十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

自己の国づくり

2009年09月23日 | 共生

 日本国の政権交代が成って、鳩山内閣の支持率は70%、期待も大きいがばら撒き施策ばかりのマニフェストではその達成を危惧する向きも多い。


 「頼りない身に頼りができて、できた頼りが頼りない」


 大体、政治で問題になっていることは何でも金さえあれば片付くことばかり、ところが800兆円もの借金が自民党の失政で積み上がってしまっていて、重たい足かせがはまってしまっている。これが問題。


 借金玉が弾けたらどうなるか、恐ろしいことになると思う。近い将来東海地震、東南海地震、南海地震が必ず起こるというが、こういうものがきっかけでパチンとはじける恐れが十分ある。改革と言ってもちょっこらそっとでいくようなことではないと思われる。


 借金だらけの親方日の丸はアテにできないのである。で、アテにできないものをアテにせずに生きることが大切だ。ところがどこを向いても国にどうかしてくれという話ばかりである。悲しいかな、愚図る人ばかりでこの国は愚図り合いの広場になってしまっている。


 そこで提案。


 やはりここは仏教の教えるところに耳を傾けなければならない。我等仏教徒の目標は成仏することであるが、仏となる条件として自らの国を持ち、それが浄土であるということである。どの仏も皆、仏国土という浄土を持つ。


 ところが、我々凡夫も皆、浄土とは言えずとも国土を持っているのである。我々が生命体験することによってあらゆるものは存在する。日月星辰森羅万象は自己生命と共にあるが、その有様は自己生命の働きによる。目を塞いでみると、暗がりの世界が展開する、耳を塞いでみれば音無しの世界が展開する。この世界の中には日本も地球も宇宙も入っているのである。自己がなければ日本も地球も存在しない、自己にとっては・・・。周りに存在するものは自己生命にくっついて離れないのである。


 生命の働きより展開する自己世界を国土とし浄土とする。仏教徒ならそうであるべきだが、そうでない人も浄土はともかく国土を持っていることを自覚してもらいたいのである。国持ちともなればその国をよくしたいという気持ちが沸いてくるだろうし、国土建設の中で生き甲斐も生まれてくることと思う。


 私は従来、自己世界という概念で考えてきたが、国土とした方がより働きの方向が具体的になり、それ国名つければその意図がより明確になると思われるからである。


 で、私の国は本日、彼岸の日に ”転法輪国”と命名し発足することとした。
 有縁の方々に建国を促す意で ”転法輪国”とした。


 建国された方は、建国日、国名、国主(ハンドルでOK)をこのエントリにコメントいただくか、メッセージをいただければ幸いです。一覧にして紹介したいと思う。 

コメント
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