ふろしき王子のブログ◎
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葛のつるを採ろうと河原へ繰り出ましたが、葉っぱがまだ緑色のが多く、
つるを曲げると白い液が出てくる(葉の光合成によるでんぷんが、
まだ液体のブドウ糖で茎に送られている状態)ので、もうちょっと
待つことにしました。それだけまだ暖かいということです。



ここは、先日の大型台風による濁流により生まれた、河原の砂浜。
道が無く、ここまで来るには藪を越える大冒険となるため、
他に来ている人はいませんでした。

ただ、激流が様々なものを運んできているので、足元には注意が必要です。
今日は、刃が上を向いた包丁が半分埋まっていました。



帰りは、もっと平易な道を発見しました。
先頭の子は昨日、自分で髪を切り、前髪がだいぶ短くなっています。

冒険に必要なのは、勇氣というよりは、慎重に安全なルートを判断することと思います。
ゆうきだけで対応できるほど、自然は甘くありませんし、
現代人の身体は甘っちょろくなっています。

経験による直観から、絶対に大丈夫と確信できてこそ、大胆な選択や行動にも踏み切れる。
そのためにも、日ごろから小冒険を積み重ねておくとよいでしょう。

[追伸]

・近所の梨(なし)園の中に、鶏が放し飼いされているのを発見しました。
 今度、中に人がいましたら、声をかけて、鶏井戸端会議をしたい所です。
 にわとり大大すきなので。

・この時季、亀は本来冬眠に入るので、室内で飼っている場合も、
 水温がある程度温かくないと餌を食べない。ヒーターを入れる手もあるのだが、
 晴れていれば2階は日中かなり暖かくなるので、そこに置いて、
 水がぬるくなったら餌を入れると、食べる。ただし、まだお腹に餌が残っている状態で
 水温が低下すると消化不良につながるので、餌は早いうちに与えて、その後も
 しばらくぬくい水に浸っていられる必要がある。

 ヒトや哺乳類や鳥類など恒温動物は体温が一定だからよいのだが、カメやカエルは
 周りの温度が体温になるため、低温では腸内細菌の働きが鈍って消化不良になる。
 そんな変温動物は大変そうにも思えるが、環境との一体感、宇宙とひとつに生きる
 感覚はまた至福の境地かもしれない。
 ヒトもそのようになったほうが、もっと環境を大事にするようになって、
 よいのかもしれない。一日はまずみんなで日なたぼっこからはじまり、
 曇りや雨の日は、おしくら饅頭や温泉で体をあたためます。

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昨日は浅草で、英語の通訳つきのふろしき講座がありました。

せっかくだからと、ホワイトボードには本日のメニューを
かなの崩し字で縦書きしました。
字を書くときは、息を止めることなく、吐くことを意識しながら
呼吸がそのまま字に成ることが喜びです。

ポーランド人のご夫婦に、
ポーリッシュという、頭の羽がふさふさで顔が隠れてる
ニワトリの品種がある、と絵を描いて説明しましたが
ご存知ないようでした。

そのように、僕の講座やコミュニケーションは、
テーマと関係のない話を混ぜこぜる傾向があります。

だけどすぐに話の本流に戻せるのは、
B型の技術なのかも。
ところどころに、
閑話休題、さて、ところで、という接続詞が
みえかくれしている。

風呂敷もまた、様々なものをひっくるめて、
ひとつの包みとして和する技なので、共通点がありそうです。

外国人と触れても感じるのは、
基本的なヒトとして、みんな同じということ。

言葉や文化は違えども、犬猫ことりよりははるかに近いわけです。

風呂敷むすびも、同じところで手こずったり嬉しがったりします。

絵も
ふろしきも、
言葉のいらない世界。

だけど言葉によって
より心身が豊かになるような、

そんな言葉をつかえるようにしていきたいです。

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