今日はちと早起きし、7時に家を出て
千葉県の船橋へ向かっています。
公民館での風呂敷講座。
今回は参加者全員が、実習用のふろしき大小をお持ちということなので、
僕は着物とハカマだけ包んできました。
昨日は似顔絵講座で松戸、今日は船橋と、千葉がつづいています。
船橋には、いみじくも残された、東京湾の干潟がある。
西隣の浦安市は、江戸川の三角洲から先を埋め立ててあり、
その中にミッキーラットさんの国もあるのですが、
東の船橋市は急に海岸線が引っ込んで、広い干潟となっています。
僕は小学生時代、ここで潮干狩りした思い出がかすかにあります。
海というものは、
波が酸素を生み、
砂に微生物が棲み、
多種のミネラルが電子を呼び、
渦の回転があり、
たくさんの生きものたちの食物連鎖があって、
本来大きな浄化力を持っています。
それでも現在は、日本にも世界にも、泳げないような海が
あまたあるのは、海の浄化力を超えて、
川から、大氣から、雨から、排水から、地下水から、
人から…
不安定に汚染された物質が流れ込んだり溜まっていることを意味する。
今は、海に癒されに行く時代ではなく、
母なる海のために何ができるかを見つめ直す必要があるでしょう。
(しばらくして)
2時間ほど電車に揺られ、船橋が近づき、日も射してきました。
今日もいちにち、精いっぱい、マイペースに
歩をすすめて参ります。
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