旅行中、お米にコクゾウムシ
(小さいゾウムシだが、やはり鼻が長くて面白い)が
繁殖していた。彼らを取り除くのが最近の日課でもある。
ゾウムシ自体は、ストレーナー(柄付きの金網ふるい)で
ポトポト落ちるのだが
まだ中に虫が入っているお米があるので
それは目で探して1粒ずつつまみ取るという地道な作業。
虫も水分が無ければ生きれないので、
7月の閉め切った部屋の中で
湿氣が増えて劣化をはじめたお米に
「それでは、我々が分解を請け負いましょう」って
こくぞう虫が訪れたのだ。
桐の米びつとはいえ、台所の下の棚の中は
きっと生ぬるい空気が淀んでいたろうから
棚の扉を開け放し、米びつの下にスノコを敷いたり
中に炭などを入れておけばよかったかもしれない。
大昔なら高床式倉庫。
近代ならば、土壁に漆喰塗りの蔵で
ひやり乾燥した場所に米を保存していただろう。
できればモミ付きのままで、食べる直前に脱穀、精米がいい。
まあ、僕だけなら中に虫の入ったお米も
そのまま炊いて、動物性蛋白質補給でよいかと
(味が美味しければ)受け入れるけれど。
庭に放たれた、たくさんのゾウ虫は
蟻たちに襲われるのではないかと想像したが、
蟻はぞう虫は無視して
一緒に放られたお米のカスをせっせと運んでいた。
さすが日本の蟻だ。
先日、ラッキーアイテムを導き出し
僕は蛙(特に、シュレーゲルアオガエル)
奥さんは サルスベリ
息子は ツキノワグマ 亜麻
ご一緒した友達は マッスル(ムール貝)。
それで僕は、パソコンの背景を蛙の写真にして
友達はさっそくその晩にムール貝を召し上がったそうです。
ちなみに、紙に書いて貼っておくだけでもよい。
そのようにカエルが天使のような僕ですが
縁側の庭にはたまにヒキガエルが来る。
雑草を抜かずにハサミで整えているので
虫の居場所が残りバッタが豊富。
カエルはお腹ぱんぱんで重そうだけど、
障害物も軽々しくぴょんと跳び越えて
我が道を進んでいる。
山や田んぼに囲まれていれば
BGMはいつでも生カエルのクワクワクワで、
雨が降ればグレムリンのように湧いて
「蛙は(車で)轢くもの」と言ってのける地域もある。
いつかそういう所に住むのもいいなと思う。
| Trackback ( 0 )
|