「生かされて生かして生きる生命(いのち)かな」
何を信じて生きるのか。
頼りにすべきはたった一つ、自分自身の「生命力」です。
生き物は皆生かされて生きているのですが、その力はどこから来るのか、日月星辰森羅万象、つまり宇宙全体からその力はやってきています。逆にやってきた力と同じだけの力を放出しています。
物理的にいうならエネルギー保存則、運動量保存の法則です。そして、重力と電磁力はその影響範囲は無限大なのです。
その生命力を何に使うのか、それを考えることができるのは人間だけです。
自分のためだけに使うなら誠にくだらないことです。この世に糞を製造するために生まれてきたことになってしまいます。
大きな力で生かされているに気づくなら「安らぎ」が得られるでしょう。その力を自覚的に出していくなら「生き甲斐」が得られるでしょう。受け入れたものを全部放出する、留まるものがない、引っ掛かりを持たない、これが「自由」です。
本来そんな力、生命力を生きているのです。