道路をつくってます。
発泡スチロールのような物体は
はい
まちがいなく発泡スチロールです。
まごうことなき発泡スチロールです。
どこからどう見ても発泡スチロールです。
この工法
発泡スチロール土木工法(EPS工法)の説明書を見ると
「大型の発泡スチロールブロックを盛土材料として積み重ねていく」
と書いてるんですけど
土の代わりに発泡スチロールを使うということはつまり、
土は使わないということで
だったら「盛土」っていう表現はおかしいんじゃないか
なんて思ったりするのはさておいて
発泡スチロールで道路ができるんですから
たいしたもんです。
といっても
この工法、わりと歴史と実績がありまして
1985年にノルウェーから日本に導入され1万件以上の施工実績があるらしいので
道路屋ならば知らないほうがおかしいぐらいの工法なんです。
わたしが知識として知ったのはさあ
30年近く前だったでしょうか。
たしか工法紹介の本で見たのが最初だったような記憶があります。
ですが
残念なことに
これまで当社では本格的に施工したことがありませんでした。
で、このたびようやく体験してる
と、こういうわけであります。
これに限らず
何年やってても
はじめて体験する工法というやつにめぐり合うことがしょっちゅうありますから
「土木のしごと」
ってやつはおもしろいんですけどね。
(みやうち)
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