今日、京阪電鉄門真市駅付近を自転車で通行中、婦人警官に呼び止められた。自転車の登録番号を確認させてくれという。別にやましい事もないので「どうぞ」と見てもらったら、どうやら探している自転車のような雰囲気、お名前は?証明するようなものを持っているか、どうして手に入れたのたのですか?いつですか?とか次々を質問がある。知っていることは、即答したがどうも向こうのデータを食い違うようである。
そうこうしているうちに年配の警察官がやってきて、近くの交番へ来てそこで話を聞かせてくれということになって交番に赴いた。
その自転車は実は盗難車で実際の所有者から盗難届の出されているものであるということが判明した。
当該自転車の入手の経緯はこうである。3年前マンションの階下の吉田と住人が引越しするに当たり不要となる自転車を家内に同じ階段の誰か使いたい人があれば貰ってもらいたいと、家内もうちでは今必要ないけれど誰か必要な人が出れば使ってもらえばいいと預かった。鍵は見えにくいところにぶら下げておいたというのである。
今年に入って乗っていた自転車が古くなってあちこちサビが出、前かごは曲がり、タイヤは丸坊主に近くなってきたのでその自転車のことを思い出し、状態が良ければスペアに貰っておこうと家内にいうと「まだあるからいいよ」というので貰って実家に置いていた。外装5段変速、自動点灯のヘッドライトとリアライトでママチャリとしてはなかなかの高級の自転車である。変速ギアとチェーンは錆びていたが油を差して動かすとサビは綺麗にとれた。
ところが8月21日にその古い自転車を盗まれたのでその自転車に乗り出しのである。
吉田さんからちゃんと貰ったものだし、まさか盗品をくれた
ものだしわけでもないし懸命に説明に努めたが、話のつじつまが合わないというのである。「奥さんを呼んでください」ということになって30分してから家内がやってきて2人で取り調べを受けた。
警察がいうのは所有者は吉田ではない。貰ったという3年前のには自転車はまだ登録されていないというのである。妻は貰ったものに違いない。階段の人達にも皆声かけをしたし階段の人に聞いて欲しいというのである。
しかし、いくら抵抗しても駄目である、いつの登録と警察は言わなかった間違いのない証拠として登録票が貼ってある。
結局、私と家内の話に記憶違いがあったが大筋として食い違いがなかったので貰ったつもりでいたことは理解してくれた。
一体どういうことなのか、貰ったと自転車と盗品の自転車が似たようなものでどうも自転車が入れ替わってしまったとしか考えられないのです。盗んだ自転車を置き場に止めて代わりに別の自転車を持って行ったとしか考えられない。
盗みでないことは理解したが、知らなかったとはいえ盗品を所有していたのは横領になるというのである。私はお咎め無しであったが家内は横領の容疑者にされてしまった。
まず、供述書に家内がそれを認め、私が身元を引き受ける旨の供述書に記名、押印(拇印)をさせられた。
妻はまだ手続きがあるということで門真警察署へ連れて行かれて、顔写真を4枚、指紋を採られて警察のデータベースに入れられてしまった。
所有者へは警察から自転車が見つかったことと状況説明を理解し自転車が帰ればよいということで了解したようである。。
自転車はその場で押収。行き先へも歩き、帰りも歩き。
2時間ほど時間を取られてしまった。