改憲勢力、実質3分の2議席

参議院選挙、18日間にわたる選挙戦の結果がでました。大阪選挙区では、定数4議席の全てを自民・公明・維新2議席という改憲勢力が占め、もっとも恐れていたことが現実となり、たいへん残念な結果となりました。

わたしは、自民党憲法草案への危機感から、野党共闘を応援し、民進党のおだち源幸さんを積極的に応援しました。ご支援をいただいた方にお礼申し上げるとともに、ご期待に添えない結果となったことをお詫びします。※
インターネット上でのお礼については許されています。

島本町の開票結果

わが島本町では、おだち源幸さん、わたなべ結さんの得票数が拮抗して、4位、5位となっています。投票率も62.13％となっています。当然ながら、これで日本の民主主義が終わるわけではありません。

むしろ、これから、とわたしは信じています。市民ひとりひとりが政治との距離を縮めて、一歩、一歩、周囲の人との対話を通じて自分の考えを築きあげていけると信じています。

これこそがグローバル社会に生きる時代、日本人に求められること。必要な情報を取捨選択して、悩んだり、迷ったりしながら自分で考え、自分で伝えることができる日本人になれるときが、ようやく訪れたのではないかと、わたしは考えます。

わたしは、そのために自分が今、ここで、できることを考えます。50代、わたしたちの世代が政治と極端に距離をおいてきたことを、今さら言い訳しても、悔やんでも、責めても、なにもはじまりません。

40代、30代、20代、そして10代のみなさんに、大人として、議員として、託せることを考えながら、精一杯、活動します。すなわち、これまでとやることは同じです。政治は暮らしそのもの、政治は市民の手の中にあります。


画像は、水無瀬駅前の七夕飾り
クリスマスは、本来キリスト教徒のもの
多くの日本人には、むしろ七夕祭りが沁みるはず
里山の笹を売れば子育て世代はきっと買います

参議院選挙で野党共闘を応援

議会が終わってから、と先延ばしにしていることが集中する時期です、テーマは、地域創生加速化交付金、町有地の条件付き売却、地域密着の高齢者施設、JR山崎駅バリアフリー。以上は大山崎町への情報公開請求やヒアリングなどです。

島本町緑地公園の整備と運営、たつがしら公園の植栽、交通量調査と西谷踏切、JR島本駅西まちづくり、ＹＹワールド安全対策、水無瀬駒のフライヤー、介護保険改正、国民健康保険料、通学路安全ボランティア、JR島本駅西土地区整理事業、私立保育園・高浜学園（待機児童と幼保小連携）、保育士雇用、上方伝統芸能（落語）など町政への課題と思いは盛りだくさんです。

そして、今日、参議院選挙最終日になりました。Facebookのメッセージを使っての選挙運動が解禁、今日まではインターネット上への書き込みが許されます。（印字配布は×　メールも×　明日は×）。

わたしは、自民党改憲草案に相当の危機感をもっていますので、今回の選挙では、野党共闘、市民連合を応援する立場で、政策に共感できる民進党のおだち源幸候補を支持、応援しています。

共産党のわたなべ結さんとともに野党候補２名は素晴らしい候補者です。けれども、どちらもが当落線上にあり、厳しい状況が報道されています。すなわち、おだちさん、わたなべさんという素晴らしい候補者が最後の１議席を争うこととなります。一票しかもたない票の重みをこれほど痛感したことはありません。

有権者５０%が棄権する状況で自公政権の独走がうまれています。棄権せず、おだち源幸さん、わたなべ結さんに投票してくださるようお願いします。お二人のうち、一歩リードしていると見極めた候補者に敢えて投票することが、残る４議席目を獲得することなります。

選挙とは、かくも厳しいもの。戦略的な判断が必要です。この大阪で、おおさか維新の2議席を許してはいけない、安倍政権、改憲勢力３分の２議席を許してはいけない選挙です。

比例区は、なぜ３分の２議席獲得を目標にしているのか、ここを考えて支持する政党・候補者を決めてください。なぜ過半数ではないのか。それは改憲を実現するため、改憲発議の条件となる３分の２だから。アベノミクスの失敗、成功は本来の争点ではありません。

以下、脳科学者・茂木健一郎さんのFBから引用させていただきます。「自民党にはすぐれた側面があり、優秀な人材もたくさんいる。一方、今報道されている自民党の憲法改正案は「トンデモ」だろう。要するに是々非々なのであって、『やっぱり、自民党しかない』という思考停止は、何ももたらさないと思う。しかし、そのような人が日本にはどうも多い。」

政権の安定を求める方に、ぜひ読んでいただきたいのが、『やっぱり自民党に投票しようと思っているあなたに知ってほしい７つのこと』（SEARD　POST）。

自民党改憲草案はこちらです。