かれたまちづくり協議会の総会で、組合施行の土地区画整理事業で開発することが決まりました。平成27年4月の西大和学園開校希望に合わせ、無理のあるスケジュールで進められようとしています。島本町の財政負担について、議会にも示されないまま準備組合が設立されるなど、通常では考えられない手法で進められようとしています。

都市計画を専門とされる中山徹先生をお招きして、市民の側からこの問題にどのように取り組めばよいのか、しっかり学んでおきたいと思います。ご参加をお待ちしています。


パブリックコメント募集
島本町地域水道事業について
締切7月17日(火)

広報しまもと(6月15日号)に掲載されたパブリックコメントの締切が近づいています。実は、わたしはまだ目を通せていません。だからこそ、みなさんの目、たくさんの市民の目で、町が示す地域水道のビジョン(コンサルタント会社が作成します)を読んでいただきたいと思っています。島本町の誇る地下水の上水道に関連して、住んでいる者しかわからない意見、要望をビジョンに反映させましょう。

島本町地域水道ビジョン(素案)


画像は奈良女子大の記念館
過日、平野議員と中山徹先生を訪ねました
校内は緑あふれ、鹿がのどかにお散歩していました
いつ訪ねても奈良は素敵です


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

保育所過密状態に緊急措置

2012年07月05日 | とだ*やすこの活動日記

急なお知らせで恐縮です。本日の予定です。

□議員全員協議会
午前10時~11時 役場庁舎3階委員会室

町内二つの町立幼稚園は、定員に対する子どもの数が極端に少なくなっています(第二幼稚園:42%、第一幼稚園は上昇傾向にあり、確認していませんが記憶では約70%)一方で、ふたつの町立保育所。ひとつの私立保育所は深刻な過密状態(第2保育所は約150%)です。待機児童ゼロ実現に、現場の保育環境が犠牲になっているといっても過言ではありません。

保育の現場(保育者・保護者)から現状を危ぶむ声は切実です。町は、町立幼稚園を活用して、保育所の4・5歳児の子どもを受入れ、過密化を改善する緊急措置をとるとしています(10月から実施予定)。詳細は、明日開かれる議員全員協議会で説明を受けます。傍聴可能です
 
□議会改革特別委員会 
全協終了後 午前11時10分~12時 役場庁舎3階委員会室 

議会報告会実施要綱案について
今までの議論をもとに、回数、手法、報告内容などについて定めます

ご都合よろしければ、傍聴をお願いします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする