昨夜のかえり道は、荷物が多かった。
リアルな対峙から、より実用的な
結び方や発見も出やすいものだ。
風呂敷は、頭のなかでこねくり回さなくても
実際にむすんで、現実の結果を確認できる。
いつものふろしきリュックに加えて、
・砥石
・味噌
・塩
・調味料
・水
・着替え
・金べら
・ふろしき
・他
重たいものを手で持つとき、持ち手は2つあったほうが
負荷が分散される。
さらに、中身が動かず、持ち手も重みで引っ張られない方が楽なので、
このたびはトートバッグの結び方にしました。
4つの角をそれぞれ大きめにひとつ結びしてから、
その先同士を2組、真むすびするという
見た目にもわかりやすいバッグです。
形が固定されすぎるのが、通常のカバンのもどきを
目指しているようで性に合わず、普段はあまり使っていなかった。
口がひらいたままのため、自宅で
うさぎの飼い葉を入れておくのに便利だった。
しかし今晩、このバッグのよさを再発見しました。
開閉などの自在性は減るけれど、
重い荷物でも持ち手がずれずに安定する。
現在制作中の新しい本から外していましたが、
やはり載せることにします。
スイカのように重たいものは、「すいか包み」と呼ばれる
持ち手が1つの結び方よりも、このトートバッグのほうが持ちやすいです。
中でスイカが動きまわらぬよう、4つのひとつ結びを
大きめにするのがおすすめです。
ただし、ひとつ結びによって布がとられるので
大きめの風呂敷をつかうか、
サイズが足りなければ、ひとつ結びの代わりにシュシュで
締めるなどのアレンジをすれば大丈夫です。
とにかく、持ちやすくさえあれば、
重くたって、姿勢と呼吸によって
からだは健全に鍛えられ適応し、
より便利な身体へと変化します。
身のこなしが軽くなれば、心の重くなるような事案でさえ
ひょいと解決できたり、前向きな認識に改めやすくなると
思っています。
風呂敷は、その現実の意味を変えてしまう。
すてきなほうの、意味へと。
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