撮りさるく

有名かとこっちゃ無名のとこっちゃ 写真ば撮ってさるくざい

長崎大学 文教 本部、図書館、中部講堂

2014-09-12 22:16:51 | 長崎
8月15日(金)長崎県の高校生憧れの長崎大学を散策


正門。門扉はない。


長崎大学はじげもんからは 長大(ちょうだい) と呼ばれ、9学部1研究所と九州では九州大に次ぐ研究組織を擁する1949年に設立された総合大学である。

起源は1907年創立の長崎高等商業と1923年創立の長崎医科大とされており、1949年設立当時は5学部1研究所であった。
その後、歴史と伝統、優秀な研究実績に加え、政治力を駆使してこんにちの発展を遂げたそうな(勤務する知人の弁)



文教キャンパス案内図。敷地面積 187,125㎡、筆者が卒業した高校の2個分。
高校生の時分、「長大は日本で2番目に狭い大学」という噂が校内で実しやかに流れていたが、そこまではない。しかし九州の国立大学本部キャンパスの中では一番狭い。
総合大学にしては窮屈感は否めないであろう。

ちなみに長崎大の総校地面積は668,964㎡(2014年5月1日時点 長大公式HP)
全部ひっくるめても九州内なら大分大の旦野原、本州なら大阪教育大の柏原や岡山大の津島、山口大の吉田といった単一キャンパスとほぼ同じ広さ。大村へ移転すべきだったような気がする。

というのは、もともと敷地の狭隘対策として県下大村市に統合移転の話があったが旧制高商の伝統を誇る経済学部が地元財界も巻き込み強行に反対、移転がなくなった経緯がある。長大生相手の地元商店街はほっとしたであろう。

長崎大学はここ文教町の本部に 教育、工、薬、水産、環境科、多文化社会の6学部がありおよそ6,000人が学ぶ。
医学部、歯学部(医歯付属病院と同居)、経済学部はそれぞれ個別にキャンパスを構えており、計4箇所にキャンパスが分散するかたちになっている。
ウィキ○ディアを見たらキャンパスは3箇所というような表記があったがウソである。



文教キャンパスは旧三菱兵器製作所の跡地に太平洋戦争後、作られた。
さて中に入ってみよう。


正門ロータリーの池


池の横から正門を望む。


本部棟。


付属図書館。本部棟の横に位置する。


中部講堂。大洋漁業(現 マルハニチロ)のオーナー社長より寄贈された建物である。


保健医療推進センター。大学の医務室。本部棟の裏にひっそりと佇む。

次号、学部等を見て回る。

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