とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

令和7年度予算(骨格)への大綱質疑を行います

2025年02月27日 | とだ*やすこの議会報告
2月定例会議、初日の今日、通告していたすべての議員が一般質問を終えました。不思議とテーマが重ならないことに毎回、感心してしまいます。

一 般 質 問(通告順)
福嶋議員
1.突然発生する自然災害に備えるために初動訓練の強化を
2.保育待機児童対策強化と幼稚園に満三歳からの受入れを
3.福祉ふれあいバス運行と地域公共交通

大久保議員
1.島本町の災害廃棄物仮置場について
2.島本町の災害時における防災力の強化について

戸田
1.終末期に希望する医療と看取り
~人生会議の意義と普及啓発~
2.公益通報者保護制度のさらなる体制整備を
3.事業系一般ごみの排出抑制と魚あらの再利用促進


中嶋議員
「東大寺公園にドッグランを!」

山口議員
島本町新体育館等整備基本計画について

中田議員
1.下水道の老朽化対策について
2.職員の時間外勤務について

永山議員
1.医療的ケア児を支える体制を ~18歳の壁を越える~
2.不登校児童や生徒に対する支援 ~助成制度の創設を~
3.島本町の職員の職場におけるハラスメント防止要綱について

伊集院議員
1.第11次交通安全基本計画について No.2
2.骨髄バンクドナー支援助成金制度の創設を! No.2
3.各種性暴力に対して問うてきたその後の対策

課題の設定、テーマの選択、調査研究、ヒアリング、質問の構成に何日も何日も費やします。ここにエネルギーを費やしてこそ議員であることの意味があるととだ*やすこは考えます。

そういう意味で、選挙をまじかに控えた議会で与えられた発言の機会を無駄にすることなく一般質問を行った議員に敬意を表します(議長:清水議員)。次は令和7年度各会計予算(骨格)に対する大綱質疑(明日の予定)。

とだ*やすこの行う大綱質疑
1) 令和7年度の骨格予算編成の基本方針を問う
2)情報システムに係る業務委託の適正化を
3)コンパクトシティは都市のダイエット・体質改善です
4)高槻市・島本町共同消防指令センターによる広域行政
5)水道水の安全安心と安定した供給のために
6)山崎ポンプ場雨水ポンプ増設と桜井地区の下水道敷設


今回はかねてからの課題意識よりテーマを選択しました。特に情報システム関連の予算計上は恒常的、なおかつ額の規模が大きく、その内容が極めて不透明です。

基礎自治体でできることは限られていますが行財政改革に欠かせない重要課題。島本町の自治体規模でデジタル推進課を置いていることは評価されてよいと思います。

会派:人びとの新しい歩み(永山議員・中田議員)を代表して中田議員、会派に所属しない議員としてとだ*やすこが質疑を行います。今回、大綱質疑を行うのは政党に所属しない議員、すなわち市民派議員のみです。


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議会の傍聴
ウエルカム
山崎張り子

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公益通報者保護制度のさらなる体制整備を

2025年02月26日 | とだ*やすこの一般質問
明日から2月の議会がはじまります。令和7年度の当初予算(骨格予算)が主な議案です。島本町は4月に町長・町議選を控えています。事実上、これが今任期最後の議会になります(通年議会制なので必要に応じて臨時会議はいつでも開けます)。

とだ*やすこは、初日の一般質問に登壇します(おそらくお昼前。もしくは午後一番)。選挙を前にして、自らの課題意識で行える最後の一般質問の機会です。


だれがどのようなテーマで質問するか、あるいはしないのか。これは選挙における投票行動の重要要素です。とだ*やすこは、選挙期間中の活動(政策の訴え)を大事にしてきましたが、それは常に「議会発言」に基づくものでなければなりません。
*耳障りのよいスローガンなら誰でも叫べます。「差別をなくそう」「安心して暮らせる社会へ」「子どもたちに笑顔を」


今回の一般質問は、課題意識がありながら理解不足で(魂がないと説得力がないから)質問できていなかった「公益通報制度」と「環境:ごみの削減」「福祉:終末期医療」をテーマにします。


公益通報者保護制度のさらなる体制整備を

公益通報は通報者が保護されることを前提に成り立つものです。公益通報者は保護され、その尊厳と社会的地位が守られなければなりません。

地方公共団体が本来とるべき措置が、今、厳しく問われており、本町もその例外ではありません。*兵庫県知事選でのニュース報道などで注目されています。


本町における通報受付窓口は、現状、どのようになっているか。通報受付窓口について職員にどのように周知されているか。まず内部通報に適切に対応するために必要な体制整備について、現状を問います。

宝塚市は首長個人の資質だけではなく役所内部に違法や不正行為を許さない、させない風土を確立する必要がある、そしてそれを支える制度保障をもって市民に信頼される市政をめざしていくとして「公正な職務執行の確保に関する条例」を制定されています。

① 職員の定義
宝塚市のように公益通報の日の前1年以内の職員も対象にする必要がある、ととだ*やすこは考えます。責任をとって辞職するという「逃げ道」をつくらないためです。

② 法令遵守推進委員会のメンバー構成
主に町組織の幹部職員からなる島本町の現状は、真の意味での独立性が確保されていないと考え、改善を求めます。宝塚市の公正職務審査会は市長より委嘱された弁護士が3名(大阪弁護士会、兵庫県弁護士が推薦する者と市長が選出する者)で構成されています。

③ 事前相談窓口と基礎調査
宝塚市は、規則により、事前相談窓口を外部・内部に設け、外部相談員が通報対象事実に係る基礎的な調査を行うこととし、調査結果報告書を市の公正職務審査会に提出しなければならない、とされています。

第3者的な調査による判断なくして中立性を保てるのか、通報者を守れるのかということです。相談の内容が通報対象事実に係るか否かの判断も含めて第3者的な基礎調査が行えるよう、予算措置をして島本町もここを目指すべきと考えます。

誹謗中傷のような内容は公益通報には値しません。それでもなお通報者は守られ、そのことにより公益通報制度とはなにかを住民自身が理解して身につけてていくことが大事と考えます。

職員、住民(住民も公益通報ができます!)が必要な時にその存在を適切に理解し、安心して活用できる公益通報制度は、住民の町政に対する信頼につながります。

近畿市民派交流・学習会で宝塚市の事例を学び、とだ*やすこ、渾身の一般質問。持ち時間20分、時間切れとならないよう頑張ります。 
 


その他の一般質問 
▪終末期に希望する医療と看取り ~人生会議の意義と普及啓発~
▪事業系一般ごみの排出抑制と魚あらの再利用促進         


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少し寒さが緩みました。
桃の節句も近く、もう春です。

空気が乾燥しています。
「守りたい 未来があるから 火の用心」
*令和7年春季全国火災予防運動 統一標語
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さぁ、議会の景色を変えていこう!

2025年02月04日 | こんにちは!とだ*やすこです
紅の濃さ蕾にみせて梅ふふむ  靖子


会派「人びとの新しい歩み」のこと
会派「人びとの新しい歩み」(永山・中田・戸田)は政党に属さない女性議員のグループです。とだが知る限りでも30年を超える歴史があります。

住民自治をめざすうえで、「ひとりひとりの議員が、自らの信念に基づいて、議会という『議論のひろば』で発言することができることが重要」という考えから、賛否に対する会派拘束は設けていません。

議会運営上、議案に賛成か反対かを「可能な限り」会派でまとめることを否定するものではありませんが、政策範囲は人びとの暮らしの数だけ広く多種多様、理念を同じくしても意見が異なる案件というものは必ず存在します。

女性議員が多い島本町議会で
西日本ではじめて男女同数を実現した地方議会として長く注目されてきましたが、性差は会派の拘束に埋もれがちです。「わたしはこう思うのだけれど会派(概ね政党)が、、、」という声を幾度も耳にしてきました。

会派内での議論、調整が「水面下」で行われると、決定に至る議論のプロセスが住民にはみえなくなってしまいます。

この「わかりにくさ」が議会のダイナミズムを削ぎ、住民に「議員は何をしているのか、まったく見えない」と指摘される一因になっていると思われます。

政策決定に至るプロセスの透明化
首長も議員も有権者からひとりひとり直接選ばれる地方議会に与党野党はなく、また地域全てが一つの選挙区で特定の地区を代表しているわけでもありません。国政と異なるところです。

議会は、権限が集中している町長・町長執行部に対するチェック機能を「議会」として担っています。これは二元代表制と呼ばれています。

個々の議員が自らの信念、当選した背景、選挙で掲げた政策に基づいて議場で発言し、自らの政治的判断を示してこそ議会力が向上、住民からの信頼が得られるととだ*やすこは考えます。


人はみな歴史の駅伝ランナー
とだ*やすこは、この度、会派「人びとの新しい歩み」を離れることにしました。「人びとの新しい歩み」の未来は中田議員、永山議員に託し、会派には所属しない立場で活動します。

これにより個々の議員のパフォーマンスがさらに向上し、それが「議会力の向上」につながると考えました。どうぞ引き続き、町政・町議会に関心をお寄せください。



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梅ふふむ
丸く小さな蕾がほんの少しほころぶ
晩冬、浅春の季語です



 
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