スウェーデン王立科学アカデミーは7日、2014年のノーベル物理学賞を、実用的な青色発光ダイオード(LED)を開発した赤崎勇名城大教授(85)と天野浩名古屋大教授(54)、中村修二米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)に授与すると発表した。これで日本人のノーベル賞受賞者は22人となる。ダイオードに関しては1973年の江崎玲於奈博士の江崎ダイオード41年ぶりの受賞となる。
赤色は1962年、黄色は1972年に作られたが、青色ダイオードが難航、1989年にやっと赤崎、天野によって完成を見たものとなった。
日本にとって、2012年の山中伸弥教授以来2年ぶりだが、まずは目出度いことである。
ところで、光の三原色で思い出したが、阿弥陀経の極楽の描写に「青色青光 黄色黄光 赤色赤光 白色白光」というのがある。阿弥陀経の作者は光の三原色を知っていたんだね。
光の三原色は青、緑、赤 で緑を 黄としたのは間違いでした。訂正します。
照明用の白色は三色の合成ではなく青色ダイオードの応用で単色で発光するようにできているようです。懐中電灯なんかで確認できますね。