沓 トウ・くつ 水部
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/c2/bd7fba7967a8096ed25c9517ffd3c1e7.jpg)
解字 「水(みず)+曰(いう)」の会意。水は流れる水の意。曰エツは言うの意。水の流れるようにすらすら言うこと[大修館漢語新辞典]。現代字は、曰エツ⇒日に変化した。日本では鞜トウ(かわぐつ)に当て、沓を、くつの意で使う。
意味 (1)すらすらと言う。流暢にしゃべる。「沓沓トウトウ」(得意になってしゃべるさま) (2)あふれる。水があふれる。 (3)あう(合う)。まじりあう。かさなる。多い。「雑沓ザットウ=雑踏」(ひとごみ) (4)[国]くつ(沓)。「沓石くついし」(柱をささえる土台石)
イメージ
「すらすら言う」(沓・誻)
「同音代替」(踏・鞜)
音の変化 トウ:沓・誻・踏・鞜
すらすら言う
誻 トウ 言部
解字 「言(いう)+沓(すらすら言う)」の会意形声。沓(すらすら言う)にさらに言をつけ、沓を強調した字。また、ののしる意ともなる。
意味 (1)おしゃべり。多言。「誻誻トウトウ」(多言のさま) (2)そしる。ののしる。
同音代替
踏 トウ・ふむ・ふまえる 足部
解字 「足(あし)+沓(トウ)」の形声。トウは蹈トウ(ふむ)に通じ、足でふむこと。
意味 (1)ふむ(踏む)。あるく。ふみおこなう。「踏青トウセイ」(春に若草を踏んで郊外を散歩する)「踏破トウハ」(歩きとおす)「踏歌トウカ」(足踏みして調子をとって歌う)「舞踏ブトウ」(ダンス) (2)ふまえる(踏まえる)。ある事実や考え方を根拠とする。「踏襲トウシュウ」(前人のあとを受けつぐ)
鞜 トウ・くつ 革部
解字 「革(かわ)+沓(=踏。ふむ)」の会意形声。踏む足につける革のくつ。
意味 くつ(鞜)。かわぐつ。
<紫色は常用漢字>
バックナンバーの検索方法
※一般の検索サイト(グーグル・ヤフーなど)で、「漢字の音符」と入れてから、調べたい漢字1字を入力して検索すると、その漢字の音符ページが上位で表示されます。
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解字 「水(みず)+曰(いう)」の会意。水は流れる水の意。曰エツは言うの意。水の流れるようにすらすら言うこと[大修館漢語新辞典]。現代字は、曰エツ⇒日に変化した。日本では鞜トウ(かわぐつ)に当て、沓を、くつの意で使う。
意味 (1)すらすらと言う。流暢にしゃべる。「沓沓トウトウ」(得意になってしゃべるさま) (2)あふれる。水があふれる。 (3)あう(合う)。まじりあう。かさなる。多い。「雑沓ザットウ=雑踏」(ひとごみ) (4)[国]くつ(沓)。「沓石くついし」(柱をささえる土台石)
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「すらすら言う」(沓・誻)
「同音代替」(踏・鞜)
音の変化 トウ:沓・誻・踏・鞜
すらすら言う
誻 トウ 言部
解字 「言(いう)+沓(すらすら言う)」の会意形声。沓(すらすら言う)にさらに言をつけ、沓を強調した字。また、ののしる意ともなる。
意味 (1)おしゃべり。多言。「誻誻トウトウ」(多言のさま) (2)そしる。ののしる。
同音代替
踏 トウ・ふむ・ふまえる 足部
解字 「足(あし)+沓(トウ)」の形声。トウは蹈トウ(ふむ)に通じ、足でふむこと。
意味 (1)ふむ(踏む)。あるく。ふみおこなう。「踏青トウセイ」(春に若草を踏んで郊外を散歩する)「踏破トウハ」(歩きとおす)「踏歌トウカ」(足踏みして調子をとって歌う)「舞踏ブトウ」(ダンス) (2)ふまえる(踏まえる)。ある事実や考え方を根拠とする。「踏襲トウシュウ」(前人のあとを受けつぐ)
鞜 トウ・くつ 革部
解字 「革(かわ)+沓(=踏。ふむ)」の会意形声。踏む足につける革のくつ。
意味 くつ(鞜)。かわぐつ。
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