土木のしごと - (有)礒部組現場情報

地域のためにはたらき、ふつうの暮らしを支える人たち。(有)礒部組とその仲間たちのたのしくゆかいな面々。日々是土木。

奈半利川河川災害復旧工事の進捗状況

2015年12月05日 | 施工完了(2015年度)

 

 

奈半利川河川災害復旧工事

大型ブロック全延長150メートルのうち

50~100メートル分の下から3段目までが完了しました。

上流の50メートル(100~150)は4段目目まで終わってます。

 

 

今日、真ん中の50メートル(50~100)の4段目を据え付けると

来週からは下流の50メートル(0~50)に取り掛かります。

床掘り

 ↓

ブロック基礎

 ↓

ブロック据え付け

という、今までと同じ流れで進みます。

平鍋ダムの放流が12月12日から始まるので

影響がある部分はそれまでに完了させる予定です。


それにしても・・・

こんな広くて長い現場は

当社の工事では珍しいですね。

 

(みやうち)

 

 

 

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萱株(かやかぶ)

2015年12月04日 | 施工完了(2015年度)

 

 

二タ又復旧治山工事

間伐材を使った丸太柵を施工中です。

なんにもなかった盛土面が

これでぐっと引き締まってきました。

もちろん見た目だけではなく、

斜面を安定させるための工法です。

 

 

丸太と丸太のあいだに挟んでいる草は萱(かや)です。

茅とも書きますね。

斜面を早く安定させるために

旺盛な繁殖力を持つカヤの株をあいだに入れるのが

森林土木で一般的な丸太柵のやり方です。


あと一日で丸太柵は完了。

次はその下に

二次製品の水路を据え付けます。


(みやうち)

 

 

 

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ウィンターストームのあと

2015年12月03日 | 施工完了(2015年度)

 

昨夜は時ならぬ嵐

ウィンターストームでした。

今朝現場へ行くと、

 

 

 

けっこう水かさが増えておりましたが

メゲズに作業を進めた結果

 

 

本日も粛々と進んでおります。

 

以上、奈半利川河川災害復旧工事(和田2)現場からでした。

 

(みやうち)

 

 

 

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木を使う

2015年12月02日 | 施工完了(2015年度)

 

本日の二タ又復旧治山工事。

 

 

右には現場から発生した巨石を積み上げ

左には高知県森林組合連合会から買ってきた間伐材を仮置き。

鋼製自在枠による護岸工が完了したあとは

いよいよ現場の仕上げに入っていきます。

今回の現場は

一般的に土木の代名詞ともいえるコンクリートをほとんど使っておりません。

でも、森林土木ではそれほど珍しいことではありませんネ。

 

さて次に使う材料は・・・

 

 

斜面にへばりついたミニバックホウが行っているのは

丸太柵をつくる地盤の段切り。

 

次に使うのは、

森林土木では重要な位置を占める資材

「木」

築土構木の

「木」

なのであります。

 

(みやうち)

 

 

 

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土木はたのし

2015年11月25日 | 施工完了(2015年度)

 

 

北川村和田の奈半利川河川災害復旧工事。

大型ブロック施工区間、全150メートルを

3つに分けて施工します。

水位の影響を受ける部分を少しでも早くやっつけておきたい

という考えから採用した方法です。

そのうち、上流側の50メートルは

ブロックを3段(1段の高さは1メートル)据え付けた状態でいったん休止。

現在、真ん中の50メートルを床掘り中です。

同時に

掘った土(というか玉石混じりの砂利ですね)で、工事用道路もつくっていってます。

順番を上流側からで計画したのは

護岸工の床掘りと工事用道路の設置を

同時にしようという考えからです。


こんなふうに

現場の条件に応じて色いろさまざまに方法を考えて工事をするのが「土木のしごと」。


たのしいですよ (^_-)


(みやうち)



 

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鋼製自在枠で「ちょっとした工夫」

2015年11月24日 | 施工完了(2015年度)

 

二タ又復旧治山工事、

連休前の状態。

 

 

今日から、

写真の空っぽの部分に

石を詰めています。

 

 

鋼製自在枠が傷つかないよう

板を枠にくくりつけて

防護してます。

こういう細かい配慮が

全体の仕上がりの良し悪しに

活きてくるとぼくは思います。

 

そういえば、2週間ほど前あった中間検査で

「石の詰め方がとてもていねいで綺麗です」

とお褒めの言葉をいただきました。


「ちょっとした工夫」

身びいきで恐縮ですが

「いいね!」

なのであります。


(みやうち)



 

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上がらぬ雨はない

2015年11月20日 | 施工完了(2015年度)

 

 

長谷災害関連緊急治山工事

工事の始まりに長雨で

まったく手がつけられず

泣かされたんですが

最終盤のここへ来て

またまた雨つづき。

いささかめげそうになります。

 

でもね、

上がらぬ雨はないし

明けない夜もないんです。

がんばっていきましょう。

 

(みやうち)

 

 

 

 

 

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レッドブーツ ~ 弘進ゴムのZACTAS

2015年11月17日 | 施工完了(2015年度)

 

今日は小雨そぼ降るなかの安全パトロール。

最終目的地、長谷災害関連緊急治山工事現場へ行くと、

ひときわ目立つ真っ赤な足元が。

シンくんです。

 

 

 

「そんなんどこに売りゆうが?」

と聞くと、

ニヤリとして

「ネットですよネット」

と短く答えてくれました。

 

弘進ゴムのZACTAS、

「いいなあ~」と思いつつ

さすがにレッドブーツは・・・・

自分の姿を想像して

思わず笑ってしまったぼくでした。

 

(みやうち)

 

 

[ザクタス] ZACTAS ZACTAS耐油衛生長Z-01 65117 レッド

弘進ゴム

 

 

 

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ラストスパート

2015年11月14日 | 施工完了(2015年度)

 

 

奈半利町で施工している

長谷災害関連緊急治山工事の工程表です。

真ん中が来週行う作業

タスクがびっしりと書き込まれています。

工期まで残すところあと約ひと月となり、

今まで片押しで順番に構造物をつくっていましたが

来週からは2パーティーが並行作業する計画にしました。

今朝、いつものように朝メシ前に現場担当のタカちゃんがつくった

この報告資料をながめていたんですが、

ふと、工種配置図に目がとまりました。

 

 

おお!

 

毎日社内SNSにアップされる現場報告で

進み具合は逐一わかってるんですが

こうやって見てみると

本当にもうすぐなんだという感じがします。

さあ、

ラストスパートです。

 

(みやうち)

 

 

 

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やり直し

2015年11月13日 | 施工完了(2015年度)

 

 

北川村和田で施工している

奈半利川河川災害復旧工事。

川の水位の影響を受ける

基礎と下2段分は

大型ブロック護岸の施工範囲150メートルを

50メートルずつ3分割して施工する計画です。

まずは最初の50メートル

上流から施工していきます。

玉石混じりの土を掘って

底までたどりついたんですが

切取った面がどうも安定しません。

そこで、

もう少し勾配をゆるくして切り直しすることにしました。

 

 

少々手間取りましたが

これで安心。

次は

雨で侵食されて崩れることがないよう

ブルーシートで養生。

そのあと

ブロック基礎の型枠組み立て

初生コンと作業がつづきます。

 

(みやうち)

 

 

 

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毎月末は空撮の日

2015年11月03日 | 施工完了(2015年度)

 

 

当社の毎月末は

空撮の日。

ということで、きのうに続きもうひと現場、

長谷災害関連緊急治山工事です。

工期も残すところ

あと2ヶ月を切り、

ラストを余裕を持ってゴールすべく

来週からは

少し増員をして並行作業をすることにしました。

工期は12月21日。

作業完了の目標は

12月初旬です。

 

(みやうち)

 

 

 

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濁水防止フェンス

2015年10月31日 | 施工完了(2015年度)

 

絶賛瀬替え中。

こちらは吊り橋から上流

奈半利川河川災害復旧工事のほうです。

下流

国道493号道路改築工事のほうでは

 

 

最下流の渕に

オイルフェンスをはって

濁りをいったん沈殿させ

できるだけ下流域への濁水の影響を

少なくさせようとしています。

 

効果?

もちろん完璧は無理ですが

けっこういい感じですよ。


それにしても・・・

隣り合った現場を

同じ会社で施工してると

色んな意味で仕事がうまく行きますネ。


スタートは上々

この調子で行きましょう。

 

(みやうち)

 

 

 

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現場の制約条件を克服する過程から生みだされるもの

2015年10月30日 | 施工完了(2015年度)

 

 

二タ又復旧治山工事、

鋼製自在枠による護岸工が

順調に進んでいます。

順調すぎるぐらい

順調です。

さて

現場に集約されていた大きな石。

設計で指定された石積みもあって

使い途はあるのですが

それにしても量が多すぎます。

これって

考えようによっては邪魔なもの、

つまり現場の「制約条件」になるんですが、

ぼくには宝の山に見えます。

なぜって、ぼくの持論は、


現場の創意工夫は、あらたまって考えるものではなく、現場の制約条件を克服(=問題を解決)する過程から自然と生みだされていくもの


ですから。

さあ、どうやって料理するか。

とても楽しみなんですが、

さしあたっては自分の意見を押しつけるのは控えて、

現場担当のボンズ9号くんの考えを聞いてみることとしましょう。

 

でも、いくらいいアイデアがあっても

それを形にする技能や技術がなければ

アイデアはいつまでたってもイメージのままであり

どこまでいっても空理空論のままです。


最後は結局

「実行する人」ですね。

 

(みやうち)

 

 

 

 

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測量3日目

2015年10月24日 | 施工完了(2015年度)

 

 

北川村和田の奈半利川河川災害復旧工事、

測量3日目です。

手元をやっているシントくんに

「今日の現場情報に出演させるからね」

と告げると、

「ありがとうございます!久しぶりです!!」

と言って、とてもうれしそうにしていました。

 

豆粒より小さくてゴメンな \(^o^)/

 

(みやうち)



 

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裏込め栗石

2015年10月16日 | 施工完了(2015年度)

 

 

↑↑ インスタグラム ーisobegumi 

 

 

 

本提と垂直壁をつなぐ側壁。

背面には裏込め材を入れます。

裏からの排水を抜けやすくする役目と、

これは意外と知られてないんですが、

後ろから受ける土圧を減らす機能があります。

昔から石垣の裏にはさらに小ぶりの石を詰めるのが石積みの基本ですネ。

その小ぶりの石のことを栗石と呼びます。

この現場では、大きな石を小割りしてつくった割栗石というやつを使っています。

これを基礎とか裏込め材に使う方法は、古来よりずっと受け継がれてきたものですが、

最近ではコンクリートの再生砕石が主に用いられるようになって、栗石を使うことはほとんどありません。

ところが、森林土木の世界では、今でも基礎栗石や裏込め栗石がスタンダードな工法です。

ぼく個人的には、栗石を使うほうが理にかなっていると思ってるんですが、

材料の安定供給とかリサイクルとか色んなことを考えると、

やっぱり再生砕石に軍配が上がってしまうんでしょうかネ。

 

(みやうち)

 

 

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